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カテゴリ:尾道:ロケ地巡礼など
尾道三部作・新三部作で知られる
大林宣彦監督の代表作「転校生」のロケ地巡礼から。 ●御袖天満宮の石段 このブログでも既にお馴染み、映画で最も印象的な階段。 物語の始めと終わりに舞台となる。 そこでは、 蹴られた空き缶が弾んで屋根に当たるシーンも挿入されていた。 空き缶の転がる音が鈴のように響き、 映像に超自然的雰囲気を醸し出す効果をあげる。 ●御袖天満宮 映画で社殿そのものはスルーされているが、 周囲をスモーク(霧)で包む事によって怪しげな兆しが表現された。 神社という何か神秘的な雰囲気が強調されたため、 二人が石段を転げ落ちるシーンも それ自体が昔話のような和風の超常現象として映る。 なお、御袖天満宮の起源は・・・、 菅原道真公が左遷されて筑紫国太宰府へ下る途中、 尾道に船を寄せて休んだとされ。 その時、金屋という者が尽くしたことに感謝し片袖を与えたという。 その袖を御神体とするのが御袖天満宮。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.10 12:21:05
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