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カテゴリ:尾道:ロケ地巡礼など
尾道三部作・新三部作で知られる
大林宣彦監督の代表作「時をかける少女」のロケ地巡礼から。 ●艮(うしとら)神社の狛犬 映画では芳山和子(原田知世)が時間をさかのぼった後、 静止画を繋いだストップモーションのような映像になるのだが、 その際、見た眼のカメラは艮神社裏の坂を駆け下り、 この狛犬をグルリと一周する。 モノトーンで、とても印象に残るシーンだ。 ちなみに、アニメ「かみちゅ!」Vol.6のジャケット背景。 そこに狛犬こそないけれど、 主人公の来福神社が艮神社をモデルにしていると解る。 (立地など全体的には御袖天満宮がモデル) ●艮神社の本殿 ひっそり佇む艮神社の本殿、映画には登場しない。 「本殿」とは御神体を安置する社殿のこと。 多くの神社建築において、その前方には大きな拝殿が設けられ、 本殿自体まったく目立たない。 それどころか、 まるで隠すかのような造りになっている。 ●招き猫美術館 写真左の路地は「猫の細道」と呼ぶらしい。 艮神社の隣、ロープウェイ山麓駅とは逆側にある。 その路地に面した「招き猫美術館」は ロープウェイからの眺めで、ひときわ眼を引く。 営業時間:11:00~17:00(土・日曜、祝日は10:00~) 休業日:木曜(祝日の場合は翌日休) 入場料:小学生以上100円 尾道を安住の地と定めた流浪の画家、園田春二氏の アトリエを兼ねているようだ。 古民家を改造した文字通り招き猫の小さな美術館。 ちなみに、 園田氏のアートワークは福石猫(ふくいしねこ)が マスメディアに取り上げられ、有名である。 福石猫とは、自然の丸石に一つづつ丹念に絵付けを施した 園山氏オリジナルの招福縁起猫。 尾道市公認でそれら福石猫が尾道の各所に飾られており、 秘かにその探索を楽しむ人達もいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.19 11:54:39
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