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テーマ:TVで観た映画(3917)
カテゴリ:洋画
スティーブン・キング原作のテレビ映画。
(なんとタッチストーン・テレビジョン製作) WOWOWにて吹替版だったのでホイホイ観てしまった。 ナガラーなので見逃した部分が多いけど(汗) 内容は、怨霊が封印を解かれて田舎町の人々を殺しまくる話。 だったはず(えっ) 運命の糸によって引き寄せられた旅行者達は、 呪われた街で悪霊と闘うことになる・・・。 劇中の会話に、ある小説家の名前が出たのだが、 面白かったのはそれがディーン・クーンツだったこと。 やはり意識してるんですね。(てか、敬意を払ってる?) ドリームキャッチャーとかが真面目に映画化されるんだから、 この原作が映像化されて何の不思議もない。 だけど、ありがちなホラーに思われた。 普通に引き込まれ、ハラハラし、寒気を覚える。 B級ホラーとして悪くないが、テレビ用で程よい内容かも。 そして、オカルトホラーにありがちな 「引っかかる事」は今回もあった。 欧米では神と悪魔、正義と悪。 白黒ハッキリした対極を好む傾向があるけど、 この作品においても、 悪霊に対抗する聖なる導きが、 ほとんど伏線もなく突然現れたりするので、 即座に「欧米か!」とツッコミを入れてしまった(笑) 悪がいれば、対となる善も初めから存在するのだ。 結局の所、登場人物達はその導きを受け入れ、すがる他ない。 欧米はキリスト教的世界観を基本としているので、 宗教や信仰心に理解がなければポカーンとしてしまう事が、 オカルトホラーには結構ある。 ただ、この作品、 小説「レギュレイターズ(リチャード・バックマン名で出版)」 と対を為しているそうで、合わせて読むとかなり面白いらしい。 両方映像化されたら深みが増すのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.14 08:19:46
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