はなひな～アメリカの子育て日記～

佐世保にいるときは、長女の熱が３７．５度になったといって、
近所の日本人の小児科の先生のところに連れて行ってた私。
しかも先生も丁寧に見てくれて、薬もくれた。

が、こちらアメリカでは、風邪ごときでは病院にいかない。

まあ、保険が民間の保険なので、その種類によって、
「病院に一度行くたび１５ドル」とかあるらしくて、
「風邪くらいでそれは高い」ってことも理由のひとつかも。

我が家は一応軍人なので、一定額をお給料から天引きされているから
病院は無料。

が、そんな無料でも、そう簡単には診察してくれません。
Walk-ins　Welcomeっていうところは珍しいと思う。

まず予約に電話して、そうすると「何の予約ですか？」と言われて
「風邪」とか言うと
「まず看護師と話してください。
私たちオペレーターは風邪の予約は受けません」と・・・。

そう、つまり、風邪をひいたら、看護師さんと話、そこで始めて看護師さんのOKがでたら、
予約を入れてもらえるのです。。。

たとえ無料でもやはり「風邪ごときで病院に来るな」です。

しかも風邪だったらその日に見て欲しいのに、
「今日は予約がいっぱいだから、明日」とか言われることもあるしね。

ただ、風邪ごときで病院に連れて行って悪化するよりもいいかも。

というのも、この看護師さん、
症状を聞き、私に質問をして、そこから
「はいているときは、００しなさい」とか指示を出してくれるから。

でも「どうしても今日見て欲しいのに予約が取れないときはどうするの？」
と思うでしょう？？？

そんなときは、救急外来に行くんだそうです。
それは、効率が悪い気がしますけどねえ。

ちなみに私が今まで、
アメリカ人看護師さんに教えてもらったアドバイスを、書きます。

あ、もちろん、全部のアドバイスじゃなくて、驚いたこと。

子供が吐いているときは？

７upなど、透明のサイダーを飲ませる
水お茶はだめ。電解質の飲み物（ポカリ系）を飲ませる。
回復してきたら、バターのついてないトーストかクラッカーを食べさせる・

下痢のとき

野菜は食べさせない

夜咳をして、苦しそうなとき

お湯を出しっぱなしにしたオフロのドアをしめて、そこに２０分

普段の咳のとき
あっためたりんごジュース

他にもまた思い出したら書きますが、色々面白いです。
うちの子供は炭酸飲めないので、吐いたら炭酸は飲ませたことないけど、
確かに、自分が吐いているときに、炭酸飲むと、
ゲップがでるし、吐かなくなったり、吐いてもすっきり（ごめん、汚いです）
意外によいのであります、アメリカ式。

ちなみに、最近、私は、
この、看護師さんとの電話で、予約までこぎつけるのが上手になった。
そ、それは
「咳がでている」ということ。

アメリカは咳に対して敏感なのだ。
やっぱり咳は、呼吸困難になったりするでしょう？
だから、咳がでてる、をいうと、だいたい翌日予約を入れてくれます。

ま、我が家の下の子、ひな、は、喘息の疑いアリで、
生まれたときは未熟児だったので、風邪をひくと、結構悪化する。
そして咳がでるのですが、
今までは、それを看護師さんに伝えず、なかなか見てもらえなかった。

が、ちょっと大げさに、咳の状況を伝えると、見てもらえる。

もしも、アメリカにお住まいで「全然予約とってくれない」って人がいましたら、
「咳がでている」っていってみてください。
も、もちろん、うそはダメですよ。
ただ、そこ、かなり強調ポイントです。
あと、緑の鼻水です。

熱なんてかなり高熱じゃないと見てくれない。
ま、子供が２人いる今となれば、３７．５度で、
小児科に行った自分がアホチンですが、
アメリカは煮えたぎるような熱になるまでは、
病院に来ずにタイラノールを飲ませろ！っていうから。

絶対、咳と、緑の鼻水です。