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カテゴリ:子供の成長と教育
共通テストでスマホカンニングをした子のニュースが流れていました。
「スマホでカンニング」ということ自体は理解できたのですが,携帯電話で試験問題を外部に流して東大生に解答させることができるとは思っていなかったので,その方法に驚きました。私が思いつくのは,スマホのメモにカンニング用の知識を書き込んでおく(カンニングペーパーのスマホ版)とか,受験関連サイトを閲覧する(他人が作成したカンニングペーパーのスマホ版)とかがせいぜいであって,他人に解かせる発想はありませんでした。しかも,それが試験時間内にできてしまうとは。受験生を教える東大生って優秀なんですねえ。 ニュースで出ていた写真を見て「腕時計で撮影した」のだと思いました。アップルウォッチにカメラ機能ってついてるんだっけ?,とか思ったわけです。試験監督には,普通の腕時計を見せておき,もうひとつを袖に隠せばわからないという方法かと思いましたが,スマホそのものを袖に隠したわけですね。それで,あんな撮影ができるとは驚愕でした。その上メールが作成できるなんて。コロナ対策で受験生の席と席が離れていたら,怪しい動きを隠す人が少なくてバレやすいように思えるのですが,そうでもなかったのですね。 沢山の非難があるようで,それも無理はないと思いますが,この子の場合,迷いや恐れがあったようなので,健全な社会で生活し続けられるようにしてあげてほしいです。突き放してしまうと,確信犯的にスマホで不正行為をしようとしているような人たちに利用されるようなことにもなりかねません。幸い,親御さんと一緒に出頭しているようですし,孤独になったりはしないと思いますが,このような問題が起きた時こそよく話を聞いてあげてほしいと思います。 これはしかし,電波が通じない部屋とかで試験を受けるくらいしか根本的な対策はないのでしょうかね。リモート授業が普通になっている状態ではなかなか難しそうですね。司法試験は六法は机の上に置いてあって見て良いようになっていますが,あのような方法はどうでしょうか。基本事項は書いてあるような辞典は全員に試験中貸し出して見て良いことにして,その先の問題を解くとか。問題が難しくなっちゃうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年01月29日 16時07分05秒
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