^-^◆ 青年の親切・勘違い・冷や汗シルバーシート
◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 青年の親切・勘違い・冷や汗シルバーシート <Request・Renewal> もう随分と以前の思い出話です。友人からリクエストが来ましたので、リニューアルアップいたします。 八幡駅のホームにある待合室で、本を読みながら列車を待っていた時のことです。周りの人たちがバタバタと立ち始めたので、慌てて立ってホームに出ようとしましたが……、組んでいた左足が痺れてしまってまともに歩けません。……最近、足を長く組んでいると時々痺れる事があります。長い事、テニスの練習で左足を軸足として痛めつけてきているので、きっとそのせいだと思います。思ったより早く電車が入ってきたので少し焦りました。大きな重たいカバンを持っているのも災いしました。(-_-メ) やっとのことで、左足を引きづり乍らドアの所までいって、取っ手に掴まり、ほとんど腕の力で乗り込む事が出来ました。ほっとしていると、ドアのすぐ横に座っていた学生らしい青年が二人共さっと立ち上がって「どうぞ!」と席を譲ってきました。 例の『お年寄り体の不自由な方の優先席』というアレです。私は、そんなんじゃないし、痺れはすぐに良くなりますから、固辞したんですが、一人の方の青年が背中を押すようにして勧めるので、結果的に座ってしまいました…………。(-.-) 二人は、向こう側のドアの方に移動して立っています。なんだか、照れ臭くて落ち着かない感覚ですが、今時、珍しく親切な青年に出会った爽やかさはありました。 折尾で前の席が空いたので、二人とも再び腰掛けました。話の中身はわかりませんが、熱心に話し込んでいます。若い人が話し込むのは良い景色です。 ………つい、ウトウトとして……眼を覚ますと海老津駅です。前の席には若者が一人しかいません。眠っている間に一人は降りたのでしょう。足はすっかり正常に戻っています。 「東郷駅までの間に降りてくれないかな………」と、願っていたのですが赤間駅でも降りません。……とうとう、下車駅の東郷に着いてしまいました。 相手に説明するのも何だし…………、さっさと歩くと騙したみたいだし………。仕方なく、彼に軽く会釈をしてから、再び、乗った時のように左足を引きずりながら降りました。痛くもないのに……。(-.-) 何だか情けなさに似た気持ちです……。ホームに降りて、後ろでドアがしまって、動き出してしばらく……何となく背中に視線を感じながら、5~6mはそうやって……歩きました。 「足、どうされました?」よく駅で会う名前も知らない人が、足元を覗きこみながら追い越していきました。「ええ、ちょっと…………」といって、立ち止まって、何だか自分が馬鹿に思えて……、苦笑して複雑な気持ちで……、横のベンチに座りました。…………溜め息…………………(;一_一) 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆