肺炎までいかない心構え
緊急事態宣言が出て、人の動きはかなり縮小されているようです。でも、今はまだ2週間前の感染状態が発現しているわけですから感染者が減り始めるにはしばらく時間がかかりそうですね。市内でも感染者が出ている状態では、いつ自分が感染するかわかりません。これは、本気で感染した時のための対策、つまり感染しても軽症で終わらせるための対策を考えなければなりません。コロナは致死率は低いと言われていますが、感染者の2割(20パーセント)は重症肺炎になり、そのうちの1割(2パーセント)は死亡します。また、既往症ごとにも致死率は異なっています。病気と闘うには、病気自体を知らないといけません。新型コロナは新しい病気で、あまり情報が知られてはいませんが、アビガンを開発した白木公康先生が学術論文を寄稿してくださっており、それが日本医事新法社が公開してくださっているので、是非確認してみてください。中国のデータなど示されていて、かなり専門的ですが現在の最先端の研究の一端を知ることができて役に立つこと請け合いです。このような貴重な論文をネットで掲載して公開してくださっているのですから、本当にありがたいと思います。感染して何としても食い止めたいのは「肺炎」です。喉や気管支でウイルスを食い止めたいです。肺炎になってしまうと若者でも重篤になるのは当然です。多分、重症肺炎になってしまった後では、若者も高齢者もあまり変わりはないかもしれません。さて、沢山手を洗って、マスクをして、うがいをしても感染してしまったとして、ウイルスに感染しながら肺炎になる前に食い止めるためには免疫力を上げることが必要です。でも、免疫ってなんですか?という問題があります。免疫って具体的に言うと何なのでしょうか。自分には免疫があるのだろうか、どうすれば免疫を上げられるのだろうかと悩むわけです。でも、今回の新型コロナ(COVID-19)の患者さんの状況をあれこれ記事で見ると「活性酸素が大量に出る」というものがありました。それは、「小児では感染しても症状が出にくい」「高齢者に重症患者が多い」「基礎疾患がある人に死亡者が多い」という傾向と方向性が一致するように思えるわけです。小児では酸化ストレスが低く、基礎疾患がある人は酸化ストレスが高いので、このような傾向があるのだろうと思われるわけですね。だから、活性酸素を何とか抑えられれば重症化しないのかもしれないという仮説は成立すると思います。要するに活性酸素が沢山出ている状態だとウイルスに弱いので、この点を何とかしたいというわけです。このあたりの酸化ストレスの理屈については、出雲大学のサイトに「新型コロナウイルス感染症と糖質制限食(2020.4.6)」というコラムがとても参考になります。もっとも、私は糖質制限は全くしていません。私の場合、糖質を制限すると頭の回転が悪くなって楽しい気持ちがなくなります。元気がなくなると何もできなくなってしまいます。食べるものストレスは精神面にかなりのストレスを与えるように私には思えます。移動を制限されているストレスが高い時期に、この上ご飯やパン、麺類や甘いものをやめようなどと考えない方が良いと思います。だから、糖質制限をして血糖値変動を抑えることを考えることはしないで、より抗酸化に良い食品をとろうと思うわけです。そこで、震災ストックの中から青汁を出して来て、事務所と自宅に置きました。コーヒー代わりに飲むわけです。震災の時は、非常食などを取り続けると野菜が不足して口の端が切れたりして痛かったし、コンビニ弁当などが続いて高血圧になった事例が多かったので、野菜代わりに保存がきく青汁(カテキンで代用した人もいました)は非常食に是非加えておきたいものだと思ったのでした。生ものをキープするのは難しいですからねえ(こういうものは、日ごろ消費するようにして新しいものをストックするようにしたいものです。意外と難しいのですが。全然使わなくて古くなるか、食べちゃった後の補充を忘れるとかしてしまうのが普通ですね。事務所でも、この前期限がきたカンパンをみんなで食べて(おいしいんですよ、今のカンパン)それっきり補充していません。これはいけません)。私の場合、コーヒーは日に5杯は飲みます。そこを2~3杯にとどめてその分を青汁にしたのです。これならそれほどストレスはかかりません。紅茶よりも青汁の方が飲んでガツンとくる感じがするからです(意味不明な表現ですみません)。また、ハチミツにレモンをたくさん漬け込み、お湯で割って毎朝飲んでいます。茨城はもちろん納豆とかネバネバ食品は常にとっています(感染した方の統計をとるときに、日々の食生活についてのアンケートも是非とっていただきたいです)。ほかにも健康食品で抗酸化をうたっているものがあります。でも、これ結構高いものが多くてそうそう飲んでいられません。私は、何十年も昔に「まるかん」の「わかさ」というSOD様食品(ポーションタイプ)を飲んだことがあったので、今でもまだあるかと思って検索したら名前を変えて売られていました。今感染することに対応したい状況なので、効くかどうかは確認のしようもないのですがここは思い切って購入し、ばあちゃんや息子にも飲ませて感染対応をさせています。お守りみたいなものですね。私もばあちゃんもインフルエンザにかかったことがないので、多分、それなりの免疫はあるのだろうと思うのですが、何せ新型ウイルスです。どういう変わり者かわかりません。日頃かかったことがない者ほど重症化するかもしれないし、用心にこしたことはないでしょう。抗酸化物質とは一体何かと調べてみると、沢山物質名が出てきました。ビタミンA,ビタミンC,ビタミンE,ポリフェノール、カロテノイド、アントシアニン、イソフラボン、ルチン、カテキン、タンニン、フコイダン、カルコン、クルクミン、コエンザイムQ10など。ラクトフェリンも良いそうです。こうしてみると、和食なら何を食べても効くような気がしてきます。お酒なら赤ワインが良いのかな?