カテゴリ:思い出
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 男はつらいよ……寅さんを偲んで 誰もが知っている(知らない人は知らない……(^_^;)) 「フーテンの寅さん」こと、車寅次郎の妹の名は、 ……知る人ぞ知る「さくら」であります……。 女優の倍賞千恵子さんが演じていましたね。 (^-^) この「さくら」という名前、……戸籍上は「櫻」と書くらしいの です……。しかし「車櫻」では、八重桜や吉野桜のような桜の花 の一種と間違えられそうなので、ひらがなで書く様にしたという 事です。 もっともこの話しは、劇中の寅さん本人の弁ですから、 ……どこまでが本当かは……わかりません…………(ー_ー) また、1969年の「男はつらいよ」第一作で、「さくら」は寅屋 の裏の工場に勤めている、諏訪博と結婚しているので、 「諏訪さくら」という事になります…………。 面白いのは「男はつらいよ」の歌の出だしの歌詞なんです。 これも、ファンなら誰でもご存じように……、 「俺がいたんじゃお嫁にゃゆけぬ………………」であります。 「男はつらいよ」全48作のうち、さくらは第一作でお嫁に 行きますから、その後の47作ではこの歌詞は合わないことに なります。 そこで誕生したのが、もう一つの歌詞です……。 「どうせ、おいらはヤクザな兄貴………………」 ということになります。 カラオケで歌うと、原作の歌詞が出て来ますが、映画を見ると 変わっているのがわかります。(^。^) ……では、私が大好きな一場面を……再現します。(^。^) < 志村喬と 渥美清の名場面 > 志村喬が演ずる、 諏訪飃一郎(大学教授でさくらの夫である博の父)が 1971年作の「男はつらいよ・寅次郎恋歌」で 妻(つまりさくらの姑)を亡くします。 寅さん……寂しい想いをしている飃一郎を慰めにきて 二人で酒を呑んでいる場面です。 秋の縁側で、庭のリンドウを眺めながら、 飃一郎が寅次郎に語りかけます……。 「 あれは、もう十年も昔の事だがね……。 私は信州の安曇野というところに旅をしたんだ。 バスに乗り遅れて……、田舎道を一人で歩いてるうちに 日が暮れちまってね…………。 暗い夜道を心細く歩いていると…………、 ポツンと一軒家の農家が建っているんだ。 リンドウの花が……、庭いっぱいに咲いていてね……、 開けっ放した縁側から、明かりのついた茶の間で食事を しているのが見える………………。 まだ、食事に来ない子供がいるんだろう。 母親が大声でその子供の名前を呼ぶのが聞こえる。 私はね…………、 今でもその情景をありありと思い出す事が出来る……。 庭一面に咲いたリンドウの花……。 明々と明かりのついた茶の間…………。 賑やかに食事をする家族達……………………。 私はその時、それが……、それが本当の人間の 生活ってもんじゃないかと……、 …………ふと、そう思ったら、 急に涙が出てきちゃってね…………。 人間は……、絶対にひとりじゃ生きていけない。 逆らっちゃいかん。人間は……、人間の運命に 逆らっちゃいかん。そこに早く気が付かないと不幸な 一生を送ることになる…………。 わかるね、寅次郎君………………。わかるね…………」 「…………。…………。…………(ー_ー)」 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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