カテゴリ:アメリカ生活
今日、娘の担任の先生が、一人で教室の片付けをしていたので、
以前から質問があった私は、「ちょっといいですか?」と先生と話していた。 内容は、ま、公立のキンダーに関すること。 で、担任が 「それで、くわっさんのところはどこのキンダーに入れるんだったかしら?」 と質問したところへ、トレバーのママがやってきた、というか、目ざとく見つけた? トレバーのママはめちゃくちゃいい人で、くわっさん一家にも大変親切 そして・・・めちゃくちゃ教育熱心 だから、この「キンダー」ネタは、彼女の中で今、一番ホットなネタのようで 「この地域でいいキンダーといえば、くわっさんが行く予定のところと、 うちの上の子が行っているFよね。あともう一つNね。これ以外はだめ」 と、熱く語りだし、彼女の独壇場となりました・・・・。 あー、えーっと、ちなみにはなの担任の先生も3年生の娘さんがいて、 娘さんは「ローランド」っていうところに行っていますよー。 トレバーのママが言った 「ここがいい学校」 の3校の中には入っていないですが・・・。 で、先生もやや「むっ」としだし、黙ってしまい、 異様な雰囲気が教室に流れたのですが、トレバーママは気づかないので、 とりあえずここは、会話を始めた責任を取り、ワタクシが 「先生、片付けしているときにごめんなさい、ありがとう」 といって帰ることに。 で、学校の門のところで、再びトレバーのママと出会うったくわっさん。 「くわっさんのところはオレンジ小学校に入れるの? うちが行っているFにしなさいよ。」と・・・。 そこで、私が「でも、もうオレンジ小に願書だしちゃった・・」って言ったら 「学校区の事務所に行って訂正してもらえばすぐOKよ いいじゃない、うちの学校に来なさいよ。そうしたらトレバーとはなは、同級生! 同じクラスよ」 と、熱烈勧誘が始まった。。。 「それでね、ちなみに、WebサイトでもSchooltalk.comもしくはどっとOrgでね、 各学校の評判を親たちが書いてるのよ。 そこによると、うちの上の子が行っているFは、親の学校へのかかわり率が75%以上なの。 しかも、親の最終学歴も高く、皆熱心なのよ」と。 もう、この数字を使って説明しているところなど、 企業のプレゼンか、もしくは車のセールスマンか?というほどの勧誘っぷり。 このまま「イエス」というまで家に帰してもらえないのでは?と思ったのは、 車を買おうとして、セールスマンにつかまって以来でございました。 ま、最終的には「そうよね、もうオレンジ小学校に出しちゃったから、 あなたに無理やり考えを変えさせるつもりはないけれど、 うちの学校は本当にいいのよ。特に担任は00先生がいいわよ。 うちの子とはなが同じクラスになれたらこんな楽しいことはないわーーー」 と、最後の最後まで勧誘口調で語り、帰っていったトレバーのママ。 しかし、私は知っている! アメリカ人が、こんなに親切に誘ってくれているからと、 まじめな日本人は、 「それならうちもそうしようかな?っていうかしないと失礼かな」 って思っちゃうわけですが、私はそれで何度失敗したか・・・。 まあ、失敗は大げさだけど、別にこれは勧誘というより 「いかに自分の上の子が行っている学校がすばらしいか」 と語りたかっただけで、 はなが実際、その学校に行こうが行かなかろうが、それはあまり実は興味がないアメリカ人。 たとえば、今回、私が同じ学校にがんばってはなを入れたとして、 入学の日に彼女に会ったら、絶対 「あらあ、オタクもここだったの?偶然ねえ」くらい言うのがアメリカ人である。 あんたが誘ったんだろーが! っていう突っ込みをいえなくなるほどの、自分発言の忘れっぷり。 ま、でもだからといって、意地悪な日本人のように 「うっそー、くわっさんところ本当に来るとは思わなかったー社交辞令なのに」 とは言わないし、同じ学校になれば喜んでくれるだろうけど、 誘ったことは忘れるよなー、アメリカ人。 ところで、上で、はなの行く学校をオレンジ小学校と書きましたが、 本当にはなが入学を希望している学校の名前は、果物の名前なんですよ。 さて何でしょう?? ←ちなみにアボガドっていう地名もあった気がします。えええ?と思った方は、はい、クリックどーぞー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月07日 14時45分44秒
[アメリカ生活] カテゴリの最新記事
|
|