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カテゴリ:弓道について
`09 2/7(土)【28射7中 2.5割】
AMは稽古。 師匠に胴造りを指導される。 本多の胴造りはへそを地に向け背板を腰に着ける胴造りである。 流祖曰く「定めたる足踏に於ける両足の中央に下腹が落ちつくようにいたします。そのようにして臍の穴が両足の真中を睨むという具合にすれば良いのであります。袴の腰板が、背中へひたりと付く様にすれば、独りでに胸出でて左右の肩も落ちて参ります」(弓術講義録) 自分は学生時代に『弓道読本』(唐沢光太郎 読売新聞社)に傾倒していた時期があって、それに従った胴造りを今まで実践していた。へそが上を向くいわゆる「へそ天」の胴造り。ケツ筋を締めて足の付け根を固定することで縦線の伸びを得るという胴造り。 臍が上を向いた方が良いのか、下を向いた方が良いのかは色々と意見が分かれるらしいが、師匠の言うことなので、無論臍を地に向けるしかない。 しかし胴の作り方次第で両肩の位置、引き収まりの位置、狙い、力の使い方まで変わってくるから驚きである。 弓を推す感触が掴めず的中悪し。 ○××○×××××○×○××××○○×○ ×○×○×○ 28射7中 2.5割 PMは師匠にお願いして?師の弓具屋、北浦和にある千葉弓具に同行訪問。 師匠には前々から「本多流なら四ツ?を使え」と言われ続けてようやく注文することに。 手形を取ってもらってイージーオーダーのタイプにて製作依頼。 予算8万円。。。不況の昨今かなり厳しい出費だけれど、どうしても欲しい! フルオーダーだと20万以上とのこと。 納期約3ヶ月。 千葉さんは親の代からの?師らしく、ずっと竹林派の?を作っていたらしい。だから武射系の人は良く千葉弓具に?を依頼するそうな。 完成が非常に楽しみである。 `09 2/8(日)【40射19中 4.8割】 AM 床屋と洗車 PM弓道 40射 ・手の内 昨日に引き続き胴造りと本多の手の内を研究。 本多の手の内の特徴 ・ 中指と拇指の輪にて弓を推す。 ・ 拇指の綿所にて弓を推し、中指は手前方向ではなく、的方向に向けて捻る。 ・ 薬指・小指は添える程度で締めず。 かなり複雑な指の使い方をするが、これができると鋭い弓返り・矢速・冴えた弦音が得られるらしい。 和弓は引き絞った状態から離れると上鉾に比べて下鉾の復元力の方が強い。中指を中心とした中推しに於いて、薬指・小指を遊ばせておくことで弓の下矛の暴れに対応でき、離れで弓が真っ直ぐに立つことになる。 「弓を取るには唯中指一本で事は弁ずる」(弓道講義録)と流祖は言ったそうな。 最初は中指だけを意識してしまい、掌根が弓から逃げ手しまった。掌根で弓を支えられないと非常に手首に負担が掛かってくる。 弓手上腕を外旋させることで、弓が照る形になるが、掌根が弓にぴたりと付くようになる、逆に人差し指を上に跳ねることで弓は伏せ気味に修正される。これで弓の抵抗力はラクに受けることができる。 前半20射は試行錯誤 後半20射にて若干コツを掴みかける。 ×○×○×○×××○×○××○○××○○ ×○○○○○××○××○×○×××○○○ 次回は本多流の門下生である吉田能安(正法流)の手の内もちょっと試してみようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.10 00:31:22
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