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カテゴリ:超常現象・超能力・手品
たまたまチャンネル替えたら「極上の月夜」で
ロミオ・ロドリゲスなる人物が ゲスト達の潜在意識を読み取ると言っていた。 これまたヒドイ。ただの手品師じゃん。 ロミオ・ロドリゲス、そもそも名前が・・・ ??? サイキック・ダイバー。イギリス国籍だってぇ、マジでぇぇぇ? 顔はコテコテの日本人に見えるんですけどぉ。 言葉に関西訛り入ってるし(笑) ロミオ・ロドリゲス・Jr紹介サイト http://www.company.co.jp/romio.html ただの心理マジックを超能力であるかのように語るのは、 一般視聴者を愚弄する行為だと思う。 ちゃんと手品だと言えばイイ! こんなエセマジシャンのタネに関して、 たまたま解ったものは、ためらわず掲載してみようと思う。 なので以下、マジックのネタバラシ有りますので注意! しかし今回のはマジックとも呼べないほどのカラクリです(笑) さて、その「サイキックショー」の一つは・・・ まず、ロミオがESPカードを取り出す。 ESPカードとは: ○□☆+等の単純記号がプリントされたカードである。 超能力(ESP)透視実験用に作られたと聞く。 カードがバラバラに並んでいることをゲスト達に見せるが、 シャッフルはしない。←ここ重要。 ゲストの三宅裕司にロミオがそのESPカードを渡す。 その後もシャッフルは無し。 ロミオ「今から三宅さんの行動パターンを読んでみます」 ロミオがボードにカードの記号を一定の配置で描く <描かれた図> ○ + ○ □ ☆ ロミオ「上から一枚ずつカードをテーブルに置いていってください」 三宅裕司は言われたようにカードを上から一枚ずつ伏せたまま置いていく。 (その途中、カードの裏側に不自然な擦れが入った物が一枚映る) ロミオ「好きな所で止めてください」 三宅裕司は言われたように、まもなく置くのを止める。 ロミオ「そこでいいんですか?」 三宅 「いいですよ」 テーブルの上と三宅の左手に、ほぼ同量のカード。 三宅の左手側のカードを回収するロミオ。 今度はテーブルのカードの山を一枚ずつ交互に右と左へ分けさせる。 伏せたまま積まれたカードの山が二つ出来る。 ナレーション「ロミオは一切操作していない、全ては三宅の意思」 (んな事はない。ここまでは完全にロミオの先導によるもの。笑) ロミオ「今、二つの山に分けられてますよね、どちらか指差してください」 三宅は右の山を指差す。 ロミオ「一番上のカードをめくって、ココへ置いてください」 ロミオがテーブルのある部分を指差し、そこへ置く三宅。 めくったカードは○。 ロミオ「またどちらか指差してください」 再び三宅は右の山を指差す。 ロミオは先に置かれた○の手前を指差し、そこへ置く三宅。 めくったカードは再び○。 ロミオ「またどちらか指差してください」 三宅は左の山を指差す。 ロミオは先に置かれた○の右側を指差し、そこへ置く三宅。 めくったカードは+。 このような手順が計5回行なわれた。 三宅裕司が指差した山と、めくられたカードの順は下記。 右○、右○、左+、右☆、右□ ロミオがそのつど指した順番は下記である。 1○ +3 2○ □5 ☆ 4 これを見たら当然、4番目の☆が美しくない順番である事が解る。 グッジョブ三宅裕司!よくやった! だが、ロミオは見越したように指さしているため違和感がない。 予言通りの配置が完成し、驚くゲスト。 しかし、これは単純な心理マジック。 初めにESPカードの上側10枚を下記の順番に積まれていたのだ。 上:ウラ側← ○+○□☆☆□○+○・・・・・ →オモテ側:下 (11枚目以降のカードはどうでもいい) 4種類のカードで10枚、5枚で折り返す順番がポイント。 それをテーブルに一枚ずつ上から伏せたまま置いて行くと、 上:ウラ側← ・・・○+○□☆☆□○+○ →オモテ側:下 カードは逆の順番に積まれた形になる。 途中映ったカードの裏が不自然に擦れていたのは11枚目。 少なくとも10枚以上カードをテーブルに置かせる必要があるので、 そのための目印になっていた。 ・・・○+○□☆☆□○+○の順番に積まれたカードを次に、 上から一枚ずつ右と左、交互に分けて行く。もちろん伏せたまま。 右○、左+、右○、左□、右☆、左☆、右□、左○、右+、左○ 再び上下逆になり、下記順に積まれた山が出来あがる。 右:○○☆□+・・・ 左:+□☆○○・・・ (注:右と左が逆になることはあるが問題無い) 最後に右か左、計5枚めくらせるのだが、 カードの順番は解っているため思い通りに配置を指示できる。 たとえ4番目、☆のようなイレギュラーっぽい順番があっても 「ここへ置いてください」と場所を指定してるため、 彼が全てを予知したように見える。そこが盲点。 なお、ゲストは上から順にめくっていくわけで、 右でも左でも5枚めくれば順番は様々でも ○○☆□+の種類と枚数は不動。 素人にも解るこんなネタで超能力を語るとは(汗) もしマリックだったら、 バラシネタにしか使わないような低レベルだ。 「この人はスゴイのよ」とか言う美輪明宏さんて・・・。 案外、スピリチュアルもマジで信じてたりしてね(笑) 天草四郎の生まれ変わりとかいうジョークを飛ばす人だから、 それはないか・・・。 テレビをよく知った大御所であることは間違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.01 10:23:36
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