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カテゴリ:国際化の波
IMF試算、損失20兆円規模で債務超過の銀行も
国際通貨基金は世界金融安定報告で米国のサブプライム 住宅ローン問題について 甘く見てはいけない。金融市場などの調整は 長期化すると警告している。 資金繰り悪化で、世界のいくつかの銀行が 支払い不能や債務超過になり、救済が必要になる。 米住宅ローンの焦げ付きによる損失は サブプライムより貸し出し条件が一般ローンに 近いオルトAを含めると1700億ドルから 2000億ドルに膨らむ。日本円で20兆円から 23兆円にのぼると試算されている。 大手の金融機関は資本と収益で損失を吸収できるが 投資分散が出来ていない中小の金融機関は 打撃を受けやすい。 サブプライム関連証券に投資してきた 投資会社などの資金繰りの悪化が懸念される。 グループ会社の損失を親会社の銀行などが 与信供与で事実上肩代わりなどで 支払い不能や債務超過になる銀行が 出てくる可能性がある。 日本の銀行でも影響を受けるところがあるのか 同時多発テロの攻撃で世界貿易センタービルが倒壊したときには 日本の保険会社が影響を受け倒産した保険会社もあった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月25日 09時00分21秒
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