愛 こ と ば・心 の 散 歩 路
< 新しい記事
新着記事一覧(全6273件)
過去の記事 >
◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群[5] 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群[4] 【文化的な価値について<中>】 「では、沖ノ島で行われた数々の祭祀と、 発見された宝物などについて説明して頂けますか?」 「断っておきますが……、言うまでもなく、 私は太古の時代に生きていた訳ではないのです(^。^)」 「えっ?先輩!今での話は全て目撃証言ではないのですか? ふふふふっ……なんちゃって……( "^ ∇ ^" )」 「ははははっ……冗談キツイね。 だから、宗像大社が発行されているものや、 その他出版物、ネット上の情報などを引用して、 解説しています。そこのところをよろしく頼みます」 「はいはい、(^-^) よく分かっておりますよ。(^O^)」 「最も古い祭祀から入ります。 4世紀後半に対外交流の活発化を背景に、巨岩の上での 祭祀が始まりました。 これを 『岩上祭祀』(四世紀後半~五世紀) といいます」 「巨岩の上というのは、各地に残っている、巨岩や巨木信仰の 一端何でしょうかね?」 「うん、そうかもしれないね。太陽を拝み、海を拝み、 大きな山、岩、木などに神が宿ると考えた時代だろうね。 沖ノ島では、岩と岩とが重なる狭いすき間に奉献品が沢山、 並べ置かれていたんだよ」 5世紀中ごろになると、巨岩の上に石で方形に囲った祭壇が 設けられるようになりました。 「どんな品々が祭祀に用いられたんですか?」 「祭祀に用いられた品は、銅鏡や、鉄剣などの武具、 勾玉などの玉類が中心となっているね。 これで何かを思い出さないかな……?」 「…………(-.-) あっ、三種の神器ですか?」 「流石だね。『鏡・剣・玉』は、日本神話の3種の神器と いわれて、後世迄長く祭祀で用いられる組み合わせだね。 では、祭祀の跡や奉献品を写真で見せようかね」 「奉献品は岩と岩とが重なるすき間に、 丁寧に並べ置かれていたんだよ。 これが代表的な奉献品 三角縁神獣鏡。 その頃、ヤマト王権が朝鮮半島から調達した鉄の素材が奉献 されたことから、当時の日本に『鉄の素材』がどんなに必要 だっかが理解できますね」 「うーーーん、凄いですね……」 「そして、5世紀後半になると、 祭祀の場はヒサシの様に突き出た巨岩の陰へと 移り変わっていきます。 これを 『岩陰祭祀』(五世紀後半~七世紀) といいます。 この時代の奉献品には、 鉄製武器や斧などのミニチュア製品などで、 朝鮮半島からと推察できる金銅製馬具などがあります。 金製指輪は新羅の王陵から出土した指輪とよく似ています。 他に出てきた、イラン製のカットグラス椀片は、 遥かシルクロードを経てもたらされた考えられることから、 貴重な交流の証となっています。 危険な海を越えて対外交流を行った古代の人々は、これらの 貴重な品々を供え神に祈りを捧げたんでしょうね」 「先輩、あまりの凄さに頭が飽和状態になりました。 続きは、次回にお願いして良いですか?」 「はい(^。^) 承知しました。 では、続きは次回という事で…………」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
^-^◆ 自然の楽しさ面白さ……夕陽と遊ぶ 2023/12/07 コメント(32)
^-^◆ 貧しい身でも より窮乏している人… 2023/01/25 コメント(32)
^-^◆ 日本人の麗しい心 …… 感謝の心 (^.^) 2022/05/26 コメント(32)
もっと見る
PR
Freepage List
Category