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2007.01.31
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たまたまチャンネル替えたら「極上の月夜」で
ロミオ・ロドリゲスなる人物が
ゲスト達の潜在意識を読み取ると言っていた。



これまたヒドイ。ただの手品師じゃん。
ロミオ・ロドリゲス、そもそも名前が・・・ ???
サイキック・ダイバー。イギリス国籍だってぇ、マジでぇぇぇ?
顔はコテコテの日本人に見えるんですけどぉ。
言葉に関西訛り入ってるし(笑)

ロミオ・ロドリゲス・Jr紹介サイト
http://www.company.co.jp/romio.html

ただの心理マジックを超能力であるかのように語るのは、
一般視聴者を愚弄する行為だと思う。
ちゃんと手品だと言えばイイ!
こんなエセマジシャンのタネに関して、
たまたま解ったものは、ためらわず掲載してみようと思う。

なので以下、マジックのネタバラシ有りますので注意!
しかし今回のはマジックとも呼べないほどのカラクリです(笑)


さて、その「サイキックショー」の一つは・・・

まず、ロミオがESPカードを取り出す。
ESPカードとは:
○□☆+等の単純記号がプリントされたカードである。
超能力(ESP)透視実験用に作られたと聞く。

カードがバラバラに並んでいることをゲスト達に見せるが、
シャッフルはしない。←ここ重要。

ゲストの三宅裕司にロミオがそのESPカードを渡す。
その後もシャッフルは無し。
ロミオ「今から三宅さんの行動パターンを読んでみます」

ロミオがボードにカードの記号を一定の配置で描く
<描かれた図>

  ○ +
  ○ □
   ☆

ロミオ「上から一枚ずつカードをテーブルに置いていってください」
三宅裕司は言われたようにカードを上から一枚ずつ伏せたまま置いていく。
(その途中、カードの裏側に不自然な擦れが入った物が一枚映る)
ロミオ「好きな所で止めてください」
三宅裕司は言われたように、まもなく置くのを止める。
ロミオ「そこでいいんですか?」
三宅 「いいですよ」

テーブルの上と三宅の左手に、ほぼ同量のカード。
三宅の左手側のカードを回収するロミオ。

今度はテーブルのカードの山を一枚ずつ交互に右と左へ分けさせる。
伏せたまま積まれたカードの山が二つ出来る。
ナレーション「ロミオは一切操作していない、全ては三宅の意思」
(んな事はない。ここまでは完全にロミオの先導によるもの。笑)

ロミオ「今、二つの山に分けられてますよね、どちらか指差してください」
三宅は右の山を指差す。
ロミオ「一番上のカードをめくって、ココへ置いてください」
ロミオがテーブルのある部分を指差し、そこへ置く三宅。
めくったカードは○。

ロミオ「またどちらか指差してください」
再び三宅は右の山を指差す。
ロミオは先に置かれた○の手前を指差し、そこへ置く三宅。
めくったカードは再び○。

ロミオ「またどちらか指差してください」
三宅は左の山を指差す。
ロミオは先に置かれた○の右側を指差し、そこへ置く三宅。
めくったカードは+。

このような手順が計5回行なわれた。
三宅裕司が指差した山と、めくられたカードの順は下記。
右○、右○、左+、右☆、右□

ロミオがそのつど指した順番は下記である。
 1○ +3
 2○ □5
   ☆
   4

これを見たら当然、4番目の☆が美しくない順番である事が解る。
グッジョブ三宅裕司!よくやった!
だが、ロミオは見越したように指さしているため違和感がない。
予言通りの配置が完成し、驚くゲスト。

しかし、これは単純な心理マジック。

初めにESPカードの上側10枚を下記の順番に積まれていたのだ。
上:ウラ側← ○+○□☆☆□○+○・・・・・ →オモテ側:下
(11枚目以降のカードはどうでもいい)
4種類のカードで10枚、5枚で折り返す順番がポイント。

それをテーブルに一枚ずつ上から伏せたまま置いて行くと、
上:ウラ側← ・・・○+○□☆☆□○+○ →オモテ側:下
カードは逆の順番に積まれた形になる。

途中映ったカードの裏が不自然に擦れていたのは11枚目。
少なくとも10枚以上カードをテーブルに置かせる必要があるので、
そのための目印になっていた。

・・・○+○□☆☆□○+○の順番に積まれたカードを次に、
上から一枚ずつ右と左、交互に分けて行く。もちろん伏せたまま。

右○、左+、右○、左□、右☆、左☆、右□、左○、右+、左○

再び上下逆になり、下記順に積まれた山が出来あがる。
右:○○☆□+・・・
左:+□☆○○・・・
(注:右と左が逆になることはあるが問題無い)

最後に右か左、計5枚めくらせるのだが、
カードの順番は解っているため思い通りに配置を指示できる。

たとえ4番目、☆のようなイレギュラーっぽい順番があっても
「ここへ置いてください」と場所を指定してるため、
彼が全てを予知したように見える。そこが盲点。

なお、ゲストは上から順にめくっていくわけで、
右でも左でも5枚めくれば順番は様々でも
○○☆□+の種類と枚数は不動。

素人にも解るこんなネタで超能力を語るとは(汗)
もしマリックだったら、
バラシネタにしか使わないような低レベルだ。

「この人はスゴイのよ」とか言う美輪明宏さんて・・・。
案外、スピリチュアルもマジで信じてたりしてね(笑)
天草四郎の生まれ変わりとかいうジョークを飛ばす人だから、
それはないか・・・。
テレビをよく知った大御所であることは間違いない。





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Last updated  2007.02.01 10:23:36
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