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テーマ:TVで観た映画(3916)
カテゴリ:洋画
両親と家を謎の火災でなくした姉弟と赤ちゃんの
世にも不幸せな物語・・・。 お姉さん役(エミリー・ブラウニング)の顔が GARNET CROWのヴォーカル:中村由利に似てた(笑) なかなか可愛い。 WOWOWで吹替えが放送されるのを待ってました。 やはりジム・キャリー(オラフ伯爵)は山寺宏一さんによる吹替え。 初めの印象では、違う声優さん?って感じもしましたが、 もしかしたら役柄年齢を意識したのかも。 次々と災難に見舞われるストーリーが特徴らしいけど、 意外と普通に「冒険ファンタジー」として楽しめた。 謎解きめいた展開で、暗号や多彩な伏線もある。 CGを駆使したビジュアルが単純に楽しめるけど、 ストーリーもなかなか面白い。 姉弟妹が各々の特技を活かして困難を切り抜けていく。 また今作におけるジム・キャリーの演技は、 ファンタジーの悪役にしては抑えめで好感を持てた。 そ・れ・で・も、・・・あの存在感。 とりあえず今回もジム・キャリーの一人舞台?(笑) 翻弄される主人公達は意外と普通の子供・・・。 お約束のはずの「姉弟間でのコミカルな諍い」も無ければ、 それを乗り越えて姉弟の絆を深めるといったことも当然無い。 これといった感動を呼ぶエピソードもない。 だから、見終わった印象は少し地味。 映画では子供達を中心に進行するが、実際には ジム・キャリーとメリル・ストリープの怪演を繋ぐ接着剤に過ぎない。 子供向けのように見せかけて、実はシニカルなお笑いがメイン。 ファンタジーでありながら娯楽性を抑えた、 ブラックなコメディ映画だったのだ。 逆に言えばファンタジーとしてもコメディとしても、 ソコソコ面白かったことになる。 そ、それにしても、くぅぅぅ。 最後、ダスティン・ホフマンに気づかなかったのが悔やまれる。 (ノークレジットで出演してるらしい) 見過ごしたぁ。いつものようにボーッと「ながら」見てたんだよぉ。 機会があったら、もう一度観ようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.25 17:09:55
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