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カテゴリ:中年の健康を考える
今年は大変な1年でした。何とか息子が大学入学を果たしたのは良かったのですが,その後,仕事で体調を崩しそうな状態になり,しばらく仕事を減らして過ごしました。仕事を減らすというのは,私の場合,仕事を新たに受けることを控えることになります。
仕事を減らすと,収入も少なくなりますので,事務所の経営は苦しくなります。でも,燃え尽き症候群になって精神的に参ってしまったら長期間の休みを取らなくてはならなくなりますから,ここで少し休息を取らなきゃいけないと思いました。仕事のことでいっぱいいっぱいになって夜も眠れなくなり,忙しすぎて体調が悪くなると記憶が飛んだりするのですから,これは結構マズイと感じました。仕事を減らしても,それまで受けた仕事はこなしていかなくてはなりませんから,忙しさは急には変わりませんが,着実に仕事が終わっていくので,だんだん気持ちに余裕が生まれてくることになります。4月から仕事を減らしたところ,秋口には明らかに時間ができるようになってきました。 それで,都会の仕事は(2年間でしたが)きっちりこなして,それが終わって秋から社会人大学院に行って目先の違う勉強をしたりしていたら,気持ちがずいぶん上向いてきました。若い人たちが世の中のためにどうすれば良いかと懸命に勉強しているのを見ると心が洗われるようです。毎日毎日,つらい話の相談を受けている身としては,人のためにがんばろうという話を聞くだけでとても嬉しくなります。そういう「感じる」気持ちの余裕もありませんでした。勉強会の講師なども気持ちの切り替えに役立ちました。毎日,睡眠時間をしっかり取って「寝ても良いんだ」と自分に言い聞かせるようにしていたらちゃんと眠れるようになってきました。不思議なことですが,しっかり眠るためにはある程度の体力が必要なようです。そうして体調が整ってくると,新たな相談を受けてみようという気持ちも出てきました。何かを食べて味が分かるだけでなく「美味しい」と感動したり,音楽もオーケストラを聞く体力が出てきました。やっぱり,音楽はクラシックが良いですよねえ。疲れているときはとても聞く気になれなかった。そうしてみると,音楽を受け止めるのにも体力気力が必要なようです。 良かった,来年はちゃんと仕事ができそうです。今年は年末年始の刑事事件の当番もないので,ちゃんとお正月休みが取れそうです。そうなってくると,次々と電話が来て,忙しくなりそうな感じがしてきました。 来年はいい年になると良いなあ。そう毎年言いながら大変な年が続いていたわけですが,今年とても苦しかった分,来年は明るい年になって欲しいです。私,がんばりますから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年12月30日 19時40分39秒
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