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カテゴリ:環境問題
牧草地をサトウキビ畑に転換
バイオ燃料の原料にするためのサトウキビ畑が アマゾンに出現した。 ブラジル国内の栽培面積は700万ヘクタールで 1980年の2.7倍に拡大された。 2006年のエタノール生産量は1800万キロリットルで 世界一の輸出国になった。 原油1バレル100ドルの時代。 環境破壊が懸念されるがエネルギー革命の道を ブラジルはひたすらに走る。 熱帯雨林が州の90%を占めるアクレ州では 州都リオブランゴ近郊にサトウキビ畑ができ アマゾンで最初のエタノール工場が建設されている。 2009年に生産開始、3万ヘクタールの畑で 年に30万キロリットルのエタノール生産を見込んでいる。 環境破壊を懸念するブラジル政府はアマゾンの90%以上の 地域をサトウキビ栽培禁止地域に指定するようだ。 世界が石油に変わる代替エネルギーを緊急に求めている。 日本でもオイルショックのときには代替エネルギーの 研究が拡がったが喉もと過ぎればなんとかで、熱が冷めてしまった。 法規制がネックになっているようだ。 ブラジルでバイオ燃料に取り組んでいるのは 先進国の企業と投資家のようだ。 平均賃金は月に810レラル日本円で5万3000円ほどだ。 現金が手に入るだけで一家の飢えがしのげるようだ。 労働者は低賃金で酷使され先進国などの投資家が 大きな利益を得る。雇用は拡がるが格差は広がる。 どこの国も同じような傾向にある。 飢饉は食糧不足で起きるのではなくお金が無いから起きるのだ。 日本でも充分に食べられない人がいるかと思えば、日付や 時間の経過で捨てられる食品が多い。 最近は養豚などの餌に転換しているようだが、 もったいないと日付を偽装する業者もいる。 賞味期限、消費期限は良く規定が分からない。 同じ内容に法律がいくつかあるようで業者も 理解していなかったり、自社の都合の良いほうに 解釈したりしているようだ。 スーパーなどでは期限切れが近くなると値引きしたりしている。 コンビニでは廃棄処分にするようだ。 表示もうっかりすると不正競争防止法にひっかかる。 本来は法を作った人に責任があるのだが 責任を逃れるために法を作っている。 本末転倒しているようだ。法務省の現場でも 法の解釈は、いろいろだが責任を逃れられるように 行動をしている。専門家だからうまいものだ。 素人がまねをすると火傷をする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月11日 08時58分43秒
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