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カテゴリ:尾道:ロケ地巡礼など
尾道三部作・新三部作で知られる
大林宣彦監督作品等のロケ地巡礼から。 ●玉の岩 ロープウェイで千光寺山へ昇ると、 途中「玉の岩」(写真左)の近くを通る。 もしそこが寺でなく神社ならば御神体だったであろう巨岩。 それらを眼下に望んだ後、 ロープウェイ山頂駅へ到着する(写真右) 遠い昔、玉の岩の上には光る玉があったとの言い伝えがあり、 現在はそれを模した球体が置かれている。 伝説によれば、玉は盗賊に盗まれたのだという。 彼らが船で運び出そうとした時、 誤って海に落とし沈んでしまったため、 そこが「玉の浦」と呼ばれるようになったという説も。 ●玉の浦 千光寺山から見おろした玉の浦。 大林映画等にもよく挿入される見慣れた尾道水道の景色で、 なにげに海、陸、島の配置とバランスがイイ。 写真右はロープウェイ山頂駅から千光寺へ下る途中にある句碑。 掘られている句は、 ぬばたまの 夜は明けぬらし 玉の浦に あさりする鶴 鳴き渡るなり (万葉集 巻一五・三五九八) 瀬戸内の「玉の浦」を詠んだ句だが、 実はこの句、尾道とは別の玉の浦を詠んだという説もある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.28 01:03:58
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