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「Life」を求めて

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2010.01.23
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テーマ:弓道(485)
カテゴリ:弓道について
子供が二人となると極端に矢数が減るけれど、妻の理解と協力を得ながら何とか定期的な矢数を繋げております。

今年の弓はとにかく限られた稽古時間・矢数の中でいかに的中率を上げていくのかと言うことがテーマとなりそうですな。
そんなわけで写真のようなゴム弓を開発。
家に巻藁を置けない方必見目
『カケを着けて引けるゴム弓!』
カケが使えるゴム弓.jpg
家庭でカケの拇指が起き上がる感触が得られ、離れの上達にはもってこい。
ただ、
致命的な欠点として、
弓手にミミズ腫れが出来ます。
押手カケを着けてやってるが、それでもかなり痛い。。。
また、構造上弦を捻る感じは得られません。。。

まだまだ改良の余地あり。
手に弦が当たらなくする良い方法を模索中。
多分弓の軸の形状を変える必要があるなあ。

【1/14 6射3中5割 ◎3 △1】
本多流稽古
指導に来ていただいた師範代に弓手の下筋押しを指導頂く。
ポイントは、
・弓構えで小指を弓に絡ませて小指根を弓に当てること。
・拇指と中指を重ねて輪を作り、手の内を小さくすること。
・大三にて肩根を支点に小指根から弓を受け止めること。→すると肘の皿が上を向き、弓力が脇腹に通じてくる。

本多流では、上押しの稽古→下押しの稽古を経て、最終的に中押しの弓手を段階的に指導を行う。
その師範代は、彼の師匠から弓を始めて15年目にようやく上押し→下押しの段階に進むことを許可頂いたらしい。。。
君も9年目ならばそろそろ下押しの段階に移行する時期だよと言われました。

【1/16 12射4中3.3割 ◎1 △3】
本多流の新年初射会。
於明治神宮第二道場。

09年印加授与者のお披露目 一手:×○
一手祝射:×◎
競射 団体戦
四矢立射:××△○
四矢立射:○△△×

先日指導頂いた下筋推しをやっていたが、どうも最後までピントが合わせられなかった。。。
団体でも足を引っ張る結果に。
先日指導頂いた師範代には、今までの上筋から下筋に移行して安定するには数万の矢数が必要だと言われました。
胴や射の運行に関しては良しを頂き、今後の課題として「下筋推しと、妻手拇指を的に向けることの徹底」とのお言葉を頂く。
大会終了後、数名のメンバーにて軽く飲み。

【1/23 60射40中6.7割 ◎6 △3】
夜7時、子供達を風呂に入れる仕事を終え、妻に子供をお願いして、
すぐに着物に着替えて道場に。
道場では一人だった為、10射毎に矢取りに行き2時間で60射(+巻藁10射)が出来た。
10射皆中.jpg(写真は10射皆中)

弓を始めて今年で9年目だが、今日は自分の射に新しい発見があった。
離れが新たな段階に進んだなと実感した。

と大袈裟に言って見たものの内容は基本的なことだ。

要は、矢筋に推して、矢筋に引いて、矢筋に離れるということだけ。
ただ、今まで致命的に矢筋に離れることが出来ていなかったんだなと実感。
自分のクセとして、妻手をパッと開いて離すことが良くある。それが左右矢筋を乱して失中に繋がる一番の要因であった。
矢筋への推し引きはそんなに難しいことではない。難しいのは矢筋に拇指を抜くということだ。
大三で妻手拇指を的に向け、引き分けるに従い拇指が弦に引かれて起こされてくる。
ついには自然に弦から拇指が抜ける。
矢尻が的を向き、矢筋に推し引きできているのであれば矢は必ず中る。

「カケの拇指が抜ける感じ」だとか「カケの拇指が弦に引かれて起こされる感じ」というのは、これまでも何度も指導してもらったなかで、常に聞いていたことだし、弓術書を見ても良く見る言葉だ。
今日は矢筋のラインを身体を持って認識できた。
弓を引き絞る中で、徐々にそのラインが狭まっていき、そのラインからはみ出さないように身体を開き、そのライン内側で推し引きをし、矢を育てることが、今日は出来た。

今更ながらにこの身体をもって理解することが出来たのは何故なのだろうな。

自分の中で何かに納得が出来るタイミングというのは、自分が恣意的に決定するものではないんだよな。

他者を理解するタイミング。
過去を捉え直すタイミング。
日々積み重なる様々な出来事や出会いの中で、自己と解け合い、自分の一部として消化できることは限られている。
また、それを自覚できることもさらに限られている。

限られた矢筋のラインの内で、どう身を処するのか。
限られた時間をどう過ごすか。

課題だわな。





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Last updated  2010.01.24 00:20:09
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