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「Life」を求めて

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2005.12.23
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カテゴリ:哲学について
「カラオケ行こうぜ~。」

ってノリで、「読書会やろうぜ~」って言える友人達がいる。

読書会ってのは、友人とカラオケ行ったり、映画を見たり、ビリヤードをしたりすることとまったく同じ感覚でできるもので、一つの「遊び」として自分の中には位置付けられている気がする。

歌を媒介に、映画を媒介に、ビリヤードを媒介に、そして、読書を媒介に、より一層友人達と親睦を深める。

歌も、映画も、ビリヤードも、読書も、1人で楽しめるものだ。でも、誰かとそれを共有することはもっと楽しい。そして、その共有された楽しさを、今度は1人でそれをやる時のテンションにも持ちこめる。

より自分の読書を楽しむための読書会。

そもそも「本」というのは特定の1人に書かれたものではない。不特定多数の人々に向けて書かれ、売られている。
読書を趣味とするなら、その楽しみ方の一つとして、
「友人と読んだ本の感想を述べ合う」
ということが上げられるかもしれない。
あるいは、
「その本の感想文や、批評文を書いてみる」
ということが上げられるかもしれない。

この二つのことを総合して、読書をより楽しむ為の方法、それが読書会。

では、具体的に自分がやったことのある読書形式のパターンを上げてみようか。

パターンA『いわゆる読書』 難易度☆
・独り本を読む(文学作品や、小説、マンガ等)

パターンB『実践的読書』 難易度☆☆
・「論文を書くため、弓の上達のため、仕事の上達のため」のように実践の場でそれを活かす為の読書

パターンC『研究会形式読書会』 難易度☆☆☆
・読書範囲の指定
・指定された範囲の事前の予習
・発表者の指名
・要約の作成(参加者全員)
・感想、問題点の提出(参加者全員)


パターンD『合宿形式読書会』 難易度☆☆☆☆☆
・一冊全部を読んでいるということが合宿参加条件
・担当範囲の割り当て
・担当範囲の要約の作成
・担当範囲の感想、問題点の提出

パターンE『遊戯的読書会』 難易度☆
・予習、レジュメ作成、発表者一切不用
・参加者が順番に1センテンスずつ読み上げ、それに対して解釈、感想、問題点を議論する。
・比較的静かな場所と、本が一冊、友人が1人いれば出来る。美味しいコーヒーと甘いお菓子があれば尚良し。


本日ススメているのは無論、パターンEですな。

どんな友人と、どんな本を、どのように読んでいくのか、それは、大きな意味で「人付き合い」そのものであるといっても過言では無いでしょう。

あと最近、1人で読書をしていて、とても美しい文章とか、気になるフレーズに出合うと、なんだか1人でその本を読んでいるのがもったいない気分になってくるのです。

新しい、楽しい読書の一つのスタイルとして、
あるいは、友人との遊びの一つのスタイルとして、
いかがでしょうか?





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Last updated  2005.12.24 00:46:29
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