ウチの合宿は「違い」ます
愛夢舎は、明日25日より、志賀高原一の瀬にて中学3年生・高校3年生対象の「夏期勉強合宿」に入ります。5泊6日間。合宿に入ります。僕らは、修羅に入ります。 よく、「合宿」というと、涼しい場所に行って、生徒たちがコツコツと自習して、先生たちが面倒をみるというイメージを持たれる方がいらっしゃいますが、ウチのは違います。授業を行います。一切、「遊び」の要素はありません。「涼しいから志賀高原」ではありません。過去の自分と訣別するため、日常を大きく離れた「異空間」に身を移すため、決して逃げることのできない場所を選んでいます。当たり前ですが、部屋のテレビは点きません。朝食前の散歩以外、生徒たちは一歩もホテルを出ず、ずっと勉強だけをします。少人数のクセに、ホテルは貸切。「軍隊」と揶揄される、僕らの怒号、張り詰めた空気で、一般の方にご迷惑をおかけするといけないので。ルールが、事細かにあります。携帯電話、勉強道具以外の本・雑誌、I-POTなどの音楽ツール、あらゆる、勉強と関係のない私物は、一切持参禁止。ホテル内の移動では、一切の私語を禁止。1秒単位で、遅刻を管理。「あいさつ」は、自分の限界に挑戦すべく、大きな声で。授業中は、机に肘をついたり、足を組んだりせず、正しい姿勢で。出された食事は、残さず全て食べる。 いずれの場合も、違反があろうものなら、先生は容赦なく怒鳴りつけ、場合によっては正座等で反省を促します。はい、軍隊的かも知れません。僕らは、この期間、「先生」というより「鬼軍曹」か「教官」か、そんな感じかもしれません。生徒も大変かもしれないけど、はっきり言って、こちらはこちらで、心身ともにものすごい緊張感と疲労、尋常なメンタルの鍛え方ではできないと思ってます。だから、別に隠し立てしていません。マネをされるなら、どうぞ、やってみてください、というだけの自信がある。全てのルール、全ての一秒、全ての現象に、意味がなく、意味があります。今日から僕も、別人格になるべく、コンセントレイションを高めていきます。人との接触をなるたけ避け、「気」をこねて、高密度で非常な硬度の「球」を自分の中で作り上げ・・・修羅に入ります。Kama