カテゴリ:給料とは何か!分かって働こう
◆
人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 給料って何か? 考えたことある? [5] <Renewal> 小方「阿武さんの仰る通り、採用の担当者に求められる能力は、 まさに、神わざ的なものになってしまいます。 わずかの書類と短い面接で決めなきゃなりません……」 阿武「現在はどうか知りませんが、昔、ソニーさんなんかは、 採用試験を数日間の合宿でやっていた事があります……」 小方「……!!……合宿ですか?…………凄いな。 それで、より確からしい見方は出来るかもしれませんが、 ……それとても限界がありますよね……。 受験する方も大変だな―――(^-^)」 阿武「ええ、採用に関しては昔から難題山積みですよ。 事業体としては、未知の者への投資の覚悟でもあります。 現在、多くの会社が採用している方式は、あらかじめ 学歴別に異なった初任給を設定して、それを公表し、 納得のいった方が受験をし、合格すれば入社する、 というのが大半ですね……」 小方「変な事を言うようですが……例えば高校卒の人が、 大学卒の初任給の額を欲しいと言っても良い訳ですよね。 自信があれば……。只、相手の会社との間で、 折り合いがつくという保証は、殆んどありませんが……」 阿武「会社としても殆んど初対面の人達に対して、大きな賭けは しにくいでしょうね……。 規定の試験を突破し入社して、実務の成果が見えてきて、 初めて、徐々にリアルな能力主義的運用に乗せて行くと いう事でしょう。十分な観察を踏まえてね……」 小方「そうすると……阿武さん、さっきの話に戻しますよ。 入社一年目の社員で、仕事の成果には殆んど差が無いにも 関わらず、初任給の関係で大目に給料を貰っている人達は 自覚が必要ですね……」 阿武「ほう(^。^)……どんな自覚と思われますか?(^-^)」 小方「学問等を通じて自分が今までに蓄積してきたものや、 自分の潜在能力を、会社に買われていると言う事を、 よく自覚しておく必要があると思います。そして、 業績に於いて可能な限り早く、一歩も二歩も抜け出して 行かなければなりません……」 阿武「(^-^)……そうです。その通りです。 専門学校等で、技術技能訓練を受けた人達が一緒に居る としたら、数年間は、どうしても実務の成果の逆転現象が 起こる事さえありますよね。 スタートラインで、上位の評価をされた人達には、 相当のプレッシャーになるでしょうが、視点を ちょっと先に置いて、きちんと考える必要があります」 小方「ルール上、低い設定の評価で入社した人達は、 逆に実力の見せ所となるわけですね……」 阿武「ええ、こう話してくると、給料を説明する言葉の中に 『仕事の出来栄え』だけでなく 『将来の可能性を加味して』というのを 付け加える必要がありそうですね……」 小方「可能性………ですか」 阿武「可能性に金を払うということが、最も明快に分かるのは 新入社員研修ですがね……」 小方「えっ?………ああ、そうか。 彼らはほとんど何にも実務をしてませんね。 それでも給料日には、ちゃんと支払われる訳だ。 ……なるほど」 阿武「そうですね……。それから小方さん。 もうひとついいですか? 『仕事の出来栄えに応じ』というので、 まだ、ちょっと、引っかかることがありましてね」 小方「えっ?…………何でしょう?」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[給料とは何か!分かって働こう] カテゴリの最新記事
|
|