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「Life」を求めて

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2019.08.17
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カテゴリ:哲学について
幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。
成熟した愛は「愛するから愛される」という原則にしたがう。
未成熟の愛は「あなたが必要だから、あなたを愛する」と言い、
成熟した愛は「あなたを愛しているから、あなたが必要だ」と言う。
愛の能動的な性格を、わかりやすい言い方で表現すれば、愛は何よりも与えることであり、もらうことではない、ということができよう。
この人に与えたくないなと思ったときは、愛がない証拠。
欲しい、もらうためにはまず与えなければいけない。
何を?
自分の慶び、興味、理解、知識、ユーモア、悲しみなど。自分の中に息づいているもののあらゆる表現を与えるのだ。
与えることによって必ず他人のなかに何かが生まれ、その生まれたものは自分にはね返ってくる。
本当の意味で与えれば、必ず何かを受けとることになるのだ
与えるという行為のなかで、何かが生まれ、与えた者も与えられた者もたがいのために生まれた生命に感謝するのだ。
与えること=共有すること
分け合う。
もらうところからは始まらない。与えることから始まる。
精神的にケチになってはいけない。自分さえよければよいというのはナルシシズム。自己愛。
ナルシシズム傾向のつよい人は、自分の内に存在するものだけを現実として経験する。
外界の現象はそれ自体では意味をもたず、自分にとって有益か危険かという観点からのみ経験されるのだ。
自分のやりたいこと、都合のいいことばかり求めてしまう。
自己愛が暴走すると利己主義になる。
成熟すること。
精神的に大人になる。現代の問題は幼児的な精神のまま大人になる人が多いこと。
快・不快だけで判断するのは幼児的。
快不快は持続しない。
自分を大切にしない人は努力もしない。客観的に自分を見ない。
理性がないと成熟できない。
愛の4要素
1配慮
相手の気持ちを想像し行動する
2尊重
自分自身と同じように大切であると認める
3責任
我慢して関係を継続する
4理解
相手と共に自分自身を知る
資本主義社会で愛は商品化され、本当の愛は失われた。その特徴は、
・大人数で円滑に協力し合う人間
・飽くことなく消費したがる人間
・好みが標準化されていて、他からの影響を受けやすく、その行動を予測しやすい人間である。
・また、自分は自由で独立していると信じ、いかなる権威・主義・良心にも服従せず
・それでいて命令には進んで従い、期待に添うように行動し、摩擦を起こすことなく社会という機械に自分を進んではめ込むような人間である。
今日の人間の幸福は「楽しい」ということだ。楽しいとはなんでも「手に入れ」消費することだ
愛をめぐる状況も、現代人のそうした社会的傾向に呼応している。
ロボットは愛することができない。
ロボットは「商品化」された人格を交換し、公平な売買を望む
資本主義社会は何でも商品にする。
愛も売買できるものとして扱われる。
生死も。
売買できないものは価値がない。
売買できるということや交換できるということ。
尺度がそれしかない。
人を見るときに我々は心だけを見るのではない。
仕事・収入・損得を見る。
愛をコントロールできると思っている人が多い。
愛なんていらないと言っている人も多い。
おひとりさまは資本主義社会にとって都合がよい。
テレビや洗濯機などの家電も、一家庭一つではなく、一人一つの方が都合がよい。儲かる。
一人ひとりが増えた方が物が売れる。
かつては生きていくためには集団に属していなければいけなかった。村社会は攻撃され、核家族もバラバラになった。
愛がなくても一人で生きていける方が偉いような風潮となっている。
一人一人が自分のためだけに生きていると社会は崩壊する。
愛の技術を習得するための前提条件
1規律
2集中
3忍耐
愛にも練習は必要。技術が必要。テニスと違いスクールはない。
愛がほしいのであれば、愛する技術を習得しなければいけない。
信じること
信念を持つこと。
愛に対して言えば、重要なのは自分自身の愛に対する信念である。つまり、自分の愛は信頼に値するものであり、他人の中に愛を生むことができると「信じる」ことである
自分に嘘がないことが信念。
成熟しないと信念は持てない。
愛は一人ではできない。信念は否定されるかもしれない。
信じるとは勇気を持つことである。
愛と傷つくことは表裏一体
与えるということは、行動すること。自分が誰かにではなく、世界に与えるのだ。
世界から帰ってくる





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Last updated  2019.10.04 13:26:23
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