カテゴリ:思い出
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人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 若き日の「仕事大変」の思い出 [4 End] <Renewal> 【前回】若き日の「仕事大変」の思い出 [3] その頃からです……。 なんと、驚くことに双方の上司が、 私のスケジュールの取り合いを始めたのです……。 私を、より使おうとし始めたわけです。 様々な企画・計画が決定されますと、 次は当然、その実行段階に移されるわけですが、 実行段階において起こってくる様々な課題に対しては、 その調整をほとんど私に任されておりました。 その事によって上司は次の新規課題に時間を割けるわけです。 私も実行段階の責任者と綿密に連携を取って進めていました。 企画部門の人間として、そんな風に実行にかかわる事で、 決定された事項の効果が早くスムーズに、 現れるように努力していたわけです。(任務でもありました) 私の有利な点は、 上司との事前の論議を徹底的に尽くしているという事です。 その後、発生してくるであろう例外的な処置についても そこそこ素早く理解し解決する事が出来たのです。 ……考えてみれば、企画案を実施に移す段階での私の存在は、 それぞれの上司にとって事がスムーズに運ぶので、 便利だったに違いありません……。 私とて、優れた上司の知恵を得て、業務の成果を上げる 事ができて、とてもラッキーだったんです。 そんな面もあって…………、 私を使いたいと考えて頂いたのかもしれませんね……。 お陰で何やかやと一層忙しくはなりましたが……。(^-^) ホントに忙しくなったんです。 すると……、するとどうでしょう……。 時折、部長から密かに呼ばれて、 課長格双方の対決している意見に関して、 私に直接解説を求められるようにもなったんです。 まったく…………思いもよらない事でした……。 そして、それは、緊張の中にも遣り甲斐のある、 まさに真剣勝負の経験でした。 ……げに仕事とは面白きものです。 やりにくく困難であるはずの職場環境が、 私の成長の為の「師」になったのですから……。 色々な事を学んだと思います。 ……実に多くの事を学びました。 どんなに堅い組織の壁や人事の壁、 先輩後輩の壁があろうと、 最終的には、 自らが自らの意見をしっかり持って貫く事こそが、 最も大切だという事。 それは、自らの意見でしか、 人を真に説得することは出来ないということにもつながります。 借り物の意見は見破られ人々は納得しません。 そして、揺るぎない自分の考えを固めたら、 周囲に多くの味方を作り、 その意見の正当性を検証・強化していきさえすれば、 権限は無くとも何も恐い物はないという事。 そして、例えそれで失敗するような目に遭っても、 なんら後悔する事は無いという事を学んだのもこの頃です。 何と言っても「ビジネスマンとしての成長」という財産を、 頂いているのですから……。 また優れて地位の高い上司ほど、論理的であり、 筋の通ったものを、取り上げるという事も理解しました。 本当に優れた上司は決して権威を振りかざしません。 力があるから……その必要が無いのです。 まぁ、さわさりながら……、 文面には表現出来ない辛酸も舐めましたがね………。(^_^;) 人間……結果が良いと、 良い思い出だけが強く残るものです。(^-^) 自分が、たいしたレベルの人間では無いという事を しっかり感じ、認識し、だからその故にこそ、学ぶのだと いうことを自覚出来たのが、一番大きな収穫でしょうかね。 ……時は、淡々と流れて……。 二人の上司の内の年長の方は、子会社の社長になられ、 一方の方は、会社を辞めて転職されまして、 世間では、ほどほどに知られているIT大企業の、 副社長になられました。 懐かしい、懐かしい思い出です。 <完> ご愛読ありがとうございました。<m(__)m> 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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