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カテゴリ:超常現象・超能力・手品
Mr.マリックがゲストという事で初めてDのゲキジョーを見た。
ユリ・ゲラーによる超能力ブームが手品から人気を奪い、 それがMr.マリックの転機になったとは・・・。 超能力にしか見えない新機軸のマジックを目指し、 それを実現してみせた強者マリック。 彼は自身のマジックを超魔術とは言っていたけど超能力と言った事はなく、 そのマリックという名はマジックとトリックを合わせて作ったそうだ。 そもそも名前からして手品だと主張してたつもりらしい。 しかし「ハンドパワーです」って決め文句が紛らわし過ぎた。 当時、超能力だと世間に誤解された結果、 それを手品だと暴露した記事によってバッシングを受けたのだという。 人気に火がついて「超魔術=超能力」という先入観が一人歩きした。 そんな感じの事をマリックは語っていたが、 超能力と取られかねない演出によって人気を得たのは計算通りだし、事実だ。 日本の手品に革命を起こしたマリックだが、 当時の一般人にとっては斬新過ぎたのかもしれない。 バッシングされたのは、 それだけ多くの人が超能力だと信じた事の裏返しだから。 マリックとユリ・ゲラーが対面していたというのも興味深かった。 「訴訟を抱えていて、スプーン曲げは私が元祖だと一筆欲しい」と言ったそうだ。 マリックはゲラーに触発されたスプーン曲げのネタを演じており、 喜んでサインしたという。 ゲラーは感謝し、マリックの前でスプーンを曲げて見せたそうだ。 (実際には全てを見せてはいない) マリックもお返しにゲラーが持って来た箱の中味を言い当てたら、 彼は「そのタネ、どこで売っているのか」と尋ねたそうだ(笑) (実際どうやって言い当てたのだろう、ていうか話をどこまで信じて良いのか) 超能力ブームに席巻された頃の事を語ったマリックの言葉は、 怒りが込められていたように感じた。 その言葉とは・・・ 「超能力者は研究所で科学者を相手にやってたらいいんですよ。 それがズカズカとエンターテインメントのステージへ上がって来たわけですよ」 とても的を射た指摘だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.10 10:12:28
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