さっきの記事に追記
少し、言葉たらずだったので、追記いたします。僕は、難しい問題を出すなと言いたいわけではない。簡単な問題ばかりにしろと言いたいわけではない。バランスのとれた出題を望む、と言いたいのです。基本・基礎知識でとれる問題が2~30%、教科書応用レベルの問題が、また2~30%、そして、今回出題されたような高難度の問題が3~40%。僕のみるに、今回の後期入試は、中くらいのレベルの問題が欠落しているように感じました。できる問題は、全員できて、難しい問題は全員できない・・・みたいな。要するにですね~、例えば最下層(←言葉は悪いですが、あえて使います)の高校を受験する子たちは、漢字の読みと、計算問題数問ができるくらい、あとはカンで選択問題の記号を選ぶ。合格したとして、自分が、なんで合格したか、よくわからない、ってことになるんじゃないでしょうか。何回も書いてますが、僕らは、受験で最も重要なのは結果ではなく、過程であると思っています。それぞれのレベルの子が、レベルに応じて一生懸命、高校合格にむけて努力してきた。その努力が、形になって現れて、「勉強したから、この問題ができた!」という実感があって、ようやっと「成功」だと思うわけです。その意味で、なんのおかげで受かったかわからないテストというのは賛成できないなぁ~、と。うまく僕の感じていることが伝わるといいのですが・・・。Kama