^-^◆ 部下に対する上司の様々な形[その6]
^-^◆部下に対する 上司の様々な形[その6]先輩 「君達の部下ってさ……、 上司をどんな風に 思ってるんだろうなぁ」峰葉 「それは時と場合によって 違うと思いますが……」先輩 「うん、そうだな……。 まっ、割と厳しい状況の時にだ……」今城 「先輩! それは言うまでもなく、不満に違いないんじゃ ないですか。……私だって、時々、立場が逆だったら 腹立つだろうなって感じることありますよ」先輩 「……不満か?…………ナルホド」今城 「だって、いちいち厳しい指示命令をされるわけですから 当然ですよ。腹の中は不満タラタラでしょうよ……。 だから、我々の方は気が抜けないんですよ……。 そんな時にこそ、ビシッと締めておかないと、職場の 秩序が乱れてしまいます」 先輩 「みんながみんな、不満という事も無いと思うが……」今城 「確かに………、……厳密に言えばそうですね……。 でもそれは、度合いの違いだけで、基本的には、 仕事に不満を感じるよりも、それを言いつける上司に 不満を感じます。 ……だって、私だって部長に対してそうですから……」先輩 「お前もそうか?……そんなもんかなぁ……。 峰葉はどう思う?」峰葉 「うーん、不満ですか……。無い事はないでしょうね。 でも、厳密に言うと、……不満より不安じゃ ないですかね」今城 「……不安?……どう違う?」峰葉 「不満だったら……納得を与えてやらなきゃならんが、 不安だったら、勇気で良い……」今城 「よくわからんな……相変わらず……お前は」 峰葉 「不満って、対立的な概念だろう?上司に対して対立的 になる人ってそんなに居るかなぁ……実際……」今城 「……うん、しかし、面と向かって反抗的な行動には 出ないにしても、腹の中では不満タラタラじゃ ないか?」峰葉 「こう思うんだ……。彼らが自分の責任を果たそうとする 時に、もし失敗したら、その失敗に対して上司がどんな 判断をするか………といったような事に対する不安感が あるように思うんだ……」先輩 「……ん……?どういうことかな?」峰葉 「上司に不満を持つくらいの部下なら、中々の実力者 じゃないですかね?大半の人たちは、上司の価値観 に対してよく分らない不安を、漠然と持っているような 気がします」先輩 「うん、うん……」 峰葉 「不満なら対応が反発的でしょうが、不安だから、 何となく様子見的な接触が多いように感じますが……」先輩 「うーん、……なるほど……不安……か」今城 「そういわれれば、俺も内心不満を持っているが、 部長に対しては、恐るおそる行くなぁ……。 価値観が分らんからなぁ……」先輩 「自分が何をしたら上長から誉められ、何をしたら 叱られるかを把握している部下は、ある意味積極的 に的を絞って動くよなぁ……」峰葉 「コミュニケーションが比較的うまくいっていて、上下の 関係もそんなにギスギスしてなくて、不満が少ない 職場にあっても、……不安はあると考えて対応した方 が良いと思います。」今城 「……お前はファン(不安)が多いからなぁ(;一_一)」先輩 「……うん?……何だって、今城……?」峰葉「ははははっ……。……なら良いがな……(^。^)」 <続> ===========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活--ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)