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カテゴリ:超常現象・超能力・手品
やっぱセロは上手い!
時空をとらえるDr.レオンとは全然違う(笑) まぁ、レオンはTMNの木根さんだからね(嘘) こういった番組を見る時の心構えは、 1.気持ち良くダマされる。 2.タネを見破ろうと必死になる。 この二つがあると思うのだが、もちろん前者が推奨される。 しかし「どうやってるの?」 そう思わせることでマジックが成り立つ以上、 誰もが少なからずタネを知りたいものだ。 ただ、近年のテレビ用マジックには頭を傾げたくなる。 カメラが観客側でなく、マジシャン側に加担してるから。 かつてのマジックは地味だったが、 タネそのものが既成概念を逆手に取ったものや、 まさに指先のテクニックそのものだった。 今回のセロは親指分断マジックで技の一端を見せた。 なかなか同じようには出来ないはず。 セロは基本にその技術があるから素晴らしいと思う。 それでも、 幾つかのマジックでカメラアングルがタネそのものでは、 気持ち良くダマされているとは言いがたい。 古い考え方だとは思うけど・・・。 テレビ側が堂々とサクラやカメラでマジックを演出するなら、 見る側による多少のネタバラシも許されるだろう。 あと「あの人達は仕込みなんだ」と言っても、 なかなか周囲に信じてもらえないのが歯痒いという事もある(汗) <ここよりネタバレ検証ありますので、激しく注意!> なお、これは個人検証による憶測に過ぎません。 手品はタネが解るとガッカリするもの、極力知らないほうが良いです。 USJで行われたスパイダーマンにちなんだマジック。 テーマパークなので周囲には大勢のギャラリー。 その中からセロが一人の女性を選ぶ。 カードを任意に選んだ「まなみ」さんはハートのQに「まなみ」とサイン。 セロ「これで、世界で一枚しかない、まなみのカードです」 その後、カードを切ってギャラリーの数人に配る。 ハートQを持っていないギャラリーは外され四人まで絞る。 その四人を立たせ、カードは頭の上に。 少し距離をおき、セロが手をかざして構える。 かけ声と共にセロの手首から蜘蛛の糸(紐)がシュルシュルと伸び、 一人の男性のカードに届く。 次に紐はシュルルッと巻き戻りカードはセロの手元へ。 お見事! ●検証画像 これがサイン入りトランプ「ハートのQ」のビフォア・アフター。 よく見たら「まなみ」の文字が違っている。 それが世界に一枚だけのカードじゃなかったことで、 少なくとも「まなみさん」と「カードを持って立っていた男性」は、 仕込みだとほぼ確定。 そこに仕込み有りと解れば大抵の事は出来てしまう。 その男性の後ろには怪しげな販売用ワゴンと無表情な男。 紐はセロの手首から出ていたが、長袖なので手首部分の露出はわずか。 特殊メイクによって紐の射出口を隠していたことは誰でも解る。 紐はスルスルとほぼ一直線にカードへ向かい、 巻き戻した時もカードは地面に落ちることなくスルスルッと手元へ。 セロは厚手の大きな上着を着ている。 蜘蛛糸飛ばしのマジックに入る前、広場の観衆を後退させたが、 四人はワゴンにとても近く、周辺には不自然な人だかりがある。 男とセロの間へ渡したと思われる「細い糸」がテレビに映っておらず、 広場の観衆にもそれが見えなくなるまで後退させられたのだろう。 仕込みエキストラはワゴン周辺だけでOKと思われる。 セロの上着の中とワゴンがポイントか? 私的には結論出ているけど確信はない。流石はセロ! ギャラリーに仕込みを入れるのは常套手段なので完全に適正。 カメラアングルをタネにした今どきのマジックは、 ケーキのチェンジと氷にケータイをインした時だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.24 05:51:56
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