カテゴリ:アメリカ生活
ブラッドピットやら、マドンナやらで、
アメリカ人がほかの国の子供を養子に迎えることが多いのを ニュースでごらんになった方もいらっしゃると思います。 今日はジェイさんネタじゃなくて、子供のクラスメイトのご家庭のお話を・・・・。 彼女はGさん。 理想のお母さんというか、本当に人間できててスーパー主婦。 お家もとてもきれいで季節ごとに旗や家の前の飾りや家の中の飾りを取替え、 学校ではボランティアをし、子供のお世話もしっかり。 子供は、成績優秀者。だんな様も素敵。 そしてGさんは、とってもくわっさんに優しいのです。 ある日 「くわっさんはジャパニーズよね?」ということをGさんが聞いてきたので なんでかな?って思っていたら、 なんと、Gさん、だんな様のお父様がよく韓国に出張に行くので韓国語を勉強中だとか。 が、だんだん仲良くなると、なんと、 「今度韓国から養子を迎える」準備中だと教えてくれた。 え?何で韓国? 韓国って、経済的にも安定してるし、ほかの国みたいに 国が荒れているから、子供の安全のため とか、そういう理由で養子に出したりはしない国だと思うし、 中国みたいに一人っ子政策もしてないし・・・・。 と驚いていたら、Gさんが言うには、Gさんご一家は、上に自分の子供の女の子が2人いるので、 次は男の子が欲しいと思っているので、男の子の養子を迎えたい。 が、中国では一人っ子政策で、女の子がよく養子にだされているから、中国からは無理だから、 だんな様のお父様がよく行く韓国で、というお話になったらしい。 韓国は一人っ子政策はないものの、シングルマザーだと、子供が多くなっちゃうと 国から補助がおりず、挙句、子供の制限数を越えると、住民票がもらえない は? それ本当??? 若干半信半疑だったのですが、なんとこのたびGさんのご家族は、 お子さんはおじいちゃんおばあちゃんに預けてご夫婦で韓国に1週間行き、 養子君を大事に連れて帰ってきました。 養子君は、とっても大事にされて、きたときよりも確かに健康的になり、 本当にこのお家の一員になれて幸せだと思います。 韓国でも、すでに実のお母さんとは離れて暮らしていたそうだし。 が、ですねえ、このおおっぴらぶりが、日本人の私にはびっくりでした。 ところで、うちのはなひなには、いとこが一人います。もちろん日本人。 まだ赤ちゃんなんだけど、この養子君と同じアジアンルッキングな赤ちゃん。 はな 「マミー、はなもジャパンに行って、いとここっちにつれて帰って来たい!」 くわっさん 「?」 はな 「Gさんのところもコリアーに行って弟もらってきたから、私も赤ちゃんが欲しい」 ・・・やっぱり。 学校で先生も説明してくれたようですが、やっぱり理解できてなくて、 アジアのどこかの国に行けば赤ちゃんがもらえると勘違いしているっぽい子供たち。 養子がいい悪いじゃなくて、日本と同じアジアの国である韓国から養子をもらうっていうことが、 このはなの間違った理解も含めて、アジア人として、若干複雑な気持ちでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月01日 07時24分40秒
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