カテゴリ:思い出
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人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 子供の前で信号無視はできません <Revival> 昼休みにウォーキングしますが、 あらかじめゴール地点を決めて、大体、30分ほど歩きます。 ……それから昼食を取る訳です。 いつぞやの事です……。 路地を抜け大通りを渡れば、今日のゴールはすぐです。 有酸素運動量を測れる歩数計を付けて歩いています。 それで……出来るだけ連続して歩きたいので、 信号では止まりたくないというのが希望です。 最後の大通りもスイスイと渡れることを期待します。 角を曲って…………50m程向こうに大通りが見えてきました。 丁度今、信号が赤に変わったところ…………です。 このリズムだと着く頃に丁度、再び赤に変わるタイミングです。 何度も通っている道だからしっかり学習しています。 スピード調整しょうか……? ……とも、思いましたが、 ……否、その必要はありません。 この通りは比較的大きな通りですが、車の通りが少ないのです。 特に、昼休みの時間帯は車が少ないのが特徴です。 (これも……学習しています(^。^)) つまりは、信号無視でも安全に渡れるというわけです。 おっと…………信号無視とは、人聞きが悪いですね。 「自己の完結的責任下に於ける、道路交通法の一部弾力的運用」 ……というわけです。(^。^) ややあって、大通りに差し掛かりました。 ……案の定、横断歩道の信号は「赤」です。 ……しかし、右も左も……200m向こうまで、車は一台も 来ておりません。……正に、予測通りです。 これで、渡ってしまえば……今日のウォーキングも、 ほぼ計画通りに終わります。 ……と、その時、 後ろから、パタパタという音が迫って来ました。 ……悪い予感……。 そして…………当たりです。 一人の小学生の男の子が全力疾走で、 ランドセルをパタパタといわせながら、 追いついて来たのです……。 あ~~~あ……。 これで、信号無視……いや、規則の弾力的運用はできません。 小学生の手前、大人としてルール順守を見せねばなりません。 仕方なく立ち止まって、赤信号を恨めしそうに眺めている 私のすぐ傍にその少年は走ってきました。 しかし、パタパタという音が止まりません。 見ると止まった地点でかけ足、足踏みをしています。 ……ん? ちょっと、異常な感じもしたので、 「どうした?」というような顔で、覗きこみましたら……、 「シッコ、シッコ……」と言ってるじゃありませんか……。 「あそこか……?」通りの向こうのマンションを指さしました。 足踏みを止めず「シッコ、シッコ」と言いながら少年が、 何度も頷きました。 「よし、渡してあげよう……」さっと、右手を出すとすかさず、 その手を握ってきたので……、 「右良し、左良し、行くぞーー」って言って、 手を引っ張って、大通りを走りました。 こんな風に書くと長々となりますが、ほんの一瞬の出来事です。 向こうに渡り終えると「ありがとうございまーす」といって、 その少年は見向きもせずに、一目散に前のマンションに 飛び込んで行きました。早い事……早いこと。 結局、私も比較的長い赤信号に邪魔されず渡れた事になります。 なんか……可笑しくて……。(>_<) 一人で笑いながら、ゴール地点に歩を進めました。(^.^) 予定通りの到着です。(一_一)V メデタシ……メデタシ……。 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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