はなひな～アメリカの子育て日記～

昨日の旧正月のイベントで、はなのクラスメートにも、偶然出会った。

クラスの中でも、お母さんも子供も、私とはなに親切で、
お誕生日会に呼んでくれたり来てくれたりする仲の家族。

その日はクラスメートのトレバーとトレバーのおねえちゃん、
お母さん、おばあちゃんが旧正月を見に来ていた。

幼稚園に、おばあちゃんがお迎えにくることも多いので、
私とおばあちゃんも仲良し。

やっぱり、私とはなに親切な家族は、こういうアジアのイベントに、
興味がある人が多いわー、子供に異文化を教えようって言う気持ちもあるし、
日本人に優しいし、なーんて昨日の夜思っていた。

さて、今日のお迎えの時間、トレバーのおばあちゃんがやってきた。
そして、私を見るなり、みんなの前で

「くわっさん、昨日本当に楽しかったわね・・・私、あの、
日本の太鼓演奏には心を打たれたわ、今度イベントがあるときは、
絶対に私に声をかけてね」と・・・。

「に、日本の太鼓演奏・・・(ﾟдﾟ;)」

「日本って本当にすばらしい国だわーくわっさん」

「・・・ありがとうございます(-。－；)」

あ、あなたなら
「あれは、中国よ」といいますか？私はあそこまで喜んでいるおばあちゃんに、
訂正できないというのもあるけれど、訂正したところで、
実はアメリカ人にとってはどっちでもいい、ということを、
アメリカ生活で学んだので、こういうときは、沈黙のくわっさん。

というのも、以前、子供のクラスで食べ物持ち寄りがあった。
私は焼きそばを持っていったのですが、
先生は
「はなのママが、チャイニーズヌードルを持ってきてくれたの。
くわっさんは、チャイニーズよね」と。。。。

１００万回くらい、はなは日本語を話すだとか、
私は日本人だとか言ってるのに。。。

で、一応訂正してみたのだけど、数日後、
担任と、そして園長が私のところにやってきた。

「今日、隣のクラスに、新しい生徒が入ったのだけど、
彼は英語を話せないの。はなが、彼に話しかけてくれたら、
彼も心を開くかと思って、はなに頼んだんだけど、うまくいかなくて。
くわっさん彼に話しかけてくれない？？」と。

「おおお、まかせて！！！！o(^o^)o・・・」
「こーんにちはー、今日がはじめてなの？？この子ははな、って言うの。
日本語はなせるから、はなと遊ぶ？？」

「（ ﾟ ρ ﾟ )ﾎﾞｰｰｰｰ」

新しく入ったという男の子、呆然としている。

そうしたら、園長とはなの担任が
「くわっさんでもだめかあ。。。彼は、英語がだめで、

中国語

しか話せないから、くわっさんとはなちゃんが話しかけたら喜ぶかと思ったけど」

(ﾉﾟ。ﾟ)ﾉびっくり！！一瞬魂がどこかに行っちゃった。

われに返ってみて
「はっ？中国語？？？
先生、私は日本人です、日本語を話すんですよーーーー。ヾ(・ε・。)ｫｨｫｨ」

って言ってみたら、

「あら、そう？英語よりもジャパニーズの方がよくわかると思ったけど」って。

そういえば、昔、フィットネスの会員になるときに、私と友人で

「何かお得なプランはありますか？」とフィットネスの人に聞いたら、

「うちは支店が色々あって、どこでも使えるプランがある」とのこと。

そこで、友人が「私、東京でもジムに行きたいんだけど」と質問した。

そうしたら彼は「ああ、日本にもあるよ。」といって地図を見せてくれた。

・・・ないです・・・・。

すると彼は

「あるよ、これが住所」と・・・

Hongkong

って書いてありますが・・・。

で「ねえ、香港ジャン」って言ったら
「But Hong kong is a part of Japan, right？」っていいなすった。

いつも、アメリカ人が話す英語は、日本語で記憶に残る私ですが
この人のこの英語だけは５年以上たった今でも覚えてる。

どうせ、アメリカ人の日本理解なんてこんなもんよね。