派遣発見伝…格差の巻
デパガの私です。&派遣の私です。ちょっとね、今回は新たな大発見があったので書き殴っちゃいます!本音言っちゃえば社員を殴っちゃいたいところをガマンして帰ってきたよ。(* ̄σー ̄)ゞヘヘ♪ドンナモンダイ!社会に揉まれて快感すら覚えちゃった、大人の私です。私の派遣先の業者は数社のデパート内に拠点を置いています。初めて出向したデパートはいわゆる一流。美人ぞろいデパートと呼びたいくらい社員の質が高い。制服もとてもかわいくて接客も営業も素晴らしい。活気があり、社員もみんなステキな方ばかりでした。「デパートはお客様が楽しくお買い物するところだから楽しく笑顔でお仕事してくださいね♪」美人の上に性格もナイスな社員さん、初日にこう言ってくれた。そしてソレに応えるように笑顔で接客し、業務実績も上げたの。いつも明るい笑顔でいること。仕事だけじゃなく、人間として学ぶことも多かった。「あいあいさん、接客も上手だしこれから伸びると思いますよ。一緒にがんばっていきましょう。またお願いしますね♪」帰り際にこんなことを言われ、とても気持ちのいいデビューでした。褒めて伸ばす単純な私はその戦術に乗り、この仕事にやりがいを見出しました。そして水を得た魚のように、伸び伸びと仕事に打ち込んだ。でもね、ほぼ一緒にデビューした若いコは辞めちゃったの。デパート独特の雰囲気が合わず、辞めるコも多いらしいのね。んで急遽、某所の片田舎にある根暗おたくデパートにも、派遣されることになったの。ホントはね、ココは遠いし制服からしてダサくて気乗りしなかったんだけど仕事の楽しさを覚えた私、ついOKしてしまったのでした。でもソレが間違いだった~同じ会社なのに、社員の質が全然違う。私はすぐに気づいたね。ココは…ココはデパガの墓場だっ寂れてるとはいえ、同じデパート系に出向してる社員なのにこんなに格差があるなんて…見た目で判断しちゃ悪いけどスーパーのがまだマシという雰囲気。でね、ココでの仕事が始めての私にほとんど仕事を教えず接客をさせる。何も教えてくれないので美人ぞろいデパート流に営業する私に「美人ぞろいデパートはそうかもしれないけどそのやり方、違うわよ。」と、文句。この社員は常に私を監視するような陰険な視線を送ってくる。で、隙あれば文句、また文句。その都度「はい、わかりました。」と笑顔で答える私。でも…時間が経つに連れさすがに私の笑顔もこわばってきた。なんだよ、オマエ!美人ぞろいデパートに配属されなかったからってヒトに八つ当たりすんじゃねぇっもちろん言わなかったけど。上司に口答えしてはいけない…頭ではわかっています。でもあまりにひどかったので「研修とあまりにも違うので正直、戸惑っています。今は頭の中が真っ白になりパニック状態です。」その社員に訴えてみました。と「うちはうちのやり方に従っていただきます。店舗によって違いますから。」だってよ。だ・か・らそのうちのやり方を最初に教えろって言ってんだよっ文句はそれからだろが~ほとんどキレかかってたけど飲み込みました。そのかわり、休憩時間に派遣元の担当Kさんに電話しちゃった。Kさんは私のマネージャーみたいな存在。現場でのことをいろいろ心配してくれなんでも相談してと言ってくれる。なので今回のいきさつを話し「私、根暗おたくデパートは合わないみたい。社員が小姑みたいに文句ばかり。萎縮して力を発揮できない。さっきキレそうになったけどガマンしたのよ。でもね、そのあとから笑顔がこわばっちゃって。今日はがんばるけど次回からはムリです。」と相談しました。担当Kさん、話を聞いて「そうか…やっぱりデパートの格差ってあるんだな。経験豊富なあいあいちゃんが凹むなんて相当なんだね。」そう言ってくれました。そしてこの話は本部に持って言くということに。「だから、次回もお願いします。あいあいちゃんしか頼めるヒトいないんだよ~」…だろうね。みんな嫌がるよ、こんな派遣イジメの社員がいるところ。「なんならオレが送り迎えもする。仕事中、そういうことがないようちゃんと見守ってるから…だから、頼む!お願いします!」こんなに言われたら断れないよね!?結局「前向きに考えます。」と言って電話を切りました。その後、なんとか気を取り直してマイペースで仕事。やっと終了時間に。「お疲れ様です。今日はお世話になりました。わからないことが多くご迷惑をおかけしました。たいへん勉強になりました。」例の社員に笑顔で元気にあいさつ。と、意外なことに社員はこの日初めて満面の笑みを浮かべ「お疲れ様でした。今度はいつ来てくれるの?またお願いしますね。」ですって。まさか気・に・入・ら・れ・た?派遣は社員に気に入ってもらえないと次回から仕事が来なくなってしまう。派遣イビリに耐えた私は合格ってこと?(ノ≧ロ)ノ