^-^◆ 映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<27/48>
◆ ------------------------------------------------------------- 私、生まれも育ちも葛飾柴又です 帝釈天でうぶ湯をつかい 姓は車、名は寅次郎 人呼んでフーテンの寅と発します とかく西に行きましても東に行きましても 土地 土地のお兄貴さん お姐さんに ご厄介かけがちなる若造です 以後、見苦しき面体 お見知りおきおかれまして 向後万端引き立って よろしくお頼み申します ----------------------------------------------------------------人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<27/48> 【前回】映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<26/48>■■ 『男はつらいよ』第27作 (浪花の恋の寅次郎)■■ 監 督 :山田洋次 脚 本 :山田洋次、朝間義隆 マドンナ :松坂慶子 ゲストスター :芦屋雁之助、大村 崑 常連 スター : -略- ロケ地 :大阪天王寺、生駒山 封 切 :昭和56年8月8日 上映 時間 :1時間44分<あらすじ> 旅先で知り合った薄倖な芸者(松坂慶子)と通天閣の見える天王寺で再会したところから始まる。それまで、関西弁、薄味の食物等々、性に合わなかった大阪という土地が、寅はいっぺんに好きになってしまう。とらやでは一同ハラハラ。寅はそんなことはよそに、芸者の為に大奮闘……。 寅次郎は瀬戸内海の小島で、ふみ(松坂慶子)に出会う。ふみの両親は幼いころに離婚し、祖母にこの島で育てられた。その祖母の墓参りをしていたのだ。ふみは現在は大阪で働いていると言うが職業は明かさなかった。 その後、大阪に行った寅次郎が、石切神社で水中花の啖呵売をしている所に、ふみが芸者姿で現れる。再会を喜びあう二人であった。そして寅次郎はふみたち芸者と遊び歩く。夜、ふみは、寅次郎を逗留先のホテルまで送るが、寅次郎がタクシー代を渡そうとすると、受け取りを拒む……「寅さんは友達だから」と……。ある日、宝山寺で、ふみが絵馬に書いた願い事から、寅次郎は、ふみには生き別れた弟(英男)がいることを知る。両親の離婚と同時に、別れてしまったのだ。 弟に全く会っていないふみ。寅次郎は会いに行く事を勧める。二人は弟の会社に向かったが、彼は既に急病で亡くなっていた。 弟のアパートに行った寅次郎とふみは、彼の恋人に会い、弟がふみに、とても会いたがっていたと知る。姉を「お母さんみたいに懐かしい人や」と言っていたと……。 ふみは仕事に向かったが、悲しみのあまり、最後までやりきることができず、ホテルの寅次郎を訪ねてくる。いろいろ話を聞いてくれる寅次郎は、頼もしかったが、酔ったふみに「今晩、この部屋に泊めてほしい」と言われると、しりごみして、自分は他の部屋で寝ることになる。 翌朝、寅次郎がふみに会いにいくと、「これから、どう生きて行くか一人で考えていきます。寅さんお幸せに。さようなら」という置手紙があった。大阪から、柴又のとらやへ帰ってきた寅次郎は、「大阪の芸者にふられた」と嘆く。ところが、しばらくすると、芸者をやめたというふみがとらやを訪ねてきた。 ふみの来訪に、天にも昇る心地の寅次郎だった。 しかし直後、ふみの口から、約束をしていた板前と結婚し、彼の故郷である対馬に移り住むという言葉が出る。 寅次郎は、とらやを立ち去るふみに祝福の言葉をかけるが、さくらには「わざわざ来ることはなかったんだよ。こっちの気持ちにもなってくれっていうんだよ。こんな惨めな気分にさせられてよ」とこぼし、いつになく落ち込んでしまう。 寅次郎がとらやを去った後大阪のホテルの喜介(芦屋雁之助)がたまっていた宿賃を取り立てにとらやまで来る。 そのころ、寅次郎は対馬まで行き、ふみとその夫に会う。晴れ晴れとした表情で、心から二人を祝福する寅次郎であった。 <後 21回続く> ※ 画像・記事の一部は、ネットから拝借しました。人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆