カテゴリ:思い出
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 少年の頃 浪花節(浪曲)を習いました[4] 師匠のおいちゃんとは、 中学二年の時から会っていません。 私の家が、その時に引っ越してしまったからです。 でも、おいちゃんのお陰で、 その後の人生は、実に有意義なものでした。 即興浪曲は、常に自分で創作した言葉で唸るのですから、 観察力、表現力も磨かれ、詩的な感覚も、 少しは養えたように思います。 そして、度胸もかなりつきました。 また、高校の頃、ホントに大変でしたが、 苦手だった歌にも挑戦することが出来ました。 成人してからは、歌もほぼ普通に歌っています。 もちろん、当初は浪曲調の歌ばかりでしたが……。(^_^;) 作詞作曲も手掛けるようになり、 浪曲の台詞の関連から、歌舞伎などにも興味を持ち、 今は、それらを複合して、 人形踊りなどに活用しております。 それもこれも、 あの魚屋のおいちゃんとの出会いがきっかけでした。 後になって、父に聞いたんですが、 「お前が先生と呼んでいたから言わなかったが、 あの人は、酒を呑み過ぎ、博打もやり過ぎ、女性にも溺れて、 師匠から破門されて帰ってきたんじゃ……」 驚きましたが……、私の印象は変わりません。 優しく、厳しく、大きな包容力を持った師匠でしたから……。 それから…………、 半世紀以上の信じられないような歳月が流れて…………。 ……とある、スナックで本当に久しぶりに師匠の話を していた時のことです。 きっかけは、私が「刃傷松の廊下」という、 真山一郎という浪曲師から歌手に転向した人の歌を唄った時 間奏の時に自作の浪曲を挟んだことです。 「なんでそんなに浪曲が上手いの」と言われて、調子に乗って、 昔話を始めたわけです。(^_^;) すっかり、聞き終えたママ曰く……、 「その人なら知ってるよ。もう亡くなられたけど 娘さんが駅前でスナックしてるよ」 !!驚愕です。(゜_゜) 色々と聞きただしましたが、どうも間違いないようです。 師匠のお嬢さん……当時、3~4才だったはずです。 いやいや、これはこれは、びっくりです。 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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