入間市の塾　愛夢舎からのメッセージ

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  ジュクチョウギターズ

  　忙しくていじってなかったギターさんたちを出してみました（弾く時間はあまりありません・・・悲）　ギターさんたちって眺めてるだけでも飽きません。芸術ですよね。　それじゃ、ジュクチョウズ・ギターコレクションをどうぞ。ムーンのストラトです。これは結構珍しいものなんです。ハードテイルといって、シンクロナイズドトレモノ（アーム）がついていません。白と鼈甲がらのピックガードが気に入っています。ファンキーなカッティングをチャカチャカやるには最高のギターです。フェンダーのテレキャスターです。カラーリングは前オーナーのオリジナルです。すごいオレンジですよね（笑）。フレットがかなり減っているので最近はあまり使っていません。Thunder（鈴木バイオリン社）のムスタングです。本家（フェンダー）のムスタングを持っていないのでなんとも言えないのですが、ショートスケールで手の小さな私にはとても弾きやすいギターです。これを抱えると、必ずチャーのスモーキーを弾いてしまいます（笑）。オべーションのセレブリティーです。木目がとてもきれいだったので気に入って購入したものです。音はオべーションらしいジャラジャラした音（好き嫌いあるかも）。エレアコなのでライブにも重宝します。これも調整に出さないと、今は弾けない状態です。一番最近買ったのが、このS.Yairiのアコギ。バラしてしまうけど８０００円（新品）で購入しました（笑）。でも、バカにするなかれ。結構いい音しますよ。引き込めば、もっとよくなるだろうな。隠居中のフェンダーストラトは以前こちらでも紹介させていただいたので、今回は登場なし（笑）。今度は私のアナログシンセを紹介したいです。塾のブログとは思えない内容で失礼しました・・・ジュクチョウ

  2009.01.08

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  成績優秀者発表で締めくくり

  　本日で愛夢舎２００８～９年冬期講習会はすべて終了します。現在、中１・２生が冬期講習締めくくりの「確認テスト」を受けている最中です。　他学年は「確認テスト」も終了いたしました。中３生の確認テスト終了後の「成績優秀者発表」の模様をどうぞ。発表隊長の小田切先生のトークが炸裂しています（笑）。（小田切先生曰く、そろそろ「発表隊長」のお役は田中先生に譲りたいそうです）優秀者の名前は、本人の許可を取っていないので載せられませんが・・・優秀者発表ですので上位の生徒の名前しか呼ばれませんでしたが、今回の講習、全生徒本当によくがんばりました。先生たちは、心の中では、全員の名前を発表していたんですよ。この講習会で身につけた貴重な知識を、すぐそこまで来ている入試で、活かしてください。心から願っています。それでは、１月１０日の「出陣式」で会いましょう！あっ、明日・明後日の休館日は、自宅で集中して過去問を解いておいてくださいね。

  2009.01.07

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  冬期講習内容の総復習

  　２００８～９学習塾愛夢舎の冬期講習会も明日で終了します。　本日は明日の「確認テスト」に備え、生徒たちは先生に質問しながら、講習会学習内容を総復習しております。この「復習日」を上手く使える生徒はホント学力が上がるんです。　中３・高３生は午前９時からすでに４時間はやっております。　そろそろ、小学生や中高他学年生がやって来ます。

  2009.01.06

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• 最近の子供たちの不平不満

  　子供たちは、私たちには信じられないことを、言うことがある・・・（実際にウチの中１生が言った言葉です）　「あ～、目開いてるの疲れる・・」　「ごはん噛むの面倒くさい・・・」　「トイレ行くの面倒くさい・・・」　　おいおい、それを拒否したら「死ぬこと」と同義だぞ・・・　もちろん、彼らにとって深い意味があるわけではないし、本気で言っているのでもない（と思う）。　　でも、昔だったら、親にブッ飛ばされているかも。　いや、誤解を恐れずに言いますが、私もブッ飛ばしたい。　今は言葉で諭していますがね・・・覚悟しといてよ（笑）。　ジュクチョウ　

  2009.01.05

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• 冬期講習６日目

  こんにちは、鎌田です。２００９年になり、冬期講習会は６日目に入りました。もっとも、受験学年の子たちにとっては新年２日から塾で勉強しているので、途切れることなく塾に通っている感覚かもしれません。（少なくとも、僕ら講師陣はそうなので…）これから午後の授業。小学生や中学低学年生が続々終結してきます。「正月に凧揚げをしたか？」とか、「モチ、いくつ食べた？」とか、そういう話題は、もう時代遅れになってしまったようですね。それにしても、晴れますね～。今回の講習会では雪はおろか、雨も降りません。これも小田切大明神のお力でございましょうか。Kama

  2009.01.04

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• 回転寿司廃止案

  ええ～っ、私、好きな食べ物を聞かれた場合には「寿司・ラーメン・カレー」と答える、まさに、ベリー日本人でありまして、中でも３つのうちでも特に好きな「寿司」に関しましてはそれが銀座の高級店であろうと、「かっぱ」であろうと「小僧」であろうと、回っていようと、回っていなかうと、スーパーのパックであろうと、ピザのように宅配であろうと、富山の鱒の寿司であろうと、おかあさんの手巻きであろうと、何でも好きなのであります。あ、さすが「寿司」がつかないだけあって、バッテラは好きでないのであります。 そんな私めをしまして、しかし、ここに「回転寿司廃止案」を声を高らかに提案するのであります。その理由は、ですから、味とか品質うんぬんに関しましてのことではなくて、ひとえに、お店の営業形態にこそあるのであります。ケーキが回ったっていいじゃないか。もうすこし、踏み込んで申し上げますと、昨今の回転寿司屋さんの仕組みが将来ある若者、特に小中学生から「自分の意志を表現する」、「空気を読む」、このふたつの「生きる力」を奪っている、そのように判断するに至ったからであります。今現在の回転寿司屋さんは若者たちから「表現力」を奪い取り、流行語となった「KY」を量産しているのであります。 ま～、私も、ひとりで行くのもなんですから、回転寿司屋に行くことはとんとないのでありますが、何年か前に行った折に、そのシステムの進化に驚いたわけでございます。今現在の回転寿司屋さんでは、あのベルトコンベアの内側に職人さんが立っていないということがある。さらに、ベルトに乗って回ってくるお寿司を取ってもよいが、注文して握ってもらう場合には口頭で注文するのではなく、タッチパネル式の機械でもって、ピッポッパッとお願いする。 ここです、ここが本廃止案のキモでございます。 本来、お寿司屋さんというのは注文することが難しいお店のひとつであります。忙しく手を動かす職人さんたちの様子をみて、「今だ！」と思ったときに自分の食べたいネタを注文する。魚に詳しい人ならともかく、知識とボキャブラリーの乏しい人にとってはさらに状況は難しくなります。「マグロ」しか知らない人はひたすら「マグロ」ばっかり頼み、「赤身」と「中トロ」と「大トロ」との区別がつかないまま大人になっていくのであります。まして、カンパチとかエンガワとか、そういうネタを知ることなく、大人になっていくのであります。しかして、職人さんが目の前にいて、充分な表現力、「質問する」という力を身につけた若者はどんどん新しい知識と、新しい味覚を手に入れていくことができるでしょう。この寿司屋の形態、自分の食べたいネタを選択したり質問したりして、職人さんや他のお客さんの様子、まさに空気を読んで、タイミングをはかって注文する。ここで、空気の読めない人は職人さんに怒られることもあるでしょうし、表現ができない人は、いざ店に行ったけど、何も食べないで出てくるということになる。寿司屋は、空気を読むこと、自分の意志を表現すること、この２つの「力」を身につける、社会勉強の場であったのです。 しか～し、今のピッポッパッ式の形態では、それは叶わないのであります。客となった我々は、自分の都合のよいタイミングでタッチパネルを押し、自分の意志を声に出して他のひとに伝えることもない。さらには、お会計のときだって、パネルに触るだけで済んでしまうのであります。知ったかぶって「おあいそ！」とか言っちゃって、「それは客が言うセリフじゃねーんだよ」とか職人さんに訂正され、正しい知識を身につけるような機会も失われているのであります。いわんや、「ムラサキ」とか「アガリ」とか言っても、昨今の回転寿司屋に慣れている若者には通じないのであります。豊かな日本語が失われつつあるのであります。なにより、空気を読んで、自分の意志を表現する、この力が失われているのは、ゆゆしき問題なのであります。 例えば、愛夢舎では、授業が終わった後、「学習記録表」なる用紙に、佐々木塾長の確認印を押してもらってから家路につくのでありますが、「ハンコ、押してください」というセリフもなく、ただつかつか歩み寄って、無言で用紙をつきだす若者が増えつつあるのでございます。そんなとき、塾長佐々木は「なに？」「…いや、ハンコ・・・」「ハンコ？持ってるよ？」「…いや、押して・・・」「ん？どこに？」みたいなやりとりをして、若者に意志表現の力を持ってもらおうとするのであります。ハンコだけではありません。塾に入ってきたときも、先生たちにあいさつするでもなく、他の子のかげに隠れるようにこそこそと教室に入っていく若者もいるのであります。 このような状況を見るにつけ、彼らは昔ながらの寿司屋でこの大切な力を養わねばならぬと強く思うに至ったのであります。 さらに、回転寿司を以前の方式に戻すことは経費削減にもつながるのであります。回転寿司は「安い」というイメージとつながり、「回るからこそ安い」と思われがちでございますが、そんなことは決してないのであります。と言いますのは、回転寿司に行く人で、お店の裏で、職人さんがマジメに手で握ってると思っている人は、まずいないはずで、誰もが機械ががっちゃんこがっちゃんこと寿司を作っていると思っており、だったら正々堂々、客に見えるところに設置しても問題ないからであります。正々堂々、機械を客の正面において、そこに職人さんならず、機械操作係の人を１人配置し、客はその係の人の様子、「空気」を読んで、声に出して注文すればいいのであります。係の人は、客の声が小さかったら無視すればいいし、他の客の寿司を機械が制作中なら「今、他の人のをやってるから待って！」って言えばいいのであります。で、しかるべきタイミングで、はっきり聞こえる声で注文があったら機械のボタンを押せばいいのであります。そしたら、ベルトを無意味にぐるぐる回しておく必要がなくなり、世界的に問題となっている二酸化炭素の排出削減にも貢献し、お店の経費削減にもつながるのであります。係の人は１人いればいいから人件費削減にもつながるのであります。 先日、総理が就職相談所を訪問し、その場にいた若者に「キミは何がしたいの？」と声をかけたら「いや・・・特に・・・」という返答があって「キミ、それじゃ困っちゃうよね～」と説教したら「今の世の中、なんでもいいから働きたいというのがホンネだ」という世論の批判をくらっておりましたが、総理の言いたいことも分かるのであります。今の若者からは、意志を表現する力が確実に失われつつあるのであります。その原因は、昨今の回転寿司屋のオートメーション化に見られるのであります。本案件を実行するにあたって、一切の設備投資等は不要であります。ただ、ベルトを止めて、裏方の店員さんを客の前に出せばそれでよいのであります。したがいまして、私としましては与野党一致の上、本通常国会において、本案件のすみやかなる可決を・・・Kama

  2009.01.03

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  正月特訓２日目

  こんにちは、鎌田です。受験学年対象の「正月特訓」、今日は２日目です。午前９時から２教科合計６時間の授業を受け、今は定着度をはかるための「確認テスト」を受験中。７割以上の得点で「合格」とするこのテスト、あと一息です、がんばれ～。正月から勉強にいそしむ受験生、この仕事をしていてなんですが、大変だね～そこで、せめてもの激励として、テストが終わったらみんなで「同じ釜のモチ」を食べます。今日は、トシエ先生特製のお雑煮♪（ちなみに、オモチは、　お米屋を営むある生徒の家でこしらえてもらった特製品♪　パックで売ってるヤツより、　厚く、大きく、よくのびて、おいしいんです♪）もう、入試本番まで３週間をきりました。 家に帰ったら夕食が待ってるでしょうからあまりお腹をふくらませず、しかし、みんなで受験を乗り切ろうという思いとともに味わってくださいな。さて、明日から冬期講習会の後半戦。全学年が集まってまたにぎやかな毎日になります。Kama

  2009.01.03

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• 吐血？

  おそらく、どう突っ込んでいいかわからなくなる、そんな、迷惑で困るハナシを、ひとつ・・・。 病気のせいでしょうか、時たま、やたらと吐き気がすることがあります。実は、一度、授業中にもよおして、あわててトイレに駆け込んでんげえ～ってもどした後、再開したこともある。 最近はあまりなかったのですが、今日、出勤前にシャワーを浴びてて、急に吐き気が襲ってきた。キタナイ話ですが、風呂場でしたので、そのまま、んげぇ～って・・・。 そしたら、なんと風呂場の床が一面、真っ赤に・・・。  血ィィィィ～～～～～っ？！    ・・・と一瞬焦りましたが思い出しました。  さっき、しこたまトマトジュースを飲んだのだった・・・。 どーです、ツッコミ、困るでしょう？正月早々、バカなハナシで失礼しました。正月だからこそ、バカでもよし・・・ということで、ご勘弁を。 しかし、血でなくてよかった。  ・・・全然、よくない？  ・・・なにが？Kama

  2009.01.02

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  炎の正月特訓

  こんにちは、鎌田です。愛夢舎は今日から本年の活動を始めています。今日２日と、明日の３日は「正月特訓」として、高校３年生、中学３年生の受験学年の生徒たちが２教科の集中特訓を、朝９時から行っています。例えば、中学生で言えば英語と数学について３年間分の内容を凝縮したカード形式のテストプリントを解く。解いて、答え合わせをして、先生が解説授業を行って、次のプリントへ・・・。１枚あたりにかけられる時間は１０分少々。（解説授業まで含めて）これが、各教科、１５枚くらい連続する。 解いて、丸つけして、授業を聞いて、また解いて、丸つけして、授業を聞いて・・・ ２日間で彼らが解くテストカードは数学であれば３０枚程度。ここに、３年間の内容がぎっしりつまってる。午前中３時間、午後３時間の枠で中学生は英語・数学、高校生は英語と国語or数学。 「解いてる生徒たちは大変だなー」とお思いかも知れませんが、実は、やってる方はあれよあれよという間に時間が進んでいくのでゲーム感覚でこなしている・・・と思う。本当に大変なのは、先生で、時間配分を間違えると、大変なことになる。調子に乗って、長い授業を展開してしまうとノルマが到底こなせない。こなせないと、この後やってくる夕方の「確認テスト」で生徒たちに合格点をとらせることができない。「べしゃり」の達者なウチの先生たちにとって短く短く、授業を進めることが一番大変で、中には、ストップウォッチを片手に教壇に立つ先生も・・・。 この正月特訓では定められた短い時間の中で、素早く、しかし正確に答えを導く、「スピード」と「正確さ」を養うことを目的としています。 「正月早々、たいへんだな～」。確かに、大変です。家でのんびりテレビでも見ているか、あるいは親戚まわりに出かけるか、はたまた友達とゲームでもしていたい年頃かも知れません。 しかし、彼らは「受験生」。この２日間が４８時間分以上の大きな効果を生み、強い武器を手に入れられるものと確信しています。みんな、がんばれ～！Kama

  2009.01.02

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• 自分の位置

  昨日、こんな記事を書いたところ、ぽてにゃさんからコメントをいただきました。常々、ぽてさんくらいの人であれば、職に困ることもないんだろうな、と思っていたので、「まさに・・・」と、わが意を得たりの内容でございました。が、一点だけ、僕がうまく表現できなかった点がありましたのでここに補足させていただきます。ぽてにゃさんからいただいたコメントに、こんなくだりがございました。＞切られない派遣、　内定を取り消されないですむ新入社員になる努力が、　きっと必要なのでしょうね。　他の派遣の方々はどのようにスキルアップされているのでしょうか。ここが難しいところです。僕は、派遣会社に身を置き、もっともそれは、学校教員に特化した派遣会社で「何でもあり」というわけではなかったからかもしれませんが、例えば、僕の経験に即していえば、派遣登録をしている人の中にも「安心して派遣できる人」と「履歴書棚の奥底に埋もれる人」とがいる。残念ながら、派遣労働においても、労働機会は平等ではない。だから、ぽてにゃさんのおっしゃる通り、「安心して派遣できる人」になるための努力、「内定を取り消されない努力」も必要かもしれませんね。 しかしながら、例えば、内定を取り消された学生にしてみれば、努力もへったくれも、あったもんじゃない。そりゃあ、はじめから世界情勢を読んで新卒にダメージが来ないような会社を選べと言われて確かに不可能ではないかもしれないけれども、そんなレベルでの企業選びは尋常ではない。また、派遣労働についても同様で、現在、２４歳未満の半数近くが非正社員であるという。だから、「派遣労働についたのが悪い」とか「内定を取り消される会社に入ろうと思ったのが悪い」とは到底僕には言えない。それは、不謹慎なたとえであるが、「墜落するような飛行機に乗った人が悪い」というくらい、理不尽だと思う。 だから、僕の言いたいことというのは、派遣が悪いとか、そういう次元のハナシではありません。派遣だろうが、フリーターだろうが、正社員だろうが、パートタイマーだろうが、その「立場」こそ違え、自分の立ち位置を常にしっかりと観照し、地に足をつけて立っておくべき、ということ。自分の乗った乗り物が墜落しそうな飛行機であるのか、F1のレースカーであるのか、自転車であるのか、乗客を大勢乗せたバスなのか、それをまずは見極め、その中で、自分の存在をしっかりと意識しよう。自分は運転手であるのか、乗客なのか、バスガイドであるのか、ピット作業員であるのか。 労働というひとつの切り口ではなく、あらゆる場面、あらゆる視野で、その態度を身につけていれば、例えば「派遣切り」にあったときに派遣先の企業や派遣会社に怒鳴り込むということにはならないであろう。内定を取り消された会社に、補償を求めることもないだろう。ともに、将来性のない行動だからだ。 しかして、その状況は訪れてしまった。今となっては、政府、行政に、生活の保証を求め、企業に雇用の保証を求めるしかない。 今日も、派遣切りにあってしまった方が強盗事件を起こしたようだ。非常に悲しむべき事件であるが、では、どの時点で間違ってしまったのか。 もう、はじめっから間違ってしまっている、と思う。 中学校を卒業して「じゃあ、次はどうすればいいんですか？」。誰かに「高校に進学すればいいと思うよ」と言われたか、周りのみんながそうするから、と一緒に高校に進学する。高校を卒業し、同じようなきっかけで大学や専門学校に進学し、あるいは就職活動を行う。就職活動においては「じゃあ、どこに入ればいいんですか？」いくつか企業をまわってみて「ウチに入ればいいよ」という会社があれば、そこに身を落ち着ける。会社員としての生活が始まると「さて、どうすればいいんですか？」と指示を仰ぐ。内定が取り消されたり、契約中断を申し渡されると「じゃあ、どうすればいいんですか？」 ・・・。 これは、「指示待ち」という低いレベルの話ではありません。僕だって、「じゃあどうすれば？」はあるし、誰もがあるだろうし、そうでなければ、社会は成り立たない。しかし、あまりに「どうすれば」にだけ依存する思想であるとこの状況には対応しきれない。もう、そういう大変なレベルでの事態なんだろうと思う。 そこで、このサイクルに乗りきらぬよう、僕は、彼らを実存主義に導くのでなく、しかし、鎌田流の実存的な考え方を語っていきたい。 中学校を卒業したら、高校に進学する。そこに理由なんか、ない。それが正直なところでしょう？みんなが行くから、普通は行くもんだから、だから、行くんです。しかし、そこに「なぜ？」を考えるいとまがあってよい。結局は高校に進学すると分かっていてそこに疑問を持つことは今の世の中では「なんで人を殺してはいけないの？」という質問に答えるくらい難しいかもしれない。だけど、その当たり前のことの理由を少し考えてみる。そして、結論が出ずとも、少なくとも「考えた」という経験が彼らに自分の立ち位置を確認しながら生きる、そういう力を与えるような気がする。だから僕は、語っている。 今、仕事を失い、路頭に迷う方へはただただ、頑張ってくださいとしか言いようがない。が、その一方、この状況下において機械的な賃上げ要求をしようとする団体も存在する。 ともに、自分の立ち位置が見えていない。僕にはそう思えてならない。 そして、だから愛夢舎の卒業生たちは「強い」と思っています。「自分の立ち位置」を確認することを機会があるごとに、僕らは求めるから。その習慣が身についている子も少なくないと思っています。 ・・・うーん、やっぱり文字で表現しようとすると難しいですね。うまく伝わっていないかもしれません。分かりづらくてすいません。うまい表現を思いついたら、このテーマについてまた書くかもしれません。失礼しました。Kama

  2009.01.01

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  【観察日記　番外編】　初もうで

  【１月１日】こんにちは、鎌田です。あけおめ、ことよろ、ですぅ。正月ですから、校舎の工事は完全ストップ。数日前から、な～んの進展もありませんね。それが分かっていながら校舎の前まで行ってみたのは、今日は、ちょいと別用で。というのは、このビル、ご覧のとおり、交差点に面して建つのですが、そこから歩いて１分のところに「熊野神社」という神社があるんです。 そう、初もうでです。僕はひとり身だから、詣でるにも、ひとりで行くことになって、それはそれで寂しいから塾長佐々木に誘われて一緒に行くような場合をのぞき、実はこの数年、単独で初詣に行ったことがない。でも、去年はいろいろあったし、今年もいろいろあるから、天気もいいし、どれ、たまにはひとりで詣でてみるか、と出かけてみたのです。 校舎予定ビル前で、いつものように写真を撮って、左を向くと、もう神社が見える。 ・・・見えた。すごい人の行列が・・・。（ちょっと写真の位置関係が異なりますが） う～ん僕は、人混みとかお祭りとか行列とか、そういうのがニガテなんですぅ。どうしようか、数分行列を眺めていましたが、どうも行列の進行具合も遅々としている。それに行列に並んで、いざ最前列まで行ったら何があって、何をどうすればいいのか、よくわからないし、そのときにオタオタしてて、後ろに並んでいる人から無言のプレッシャーを受けることを考えて・・・。結局、並ぶの、やめました。初もうでは、別の時間か、別日にします。別に、１日じゃなくてもいいんだろうし。 塾長佐々木から、今しがた電話がありました。佐々木は、別のお寺さんにお参りに行って、無事、受験生全員の合格祈願をしてきたとのこと。僕らのお参りは、生徒全員の名前をひとりひとり頭に思い浮かべるから時間もかかるんです。だから、人がいっぱいいる時には不向き。タイミングをねらって、僕も行ってきます。 あ、というわけで、新校舎にお出かけの際は「熊野神社」を目標物にいらっしゃってくださいませ。神社のすぐ前に見えます。リポーターKama

  2009.01.01

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• あけまして、おめでとうございます！

  こんばんは、鎌田です。本年、初の書き込みでございます。みなさん、あけましておめでとうございます！生徒のみんな、保護者のみなさま、地域のみなさま、関係者みなさま、そして、このブログをご覧頂いているみなさま、旧年中は、本当にお世話になりました。僕個人で言えば昨年の終盤戦で、病に侵され、思うように力を発揮できなかったと思うのですが、それにも関わらず、温かい目で御支援いただき、感謝の気持ちは、言葉で言い表しようがありません。本当にありがとうございました。 今年は、愛夢舎にとって大いなるステップアップの年になるはず。３月には、長年やってきた「家」を離れ、新築ビルテナントに拠点を移し、「新・愛夢舎」として以前とかわらぬ「ホーム」を目指します。また、秋には創設１０年目に突入いたします。これまでどおり、いや、これまで以上に、スタッフ一同、専心努力いたす所存でございます。 ・・・いや、カタイですね。僕らだけの愛夢舎だけではない。みなさんが加わっての「愛夢舎」です。これまで以上に、よき愛夢舎を一緒に築く、そのお手伝いをお願いいたします。本年もよろしくお願いいたします。Kama

  2009.01.01

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• 枠組み

  僕は、社会科教員としての教育を受けて、「生徒を特定の思想に導いてはならぬ」という訓戒を受け、それがバカ正直に、カラダにしみついているもんだから、あまり極端な発言はしないように気をつけている（・・・つもり）。だが今回は、若干、主義・思想を述べる記事になる。そこで、あえて読みづらい文体でもって書こうと思う。曲解してもらうのは本意ではないし、また、中には「日本語」として何が書いてあるかをよみとって、しかして、「何が本意であるか」をよみとらない、「言語の違う方」もいるかもしれないから。「言語」の同じ方にも、先に断っておくと、これは「批難」ではなく、「批判」である。―以上、まえがき。 さて、今年の後半は、経済的に大変でしたね。１００年に一度とも言われる大不況。それに呼応するかのように、与野党から噴出する、内閣への非難。もはや、政府が政府として機能していないのは明らか。派遣労働者の方は、契約打ち切りによって生活すらままならない状況に追い込まれつつ、先日などは、「派遣切り」にあった方が無銭飲食で捕まったというニュースが流れた。この事件を「個人的な犯罪」ととらえた人は少なかったのではなかろうか。また、新卒学生は、「内定取り消し」をくらって、来春から希望に満ちた社会人生活をスタートするはずだったのが一転、就職浪人への転落するハメとなった。一方、内閣は世論の７割程度が反対しているという例の給付金制度を断行しようとしている。今年を象徴する漢字は「変」だそうだ。僕は、「派遣切り」に遭った方を不憫に思うし、行政が動いて、なんとかしなければ、とも思う。給付金には反対だし、「内定取り消し」をくらった学生諸君には希望を捨てず、がんばってほしいと思っている。確かに、今年は「変」だったとも思う。 ・・・が、それは「心情」の面であって、「思想」の上では、少し違った見方もしている。例えば、「派遣」。ご存じの方も多いと思うが、僕は前職、派遣会社に勤務しており、派遣元責任者資格を有し、まさに、人を派遣していた。その経験、制度の意義から読み解けば、今回の騒動は、論拠を欠いている。だって、こういう不況の時代に人件費を削減するための制度がまさに「派遣労働」だから。極端に言えば、「派遣」は「切る」ためにこそ存在した。・・・だから、「切られてもいい」と言っているわけではない。ただ、制度上、そうなることはごく当然のことだと言っている。 また、内定問題については、僕が「塾」の内定をもらって、研修期間を過ごす中で、何人もの同期が「内定辞退」していった。「内定」は「正式」ではない。学生側にも「辞退」する権利はあるし、同様に、企業側に「取り消す」権利もある。あくまでも、口約束の延長だ。 ここで、マスコミ報道や世論の矛盾がみられる。「派遣労働」というのはもともと日本において成長したものではない。「輸入品」である。僕が派遣会社にいた頃は、それでも「２６業種」といって、派遣労働が認められる業種に限りがあった。それが、いつのまにか規制緩和され、今ではあらゆる業種での派遣労働が可能となった。一部では、派遣大国アメリカの圧力があったとも言われている。一方、「内定」という制度は日本の終身雇用制などとならぶ、「人情」に即した制度であろう。極論すると、マスコミ、世論は、「脱亜」をはかって輸入した「アメリカ・西洋的なもの」を非難しつつ、同時に「和」、「日本的なもの」も非難している。 だから、僕は考える。こんなの、ただ「かわいそうな人」を持ち上げて、誰かに文句を言いたいというそれだけの動きであろう、と。（繰り返しますが、心情面で思っているわけではないですよ） さらに考える。なぜ、憂き目に遭っている方は、その状況になってしまったのか。現状の生活に困り、４月からの生活に不安を持つ、そういう弱い立場に追い込まれた方だから、あまり強いことは書きたくないのだけれども、あえて書こう。 僕らは、いろいろな枠組みの中にいる。会社、学校という「組織的な枠組み」。日本社会という「枠組み」。世界社会という「枠組み」。人間対自然という「枠組み」。地球という「枠組み」。僕は、ブログ上でも、あるいは普段も公言しているのだが、僕の主義思想というのは「枠組みを変えようとは思わない」というもの。「枠組み」は、どんどん変わっていく。しかし、だから僕ひとりが変えることはできないとか、そういう無力、やる気のなさからくる思想ではない。僕自身も「枠組み」の一員だから枠組みが変わっていくその要因の一部に僕も加わるであろう。誰もが、「枠組み」の一員であり、その枠組みは、誰か個人の意図ではなく不定形アメーバのように形を変えていく。 そこで、僕にとって重要なのは、自分がその「枠組み」の構成員でありつつ、アメーバ全体に溶け込むことなく、確固たる「個」、「自分」として存在し続けることなのである。そして、その存在意識は、自分が「構成員」であるがゆえに、「寄生」することをよしとしないのだ。 僕のキライな人たち。それは、「国が悪い。政府は何とかしろ！」と、特に、徒党を組んでのたまう輩。 「国が悪い」とは、無責任だ。だって、「国」って何だ？そういうアナタは、「国」の一部なんですよ？自分の仕事が失われたのは「国」の制度が悪いからだ。なんとか保障しろ、という思想は、一歩間違えれば、寄生精神につながりうる。「枠組み」の構成因としての精神ではない。 「枠組み」から逸脱している。わかりやすく言えば、「国民」、「日本人」、「社会人」「人」としての存在を、自ら否定する思想になりかねない。 さて、今年は「日本」という「枠組み」はずいぶん激しく、形を変えた。だから、そのアメーバ態の中で「自分」を自分たらしめ続けることは難しかったかもしれない。そして、現状として、生活に窮する状況に追い込まれてしまった人が大勢いてこの状況は、やはり「枠組み全体」として、救済の手段を講じねばならぬだろう。 しかして、一方、僕は、自分の生徒たちには「枠組み」の一員としての意識を強くもち、同時に、「枠組み」に寄生する考え方、「困ったら、会社や国がなんとかしてくれる」、「困るのは、会社や国のせいだ」という「枠組み」から逸脱する主義思想ではなく、自らの存在を「枠組み」の中で強く感じ、そして、中から全体を観照し、自分の居場所を作っていく、そういう考え方を持ってほしいと思う。中学校によって、通知表の評定の付け方にムラがある。各教科の先生の「教え方」には、もっと差がある。こっちの学校では教わった内容をあっちの学校では教わらないなんてことは、毎回だ。そのときに、「ウチの学校の先生はダメだ。そっちの学校に行きたかったな～」といくら言っていてもしょうがない。君は、今いる学校という「枠組み」の一員であって、枠組みを非難するのではなく、今ある枠組みの中で、確固たる「君」で、存在してほしい。 公民の授業で、日本という「国」がかかえている「借金」を教える。はじめは「ええ～っ！こんなにあるの～！　絶対、返せないじゃん！日本、ダメじゃん！　国は何をやってるの？！」と憤りをあらわにする生徒が多い。しかし、その借金は国民からの借金であり、また、借金いているのも僕ら国民である、そのあたりの説明をしっかりすると、「そっか、じゃあオレたちが頑張って、　これ、返していかないとね。　オレたち、大人になったとき困るもんね」と、思う生徒も多い。こういう教育をしていきたい。これを、特定の思想に導いていると非難されるだろうか。でも、こっちには最終手段がある。僕は、学校の先生ではないので、そういう「縛り」はありません。Kama

  2008.12.31

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• 金髪先生

  こんばんは、鎌田です。Youtubeにバンドライブの動画をアップしました。 【２００６年愛夢舎バンドライブより】（リンク、貼ってあります）　「ああ無情」（アン・ルイス）　「GLAMOROUS SKY」（中島美嘉）　「More」（アースシェイカー） 通常、４月か５月に開催している「愛夢舎バンドライブ」、なんで今ごろ・・・という感もありますが、なんとなく思いついちゃったもんで。自分で言うのもなんですが、「金髪のカマティー」映像は今となっては貴重・・・だと思います。えらい金髪で、えらい長髪ですが、ちゃんと「先生」、やってました。あ、去年の５月にばっさり切って、今はすっかり、短髪・黒髪のサラリーマン風ですよ。どうぞ、見てやってくださいませ。Kama

  2008.12.30

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  【観察日記．９】　壁

  （【観察日記．８】へもどる）【１２月３０日】写真は、３日前のものですが、それ以降、工事もあまり進んでいないようなので様子に大きな変化はみられません。３階に相当する部分まで外壁ができました。やけに穴だらけですがきっとガラスが入って、窓になるのでしょう。なんか、壁がやけに薄い気もしますが・・・。ウチの先生たち、声がでかいから、近隣の方にメイワクにならねば良いのですが。 あ、それと、ここまでできてきて、初めて知った。どうやら、白い建物のようです。リポーターKama【観察日記．１０　５階建て】につづく

  2008.12.30

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  講習５日目の停電

  こんばんは、鎌田です。今日は、なんやかやで忙しく全授業がぼちぼち終了となる、この時間の書き込みになってしまいました。相変わらず、寒いですね～。寒いのと関係あるのかないのか、リクツはよくわかりませんが、今日は午前中から、愛夢舎名物の「災害」に頻繁にみまわれました。原因不明の「停電」の連発・・・。これがはじまると、もー、どうにも止まらない。コピー機は落ちるわ、じゃあ・・・と思ってコピー機を落としても、今度は電気が消えるわ・・・もう何をしても、停電が繰り返される。昼をすぎておさまりましたが、度重なるシャットダウンをメインPCに与えたくない僕としてはハラハラドキドキ・・・しかし、今となってはそれも「家校舎」の風物詩。もうじき、停電に頭を悩ますこともなくなります。ありがたいような、寂しいような・・・。 さて、年内の授業は今日でおしまい。明日からしばしの休館日をいただき、新年は１月２日の正月特訓からの再開です。それでは、生徒諸君、保護者の皆様、良いお年をお迎えくださいませ。Kama

  2008.12.29

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  講習４日目と「宝の山」

  こんにちは、鎌田です。冬期講習会は今日で４日目。明日で第１期が終了し、１月２日の正月特訓まで、しばしの休息です。 ・・・と言っても、実は僕らには、あんまり休息はありません。１月２～３日の受験学年対象正月特訓のテキストやテストを作成せねばならないからです。それに、冬期講習会の「確認テスト」も準備しなくては。愛夢舎の講習会は、毎回、最終日に確認テストを行います。授業で扱った内容がちゃんと身についているかどうか、前日を「復習日」として、やった内容の総復習演習を行い、テストで、定着度をはかるのです。こうして、「やりっぱなし」を防止するのが愛夢舎の講習会の特長。 そこで、そろそろ正月特訓の準備をしよう、今年は僕は担当しないけれども、昨年、数学を担当したときに作ったテキスト類があるから、それを今年の担当者である中島先生に託そう・・・。 ・・・と思ったら、その、去年作ったヤツが見つからない・・・。 あっちこっち探したあげく、小田切先生が発見してくれました。 写真にある書類でいっぱいの紙袋の中から・・・。 え～僕、性格が几帳面だとか、神経質だとか言われて、自分でもそうであると思ってて、だから、自分の部屋とか机の上とか、さぞかし整理が行き届いているのであろうと思われがちなのですが ・・・実は「片付けられない病」ですぅ。なんていうか、捨てるべきものをなかなか捨てられないのですね。にも関わらず、新しいものを作ったりすることが多いから書類とか本とか、気づかぬうちにふくれあがってしまう。今回のテキストだって、そもそも、この紙袋に自分の持ち物が入っていることを知らなかった。きっと、あまりの煩雑さを見かねた他の先生が袋につっこんで片付けてくれたのでしょう。 と思って小田切先生に聞いたらそんな覚えはない、と。 どうやら僕が自分で袋につっこんで放っておいたらしい。 出てくる出てくる、かつて僕が作成した諸々の教材とかなくしたと思って２冊目を買ってしまった参考書とか、授業用の資料プリントとか・・・。一度、なくなったものだと思ってたので僕にとっては、まるで、宝の山がざっくざく。「紙袋」の放置期間は、小田切先生の認識によると１年間ほどだそうで、そりゃ、正月特訓のテキストも出てくるわな。 そういえば、小学生の頃、通知表に「机の整理ができません」って毎年書かれてました。・・・反省。 見つかったテキストは、指導案も解答も、確認テストもばっちりそろってた。（中島先生、ぜひ使ってくださいね。）つまり、しまっておくことはちゃんとできる・・・。むやみに捨てることはない・・・。 ・・・自分で書いてみたけど、なんのフォローにもなりません。 ・・・反省。Kama

  2008.12.28

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• 空中ブランコ

  あのですね～、遊園地に行きますね。すると、中心の鉄柱からクサリなんかで１人か２人が座るイスがぶらさがってて、始動すると、ぐるぐる回って、ブランコが斜めになって・・・そういう乗り物がありますね。アレ、なんて呼びますか？ …きっかけは、「彼」と話しているときだった。 「メリーゴーランド」という乗りものがありますね。あれ、「メリー・ゴー・アラウンド」が元々の言葉なんですね。 そこで「彼」に尋ねてみた。「メリー・ゴーラウンドって、　どういう意味か知ってる？」 すると、やっぱり答えた。「『メリー、まわれ！』ですか？」そんなわけはない。ぐるぐる回ることを強要されるメリーって、いったい誰だ？ 「メリー」は人の名前ではなくて、「陽気に」とかいった意味のことば。つまり、メリーゴーランドは、「陽気に、楽しく回ろう」くらいの意味になる。 そんな話をしていて、「そういえば…」と思った。 この数年、僕が「おやっ？」と思ってきたことがある。遊園地にある、１人か２人乗りのブランコがぐるぐる回転する乗り物。 …あれ、なんていったっけ？ 「彼」は迷わず答えた。 「空中ブランコ」。やっぱりか。「彼」もそう答えるか。同時に、その場にいた中学生たちにも聞いてみた。みんな口をそろえて答える。「空中ブランコ」。 それを聞いて、僕と塾長佐々木は「やっぱりそう言うんだ～」と顔を見合わせた。あれ、「回転ブランコ」でしょう？少なくとも、僕と佐々木にとってはあの乗り物は「回転ブランコ」です。ちなみに、ウィキペディアでもそう説明されている。だって、「空中ブランコ」って言ったら、それは木下大サーカスとかシルクドソレイユのアレでしょ？ ところがですね、数年前から生徒たちと話していると、彼らにとってはあの乗り物は、間違いなく「空中ブランコ」なのだそうだ。木下大サーカスのも「空中ブランコ」だけど、遊園地のもそうだという。「回転ブランコ」なんて、聞いたこともないと言う。いろいろ見てみると、「としまえん」とか「よみうりランド」でも実は「空中ブランコ」と呼んでいた。 いや、これは、どっちが正しいかというハナシではありません。そうではなくて、ことばって、やっぱり「生き物」だなぁって思ったというハナシ。 僕や佐々木の世代にとっては「空中ブランコ」は木下大サーカス。遊園地のは「回転ブランコ」。でも最近の子たちにとっては、サーカスそのものが馴染みがなくなって、「回転ブランコ」という言葉は死に絶えてしまったらしい。おもしろいですね～。 ときに、じゃあ、先生たちはどうだろうと思って聞いてみた。 田中先生は「空中ブランコ」だと言った。もう若い世代の方に入るようですね。  じゃあ、僕と佐々木の間の年代である小田切先生は・・・。  「名前？そんなの知らん。　ジェットコースターの延長くらいにしか思ってない」だそうです。  さすが・・・。Kama

  2008.12.27

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  ハッピーな講習３日目

  こんにちは、鎌田です。冬期講習会は３日目に入りました。 …いきなり、ケーキの写真ですがアフィリとかではありません。 今日は、中学３年のある生徒の誕生日。愛夢舎では、誕生日の生徒がいる場合には、そのクラス全員でケーキを食べてお祝いする習慣なのです。今日も、昼食休憩の後、みんなでケーキを食べて、お祝いしました。時には、こうして、塾長佐々木がギターを手に「ハッピー・バースデー」を熱唱することも。ケーキは、近所にある有名チェーン店「シャ●●ーゼ」さんで買ってきます。ひと月に何度か、時には一度に何十個も買っていくもんで、こちらの顔を覚えていただいて、言わずとも、領収書を発行してくれます。これからもよろしくお願い致します。（ときに、ホントはオリジナルのホールケーキを作っていただいて、それでお祝いしたいな～なんて思ってて、「シャ●●ーゼ」さんとエンドースできないかな～とか思うんだけど、無理ですかね？）１本だけですけど、かわいらしい、細いローソクなんかもたててみます。小学生たちになると、「クラスの人数がいっぱい増えたら、毎回ケーキが食べられる！」なんて、かわいらしいことを言いますが実際、新校舎に移って、生徒さんが多く通ってもらえるようになったら、この文化、どうするんでしょ～？ ところで、誕生日には毎回こういうお祝いをするもんで、中には「愛夢舎は、誕生日にケーキが食べられる」と、そこだけを思う子もいるようです。 まあ、無理もないのですが、僕らとしては、「誕生日は感謝の日」と思ってほしい。当人は、この世界に誕生させてくれたご両親に、また、こうして一緒にお祝いして、楽しくケーキを食べてくれる仲間に思ってほしい。「ありがとう」。そして、僕らお祝いする周囲の人は、その当人と出会えたことに、思ってほしい。「ありがとう」。 ただケーキをばくばく食べる日じゃないんですよ、誕生日は「ありがとうの日」です。そんなことを思ってほしいなぁと、食べる彼らのそばで語る僕らは口うるさく思われてるのかな？それでも、口うるさく言うことで、彼らの心のどこかにひっかかってくれることを願っています。 ケーキ完食後は、すぐさま国語の授業に入りました。冬期講習会第１期ももう半分・・・。Kama

  2008.12.27

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  【観察日記．８】　床と壁

  （【観察日記．７】へもどる）【１２月２６日】ビルは、相変わらず防音だか防塵だかのシートに覆われていて、交差点からは何の変化もなく見えます。しかし、裏側にまわってみると、工事は着々と進んでおりました。写真では分かりづらいのですが、ただの鉄骨の組み合わせだったところに、各階の床に相当する部分ができておりました。また、１階にはすでに外壁ができはじめていて、工事現場では溶接の火花が飛び散っているのでした。やや大きめの写真でみてみると、上の方の階にも柱だか壁の一部だかができているのが見えます。教場のレイアウトを色々と考えているのですが、この「柱」の場所が、実は難点・・・。建物自体の形も、真四角ではなく、教室の仕切りをどうするがが難しい上に、ヘンなところに柱が立ってしまうと、さらに難しくなってしまう。まるで、懐かしのゲーム「倉庫番」みたい・・・？リポーターKama【観察日記．９　壁】へつづく

  2008.12.26

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  冬晴れの２日目

  おはようございます、鎌田です。冬期講習会、２日目でございます。愛夢舎の冬期講習は、昨日、１２月２５日からはじまり、２９日の月曜日までの５日間で第１期を終了します。年明けは、１月４日から再開。１月７日の「確認テスト」で終了となります。が、この９日間に加えて、高３・中３の受験学年は、１月２～３日の２日間、「正月特訓」が加わります。「正月早々から大変だぁ」とよく言われますが、人の記憶・・・というか、「調子」というものは、メンタルの変化で、あっという間に低下してしまうもの。例えば、スポーツにおいても、大会を目前にして、毎日緊張感を持って鍛え上げたパワーも、いざ引退を向かえ、気が緩んだ瞬間、一気に低下してしまいます。そして、３日間で失ったパワーを取り戻すには、３日では到底足りない。僕はピアノを弾くのですが、ピアニストの方も、多く言いますね。一日練習しないと、それを取り戻すのに１週間かかる、と。勉強は、スポーツやピアノと違って、いわゆる「筋力」を必要としませんが、だからこそ、より気の緩みが「調子の低下」につながると考えます。それでも、昔は、元旦から特訓をやっていたんですけどね、最近は、大晦日と元日は、家で過ごしてもらおうとこのスケジュールでやっています。さて、素晴らしい冬晴れです。今日も朝９時から受験生が勉強しています。彼らの多くは、夜１０時まで塾に残り、入試問題を解いたり、分からないところを先生に質問したり、充実した１日を過ごします。昨日の初日から、いい感じの緊張感を漂わせながら、「力」を蓄えていました。オーバーヒートしないよう、この毎日を、この受験勉強を「楽しみましょう」。Kama

  2008.12.26

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• 冬の陣、始動！

  おはようございます、鎌田です。本日より、愛夢舎では冬期講習会が始まりました。さっそく、午前９時から受験生が、すなわち、高校３年生・中学３年生が授業を受けています。今回、僕は担当授業数を減らしていただいております。その代わり、授業以外の時間帯、他の先生方が授業をされているウラで受験生を中心に、個別にフォローをしていきたいと思います。 …思えば、この「家校舎」での最後の講習会となる・・・。若干、感慨深いものもあります。今、授業中の生徒たちよ、君たちがその教室で勉強するのもあとわずかなのだ。「家」という「学び舎」で過ごす最後の受験生として、誇りをもって、そして、これ以上ないくらい、「家」を使いまくってくれ・・・。（もう、多少ガタがきてもいいから） 先ほど、朝イチ授業がはじめての女性の某先生が（↑ひとりしかいねぇ～）あまりの寒さに歯をガチガチ言わせて「この家…おかしい・・・」とぼやいておりました。が、その光景も今回が最後。そして、入試本番まで、あとひと月・・・。「濃くって濃くって、濃厚で、　ぎゅぎゅうの毎日、毎分、毎秒」でありますように。Kama

  2008.12.25

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• ロブスター

  僕は入ったことがないのだが、近所にハンバーグをメニューの中心にすえたファミリーレストランがある。先日、その前を車で通ったとき何の気なしに店先に立ててあるノボリを眺めると、季節モノのオススメメニューが大きな文字でいろいろと書いてあった。その中のひとつ。 『ロブスター』。僕は、「ロブスター」というこの文字を見ると、ついつい反応してしまう。というのは、もう１０年近くも前のことだが、こんなことがあったからだ。 それは、関東を中心に展開する、和食を主とする、ひらがな４文字のファミリーレストランに両親と行ったときのことである。やはり年の瀬で、日曜だか祝日だったか、とにかく店内は混雑していて、僕ら一家は店先で席が空くのを待つことになった。何気なく、貼られているポスターに目をやると、「おせち料理」の宣伝だった。確か、１万円だか２万円だかだったと思う。「結構、いい値段するんだな・・・」と思いつつ、お品書きに目をやると、その文字はあった。『ロブスター』。しかし、写真を眺めた僕は思わず「いやいやいやいや･･･」とつぶやいていた。 写真のお重に鎮座していたのはロブスターではない。伊勢海老（イセエビ）である。伊勢海老と言ったら、それさえ入っていればなんでも一万円のメニューがこしらえられるという、料理店のドル箱的食材である。現に、今はあるかどうかしらないけど、恵比寿に伊勢海老入りの味噌汁を８０００円で出す店があったという。 どーりで、おせち料理もウン万円するはずだ。そっか、伊勢海老が入ってるならしょうがない。 ･･･と簡単には、僕は思ってあげない。 「マチガッテルゾ、コノ広告！」と思うのだ、ひねくれてるから。その後も何度も、ロブスターと言って伊勢海老を出すお店を目撃した。そのたびに「イヤ、ソレハ、ロブスタージャナイゾ、　マチガッテルゾ！」と思ってきた。 実際、ロブスターと伊勢海老は別モノだろう。 だって、ロブスターには、ハサミがあるもん。ザリガニだもん。伊勢海老に、ヒゲはあるけど、ハサミはないでしょう？ なんでしょうね、日本だと「伊勢海老」って書くより「ロブスター」って書いた方が高級感が出るのかしらん？ ところがどっこい、僕はさらにそこにも突っ込みを入れたくなる。 「ロブスターって言うからには、もっと安くしてもらおうじゃないか！」 僕は学生時代、アメリカのメーン州・ポートランドに滞在していたことがある。メーンは、アメリカの北東部、地図で言うと、右上のはじっこ。カナダと国境を接しており、ズバリ、ロブスターの名産地である。そこで、僕も滞在中、何度か食べる機会があった。いろいろな料理法があるのだろうけど、一番シンプルでおいしいと思うのは、買ってきたロブスターを丸ごとゆでて、あっちをバラし、こっちをバラししながら、溶かしバターにつけて食べる。これがうまいあまりにうまいから、１度に丸ごと２尾くらいは平気で食べられちゃう。 じゃあ、伊勢海老と等価だとすれば、僕が２万円分、ロブスターをほおばったのかといえば、もちろんそんなことはない。 メーンでは、ロブスターは１尾８００円程度で食べられる。 さあ、どうだ、「高級食材・伊勢海老」を「ロブスター」だと偽って売ってる全国のお店のみなさん。皆さんは、高級食材を、わざわざ大衆食材におとしめて売ってるんですよ～。（まあ、１尾８００円も、別に安くはないけど・・・）僕はひねくれものだから、店先でそういうポスターを見ると、ついついそんなことを思ってしまう。 だいたい、どちらかといえば伊勢海老があんなに高級であることの理由もよくわからない。確かに、ロブスターの方がお得な気がする。だって、ロブスターのハサミは、ほじくりほじくりしながら結構食べられるけど、伊勢海老のヒゲは、しゃぶってもおいしくなさそうだし。 「肉質が伊勢海老の方が良いのだ」とか言われたって、僕のガサツな舌では、そんな違いはわかるまい。１万円で、ハサミなしの伊勢海老１尾なら、ハサミつきのロブスター１０尾の方が、はるかにお得だ。 そんなことを思って書いてるうちに、なんだかロブスターを食べたくなってきた。日本でロブスターを食べたことはないから、かれこれ１５年ぶりになる。 そこでネット通販でロブスターを検索してみた。 そしたら、アメリカ東海岸モノで１尾２５００円程度。ヨーロッパのオマール海老だと（オマールは、確かにロブスターだと思う。ハサミがあるから・・・）１尾６８００円。 ･･･高級だった。 思うに、なんだかわからないけど高級食材になった伊勢海老。それを形の似ているザリガニがいて、似てるから高級にしちゃえ、そんな売り手側の陰謀があったような気がしてくる。ちなみに、英語圏ではロブスターも伊勢海老も一緒なのではないかとも思って、一応調べてみたら、伊勢海老は「スピニー・ロブスター」と、ちゃんと区別した名前で呼ぶらしい。 ・・・ええ～相変わらずオチも何もないのですが、エビとザリガニは区別した方がいいんじゃないかと思ったのと・・・・・・安い値段でロブスター、食べたいな・・・と思ったという・・・。 ほとんど方にしてみれば、「そんなの、どーでもいいじゃん！」っていうのと、「どんだけ、細かいことを言うヤツだ！」っていう、僕のイメージダウンにしかならない日記のような気もしますが。Kama

  2008.12.22

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• 相対性理論の実存主義的解釈

  ずいぶんとオオゲサなタイトルですが大してムズカシイ内容ではないと思うので、どうぞお付き合いくださいませ。 「相対性理論」一度くらいは聞いたことがあると思います。天才アインシュタインが提唱し、「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」の２つがある。僕も、何冊かこの理論に関する本を読んで、何回か挫折しまた読み返すことを繰り返し、なんとなく分かったような気がするけどでも他の人にうまく説明できなくって、ということはやっぱり理解できてないんだな～なんて思う。しかし、一説には、相対性理論を完全に理解している人は世界に５人ほどしかいないとか。まあ、そういうものだから、理解できなくても気にしないのだ。相対性理論が予言するのは、「この世の中で、『光』のみが唯一絶対、その速度が変化しない」ということ。また、「この世の中で、『光』より速く進むものはない」とも。これに合わせ、「時空」という概念を設定すると、例の摩訶不思議な現象が生まれる。つまり、「時間の流れる速さは一定ではない。」細かい理屈を省くと、物体は、速く動けば動くほど、流れる時間がゆっくりになる。もっとも、光の速さなんてのは秒速３０万キロメートル、１秒で地球を７周以上してしまうスピードで、その「光」との比較だから、実際の現象として時間がゆっくりになったり、物体が短くなったりするのを観測することはほぼ不可能。それでも、地球をタテ方向に１周回るのとヨコ方向に１周回るのとでは、自転の関係から、ほんのわずかだけ時計がずれるという観測結果があるらしい。 さて、ポイントは「動くスピードが速ければ、時間はゆっくりと流れる」という、その一点。この言説について、僕は相対性理論とはまるで別次元で今、まさにそれを体感している。 ずっとこのブログにお付き合いいただいている方は、僕が「１秒」をもったいなく思う人間であることをご存じでしょう。同じ１分を、どれだけ密度の濃い１分にできるか、それをテーマとしてきた。１分の中で、どれだけ多くの行動ができるか、いや、行動ではないですね、どれだけ思考を凝縮できるか。思考だから、１分ではなく、１秒単位になる。どれだけ密度の濃い１秒を重ねられるか。それをテーマとしてきた。言い方を変えれば、どれだけ高速にアタマを回転させられるか、ということになるのでしょうか。必然として、僕の、いわゆる記憶は結構充実したものになってきた。１週間も暮らすと、「もう１週間も前のことかぁ・・・」と思い起こすことも結構あった。 ところが昨日、塾長佐々木から「…２ヶ月だしね」と言われて、はたと気づいた。２ヶ月というのは、僕が身体に異常を覚え、病院に通いはじめてからの期間である。気づいたら、２ヶ月もたっていた。そして、その間の記憶が、あまり、ない。この２ヶ月、何をしていたかというと、よくわからない。ただ、気づいたら２ヶ月も経ってた。それが正直なところです。ぶっちゃけ、この２ヶ月、仕事らしい仕事もできていないし、「思考」についても、「凝縮した１秒」とはほどとおい、およそ真逆の時間を重ねてきたと思う。結果、感じたのが「もう２ヶ月も経ったのか・・・」という思い。実は、１週間も、いつの間にか過ぎている。今は、「音」と喧騒の中にいることがつらいので、テレビなんかもあまり見ないのだけど、毎週１度の放送のはずの番組の前回を、ついさっき見たような感覚がある。「凝縮した１秒」を志していた、元気な頃の僕にとっての１週間はぎゅう～～～っと記憶がつまって、１週間前のことが「もう１週間も前のできごとか」と思う。今の僕にとっての１週間は、記憶もなにもなくって、１週間前に何をしていたかではなくて、「いつの間にか過ぎていったなぁ」と思う。 文字の上では、似たようなものに見えてしまうかな？これ、全然違うんです。そして、そこに相対性理論を無理やりくっつけてみた。すると、こんな言説が出来上がった。 「人は、速く思考し、速く行動すればするほど、その人にとって流れる時間はゆっくりとなり、思考・行動が遅くなればなるほど、時間は速く流れ去っていく。」よく、楽しいことをしていると時間が早く過ぎ、つまらないと長く感じると言われるから、僕のこの言説は一見、逆のように思えるかもしれない。でも、その同じ時間の中につまった行動・思考を、時間が経過した後から考えてみると・・・。どうです？ これを、もう少し分かりやすく、置き換えてみましょう。人は、充実した行動・思考を積み重ねていると、その思考が速ければ速いほど、時間がゆっくりと流れ、より多くの思考・行動を積み重ねることができる。経過した後に「あれ、いつの間にか１週間たったなあ」とだけ思う時間は、実は中身はスーカスカ。 …なんか、最終的には当たり前の言説になっちまいましたね思いついたときには「おおっ！」と声を上げそうなくらい、大発見かと思ったんですけどね。でも、充実した１秒の積み重ねをする人にとって時間はゆっくりと流れている。これはたぶん、本当です。 この発見を、高校３年、中学３年生の受験生に贈ります。 大学入試センター入試まで２９日。私立高校併願入試まで、あと３４日。時間がゆっくり流れますように。Kama

  2008.12.18

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• ２学期終了

  　愛夢舎は今日で２学期が終了となります。　冬期講習開始は１２月２５日（木）です。　　６日間授業がないといっても、生徒諸君にはたくさん課題が出ています。　全員が１２月２５日に「完璧にやった課題」を提出して欲しいと思います。　特に受験生はクリスマスムードに浸っている時間はありませんよ。冬期講習の予習だけでなく、志望校の過去問演習、弱点克服の課題・・・数え上げたらキリがない。　でも、「あと何日」か数えてみなさい。がむしゃらにやったら「一瞬」、と感じるくらい、君たちに残された日はほんのちょっと・・・　ここで踏ん張らなければ、どこで踏ん張る？「受験勉強」で「達成感、充足感」を感じることのできるやつらはみんなここで手を抜かない。　あと少し・・・もう少し・・・がんばってよ。　ジュクチョウ

  2008.12.18

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• 大学合格！

  　すでに秋には５人ほど内定が出ておりましたが、昨日そのうちの２人が「正式な合格」を報告しに来てくれましたので、発表します。　SFさん　東邦大学　理学部　生物学科　SAさん　国士舘大学　法学部　現代ビジネス法学科　２人ともおめでとう！　頂いたシュークリーム大人気でした（笑）。　あと３人の発表もしたいな・・・塾に報告に来てくださいね。　これで今年も「愛夢舎大学受験部推薦科」合格率１００％を達成です。開設以来１００％の記録も更新中です！　さあ、受験クラスの６人は来週から始まる冬期講習（正月特訓）で、センター試験に向けて、得点率をアップしよう。まだまだ上がります（笑）！　ジュクチョウ

  2008.12.16

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• デザイン、変えました

  しばらく、秋っぽいデザインでやってましたが、気づいたら、１２月も半ばでしたね。遅ればせながら、ページのデザインを冬っぽくしてみました。実際、入間は寒いです。昨日、今日なんかは、車のウインドウが凍りついてた・・・。ネコ型人間の僕にとって、冬は天敵でございますぅ。ところで、デザインと言えば、最上部にウチのロゴマークとか、あるいは、でっかい文字で塾名とか、そーゆー加工もしてみたいと思いつつ、やり方がわかりません…。誰か、教えて～。（あ、でも時間と手間がかかるようなら結構ですけど）Kama

  2008.12.15

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• 100点満点

  中学生の期末テストが終わると、高校生の期末テスト。これも先週で終わり、一段落したところです。いまさらですが、中学３年生がまた素晴らしい結果を出してくれました。１００点満点いくら学力があってもなかなか出せるものではありません。今回は英語で１つ、数学で１つ出ました。何度見ても気持ちいいものですね。取った人。よくやった！ 僕は中学時代に英語で１回（中１の最初だけ）、数学で１回、音楽で１回出しただけです。いちおう理系なので、子供時代から算数・数学は得意でしたが、その得意科目でも100点は1回しか取れませんでした。それでも覚えているもんですね。９０点台は何回取ったか、何点だったかは記憶にない。でも１００点満点だけは覚えている。まあ、１００点を毎回出している人は、何回取ったかなんて忘れちゃうんでしょうが・・・それでもすごいですよね。ノーミスなんて。フィギュアスケート　ＧＰファイナルで浅田真央選手が見事優勝しましたが、一流の選手でも、ノーミスの演技はなかなかできません。浅田選手も前半に、世界で初めてトリプルアクセルを２回決めましたが、後半のいつもできているジャンプで転倒してしまいました。韓国のキム・ヨナ選手も転倒してしまったので、優勝できましたがキム・ヨナ選手がノーミスだったら分からなかったと思います。やはり『完璧』というのはなかなかできるものではありません。でも、可能性がある限り『挑戦』したいものですね。次は中１・中２の生徒達も、是非狙ってほしいと思います。ota

  2008.12.14

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  【観察日記．７】　足場

  （【観察日記．６】へもどる）【１２月１２日】鉄骨が足場と「幕」で覆われました。内側では、作業員の方が何人か、カンカン音をたててやってますが、僕には何をしているのかわかりませんこれでしばらくは、新校舎はベールに覆われる、ということになるのでしょう。順序どおりいけば、床ができて、外壁ができて、塗装をして・・・なのかな？反対側からみると、こんな感じ。非常階段となるであろう階段もできているようですが、一番下は、地面につかず、空中に浮いている。イタズラで登る人が出るのを防ぐためでしょうか。 …ボク、イタズラで登ろうとしましたしベールに覆われたビル、しばらくは、このまま変化が目立たずに工事が進行していくようです。リポーターKama【観察日記．８　床と壁】へつづく

  2008.12.12

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• 「お前バカか？」と言った者　～『法人』とは

  塾長佐々木の昨日の日記を読みまして、思うところがあったので、書いてます。補足ということでもないのですが、なんていうか、「民家で塾をやる」というひとつの事象について、他の視点を持っていたという意味では僕にしか書けない内容だとも思うので。というのは、佐々木の日記にあった「お前バカか？そんな場所、　しかも民家で、生徒なんか来るか。」と言われたというくだり。 僕も佐々木に、「そんな場所で生徒なんか来るか」と言ったからです。…いや、もちろんそういうケンカごしのセリフを吐いたわけではありませんけど、内容としては、そんなことを言ったことがある。 「ヒストリー」をお読み頂いている方はご存知だと思いますが、僕は、愛夢舎のメンバーの加わる前、別の会社で働いていた時期がありました。しかし、やがて佐々木の許へ戻ることはなんとなく意識していたので、オフの日を利用して、ひと月に１～２度、愛夢舎を訪問しておりました。僕が当時勤めていた会社は教室数３００以上、生徒数５万人超の塾「●●ゼミナール」を経営する会社で僕自身は塾部門には直接関わっていなかったものの、多くの学習塾経営の様子をみることができる立場にあった。また、その前に勤めていた会社では、それこそ首都圏の名だたる大半の塾に講師を供給するような仕事をしており、やはり、塾の内部を知ることができる立場にあった。そんな立場上からか、佐々木とは、よく塾経営について話をしていたものです。 その頃、佐々木に「どうすれば、生徒が増えると思う？」と聞かれたことがあります。 僕は答えました。「…引越しは、考えていないんですか？」と。 まあ、これは、間接的に「この場所で、この校舎では厳しいと思う」という僕の意見であったわけです。駅から歩いて３０分ちかく、道路に面した建物でもないし、ビルテナントで運営する塾がほとんどの中、決して美麗とは言いがたい民家だし、実際、その後も愛夢舎を訪れる学校・塾関係者の方は似たようなことを口にしてきました。また、●●ゼミナールは特に、マンパワーというよりも立地条件に経営の成否を依存するけらいがあって、スクラップ＆ビルドが活発なところだったからかもしれない。 ところが、佐々木は即答した。「それは、ないね。」と。 やがて、僕も、どういうわけだか「民家の校舎」に違和感がなくなり、そして、会社づとめを辞めて、愛夢舎に加わる決意をすることになりました。 これは、なんなんだろう 一見、ハナシは変わりますが、中学３年生は社会科で「公民」を勉強しています。先日のテストでは経済分野の一環として「法人企業」という用語が登場しました。「個人企業」と比較して「法人企業」というのですが、生徒たちから「『法人』って、なんだ？」って言われたとき、僕は、個人企業と区別するため、「親族とかではなく、関係のない人たちが集まって活動するグループ」的な説明を、とりあえずしています。が、僕個人にとって、最も「法人」らしい「法人」は実は「愛夢舎」なのです。かつて、塾を退職して入った会社は、規模でいったら、今の愛夢舎なんかよりよほど大きく、無論、株式会社であったわけですが、しかして、その実態はいわゆる「ワンマン企業」であって、内外から「株式会社○○（←社長の名前）だ」と揶揄されていた。確かに、その会社は「法人企業」ではあるけれど、僕は「法人」という言葉を使うにはちょっとふさわしくなく、今、感じている。社会学ではゲマインシャフトとゲゼルシャフトという概念があって、同じ目的を達成すべく、人為的につくられた集団がゲゼルシャフト。僕のいた会社はゲゼルシャフトではあるが、「法人」という言葉に、僕はもう少し別のものを感じている。 「法人」という語に「人」という字が使われている以上、「法人」には「心」がある。それは誰の「心」かというと、集団そのものの「心」。 例えば、愛夢舎の中心人物はもちろん、佐々木である。では「愛夢舎」＝「佐々木」であるかというと、これは失礼にあたるかも知れないけれども僕は、そう感じていない。むろん、愛夢舎の進む方向は佐々木が定め、佐々木が原動力となり動いていることは間違いない。言ってみれば、佐々木が「心臓」であることに、変わりはない。もしかすると「心臓」であると同時に「脳」でもあるかもしれない。 が、今にして思うと、僕は、「佐々木」に呼ばれてやってきたというより、佐々木を通じて「愛夢舎」に呼ばれてやってきたような気がする。以前、佐々木が愛夢舎のそれぞれのスタッフを「脳」とか「四肢」とかに例えて表現したことがあるけれども、それで言うと、佐々木自身も、もしかして、「愛夢舎」の器官の一部なのではなかろうか。 「脳」＝「心」ではないのか、とお感じかもしれません。しかし、奇しくも僕は今自らが病に侵されたことで、医学上でも「心」は「脳」とは分けて考えていることを知った。 つまり、愛夢舎には、愛夢舎の心がある。それは、佐々木が塾を開き、小田切らのメンバーが集結し、民家で運営をはじめ、そして、生徒・保護者が集まり、そういう過程の中で生まれた「心」であるように思う。そして、「心」を持った「愛夢舎」は僕を呼び、田中先生を呼び、新たな生徒を呼んでいる。これが『法人』だと思う。 キングクリムゾンというバンドがありまして、このバンドは解散したり活動休止したり、復活したりを繰り返して４０年近く経つのですが、どう考えてもリーダーである、ロバート・フリップという人が「クリムゾンは、必要なときには復活する」と言って、「いや、アンタが復活させたんでしょう？」と変人扱いされましたが、実は、その言わんとするところ、僕には実によく分かる。佐々木は、愛夢舎の魂であるとは思うけど、そして、佐々木が愛夢舎の「心」を生んだとも思うけど、今となっては愛夢舎は愛夢舎としての「心」をもち、もしかすると佐々木本人も、「法人愛夢舎」のスポークスマン的立場として「心」を代弁しているのかもしれないと思う。 そして、佐々木の記事にひとつ補足があります。「愛夢舎」に集まったのは生徒と保護者だけではないのです。僕も、呼ばれました。 繰り返し書くと同情を乞うているようでイヤなのですが、例えば、「ドラゴンボール」のべジータが半年前の僕をスカウターで覗いたら「戦闘力１５０００」だったとして、病に侵された今の僕はせいぜい「２」くらいだと思う。そのおかげで、気づいたことも色々あった。が、必ず復活します。小田切先生は「来年は『新生・鎌田』で」と言ってくれましたが、申し訳ないが、『新生』というわけにもいかない。愛夢舎という「法人」が、まだ僕を必要としてくれることを願って、「復活」か「Re-Birth」でいきたいと思います。Kama

  2008.12.10

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• たくさんの生徒・保護者を魅了した一軒家

  　今年もあと数十日ですね。　我が愛夢舎には大きな変化が起きようとしています。　思い起こせば、８年前・・・、この「一軒家」で塾を始めることを決意した。　場所なんかどこでもよかった・・・自分たちの理想とする塾が創れれば・・・　開校チラシなんて配らなかった（笑）　看板もなかった（笑）　でも、どこからともなく（いや、生徒や保護者の口コミパワーのおかげです）生徒が集まってくれた。　はじめた当初はよく、「お前バカか？そんな場所、しかも民家、で生徒なんかくるか」と言われた（笑）　でも、そんな人たちの期待を裏切って、生徒たちは集まってくれた。　それ以来、多くの生徒・保護者に「この一軒家がいいんですよ」と言ってもらった。（本日も保護者面談でそのお言葉を頂いた）　そして、「古い一軒家」が愛夢舎のイメージになり、私たち講師陣も「そこ」にアイデンティティーを持っていた。　しかし、「時」はやって来たのです。　　もちろん、我々の意思ではないものがキッカケではあったのだが、神様が私たちのために決めてくれたのだ、と今では思うことができる。　「愛夢舎、いまこそ次のステップに進むべき時だよ」と。　　今でも、この校舎（家）をボーッと眺めていると、開校当時からの思い出が頭の中を駆け巡る。そして、ノスタルジックな気分に浸り、センチな私は涙を流してしまう・・・　でも、「新しい愛夢舎」のために、私自身が先へ進まなければいけないのです。　愛着のある「この校舎」・・・あと３ヶ月弱だけど、目一杯お世話になりたいと思います。　そして、愛夢舎は次のステップへ向かいます。　ジュクチョウ　　

  2008.12.09

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  【観察日記．６】　一夜城

  （【観察日記．５】へもどる）【１２月６日】もー、びっくりしました。一晩あけてみると・・・、ってのはちょいとウソですが一日たってみたら、五階建ての鉄骨が建ってました。まるで、秀吉が築いた一夜城みたい・・・。あるいは、タケノコ・ニョッキって感じ。すごいですね、この技術力。前の日まで、確かにサラ地だったところに、一日でこんなのが建ってしまいました。このビルの３階と４階が新・愛夢舎の教場となるわけです。当たり前だけど、下から見上げると結構な高さ。うー、なんかゾクゾクしてきた。通りの反対側から眺めると↓こんな感じ。ドンズバ、交差点の角っこにあるので、そして、この交差点ではケタはずれに高い建物なので、どっちの方向から来てももう、目立つ、目立つ！ぶっちゃけ、平面の広さは大したことないので、やけにノッポに見えますね一気に完成が近づいた感じがします。（↑気がはやすぎる…）リポーターKama【観察日記．７　足場】へつづく

  2008.12.09

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  【観察日記．５】　整地

  （【観察日記．４】へもどる）【１２月２日】鉄棒のコンクリ詰めの隙間にみっしりと土を埋めた上にさらに砂だかジャリだかを敷いてキレイになりましたもう、鉄筋はほんのちょっと顔をのぞかせているだけですね。ところどころ、なんだかよくわからないパイプみたいのが突き出ています。こういうのを見ると、ついついガス抜きとか即身…やめましょう穴を掘ってるときは重機があったので道行く人も興味をもっていたようですが、こうなってしまうと、ただの空き地に見えてしまって、だれも注目しないでしょう。しかして、その地中にはビルをしっかり支える土台が埋まってる。水鳥のたとえを持ち出すまでもなく、勉強の話題につなげられそうですけど、ちょいとムリヤリ感というか、いやらしい感じがするので、今回はやめましょう。リポーターKama【観察日記．６　一夜城】へつづく

  2008.12.08

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  【観察日記．４】　穴を埋める

  （【観察日記．３】へもどる）【１１月２８日】穴を掘って、鉄棒がいっぱい立ったと思ったら、今度はその穴が埋まりました。雨が降ったので、表面がぬれていますが、あますとこなく、土でびっしり埋まった。なるほど、これで地中に鉄筋コンクリートの土台が埋まったわけですね。（…鉄筋コンクリで、合ってるのかな？）すると、今度はこの上にビルが建っていくということになります。ただ、僕は地中の土台と上の建物が初めっから「つながっている」ものだと思ってたから、こうして地中は地中、地上は地上で作ってくっつけたところでどうしてそれで強度が増すのか、よく理屈がわかりませんけど・・・穴を掘り始めて一ヶ月。ようやくここまで来ました。・・・っていうか、一ヶ月かかって、見た目上は元に戻ったと・・・だいじょぶか？リポーターKama【観察日記．５　整地】へつづく

  2008.12.07

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  【観察日記．３】　土台づくり

  （【観察日記．２】へもどる）【１１月２１日】掘った穴に鉄筋とコンクリート（？）が入れられ、土台ができました。なんて呼ぶんでしょう、鉄のパイプが何本もつきたてられ、その間を埋めるようにコンクリートが流し固められたようです。無論、部屋のしきりではなく、これが土台となって、上に建物が伸びていくのでしょう。あるいは、この土台を縫うように水道とか配線がしかれるのかしらん。穴を掘ってから１ヶ月。ようやくここまで来ましたが、３月の開校に間に合うのだろうかちょっと心配になってきちゃいました。リポーターKama【観察日記．４　穴を埋める】へつづく

  2008.12.06

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  【観察日記．２】　穴掘り

  （【観察日記．１】へもどる）【１０月２５日】地鎮祭から１０日。いよいよ工事が始まりました。５階建てのビルが建つ予定ですが、まず、穴を掘り始めたようです。地下のフロアは予定にないのですが、最近の「耐震構造」なんたらで、土台を結構しっかり作るみたい。相変わらず、写真がピンボケでよくわかりませんが工事をされている方がすっぽり埋まるくらい、だから、２メートル弱くらいは掘ってます。いつも気になるんだけど、この掘った土、どこに行くんだろ・・・？？次回のレポートをお楽しみにリポーターKama【観察日記．３　土台づくり】へつづく

  2008.12.05

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• 校歌

  もう７～８年も前になるだろうか。佐々木塾長が、「家校舎」の２階に住んでいた頃、僕はまだ愛夢舎のメンバーではなかったのだが、佐々木先生を訪れ、一緒に「曲づくり」をしたことがあった。「愛夢舎のテーマソングを作りたい。」そういう佐々木先生の要望だった。 僕も、学生の頃は何十曲も曲を書いてきたので、ふたつ返事で了解したのだったが、残念ながら、僕が書く曲といったら、ピアノ曲か、あるいはギターをフューチャリングした「ぎよぉぉぉぉんんっ！」って曲ばっかりで結果、哀愁漂うメロディーで、ドラムがドカドカ言ってる曲になってしまってあっさり「ボツ」とした。僕は、歌詞がない状態で曲を書くと、そうなる。 しかし、歌詞が先にあれば、ハナシは別だ。曲の作り方には色々あって、今活躍しているミュージシャンの多くは、まずギターか何かで基盤の曲をつくり、そこにメロディーを乗せ、最後に歌詞を書く。が、僕は、歌詞のあるなしにかかわらず、まず、メロディーを作る。で、歌詞がある場合には、そこから受ける印象でメロディーを作るから、それっぽい曲が出来上がることもあるのだ。 そこで、改めて、愛夢舎のテーマソングをつくるべく、まず、「歌詞」を書いてみよう、と思った。 ところがどっこい、僕は、「詩」を書くのが、とことん苦手だ。僕は「どんな長い文章でも書ける」と公言してはばからないのだが、それは逆に言うと、「短く、簡潔にまとめた文章は苦手」だということだ。長いダラダラした散文なんて、練習すれば、誰でも書ける。ホントに難しいのは、俳句とか短歌とか、手みじかにイイタイコトを凝縮させる韻文だ。しかし、今回は、あえてそれに挑んでみよう。 ・・・。  ・・・。  ・・・何も思いつかない  え～参考までに、僕が通っていた学校の校歌を思い出してみよう。僕は、長野県佐久市の小・中学校および高校に通っていたのだが、小学校の校歌はこんなんだった。「♪　う～るわしき、浅間の峰は～」浅間ってのは、浅間山のことである。佐久市は、軽井沢に隣接し、浅間山のふもとに位置する。 高校の校歌はこんなかんじ。「♪　北方に　浅間　火の山　　南方に　八ッ　の群峰　」「八ッ」ってのは、やはり佐久市から眺められる八ヶ岳のこと。中学の校歌には、すぐ脇を流れる「滑津川」という川の名前が登場した。 おお、そうか！校歌ってのは立地条件の説明をすればいいんだ！そう気づいた。これならいけそうだ！  え～、愛夢舎のそばにある山とか川とか・・・。 山は・・・あまりないな～でも、川はあるぞ！ よし、ワンフレーズできた！「♪　不老の川の　ほとりに～　」不老川っていう川があるんです。幅、５メートルくらいの、川。でも、一級河川ですよ、たしか。ちょっと調べてみよう。Wikiによると・・・。「一級河川。古多摩川の名残川のひとつ。」ほら、歴史がありそうだ♪  しかし、Wikiは続ける。  「１９８３年から３年連続で　『日本一汚い川』になるという不名誉な記録を作った時期もあったが・・・」  ・・・  ・・・え～っと不老川は切り札ってことで、ちょいと控えておいてもらって、他を探そう。（あ、不老川は、現在は「日本一汚い川」ではありません） そもそも、僕は長野出身だから、山とか川とか、ばんばん登場するんだろう。ここは埼玉だ。そもそも、山が少ないのは当たり前だ。じゃあ、別に、山とか川とか、自然のものじゃなくてもいいんじゃなかろうか。 すると、「これぞ入間！」というのがあった。  三井アウトレットパークである。日本最大級のアウトレット。高速道路のインターの案内板にすら「アウトレットはこちらから」って書いてある。遠方から訪れる人もいて、愛夢舎からは自転車で１０分程度！これは使える！  「♪　坂の上には　三井アウトレット　　誇る店舗　は　２０４軒　」 …ただのアウトレットの宣伝な気がする    じゃあそこに隣のお店もくっつけちゃえ。「♪　三井の横にはコストコ～　なんでも　でかいよ　やすいよ～」    なおさら宣伝だおまけに外資にいいところをもってかれてる。   じゃあ、目印がないなら開き直って「♪　だーれもしらないその場所にぃ～　　その　まなびやは　ありましたぁ～　」 …こわい   何も立地条件にこだわることはない。例えば、電話番号を歌詞の一部にしてしまうのはどうだろう？伊東温泉の「ハトヤ」だってやってる。「♪　伊東へ行くなら　ハ・ト・ヤ　　でんわは　ヨイフロ（４１２６）　」これなら連絡先も覚えてもらえて一石二鳥だ。  ウチの電話番号は２９６０－５３３６。  「♪　塾へ行くなら　愛夢舎～　　でんわは　ゴミミロ（５３３６）　」 ・・・  そしたら、最後は教育理念、これでいくしかないでしょう。っていうか、はじめっからそうすべきだった。 ウチの名刺とか広告には「子どもに愛と夢を与えます。」って書いてある。これを歌詞にすればよい。でも、愛と夢を与えるのは、子どもたちへ、だけではないから、こんなのはどうだろう。 「♪　愛を与え、愛をもらいます～。　　夢を与え、夢をかなえましょう～。　『現実』と『理想』は対義語だけど～　『理想』を『現実』にかえましょう～。　おー　イエ～～（家）　　」 …え～おわかりだと思うんですけど、さっきからずーっと韻律がメチャクチャで、こんな歌詞では曲は付けられませんせいぜい、ラップみたいなメロディーなしの曲・・・。 だから、詩、書けないって言ったじゃん・・・。こうして、愛夢舎テーマソング作曲の道にまたしても迷走するのでした。Kama 　　

  2008.12.04

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  【観察日記．１】　地鎮祭

  というわけで、愛夢舎は、２００９年３月より、新校舎に移ることになりました。 しかし、その校舎は、まだできていません。ビルの３～４階になる予定なのですが、そのビルが、ありません。今、作ってます。そこで、このサブヒストリーでは、校舎完成までの様子をみなさんにご報告していこうと思います。さながら、夏休みの「アサガオの観察」みたいなので、「観察日記」と名付けました。 【１０月１３日】この空き地にビルが建つ予定です。このほんの少し前までは、草ボーボーだったのですが、まずは草狩りがなされて、ショベルカーが入るのを待っています。写真では分かりづらいのですが、結構な大通りに面した土地で、交差点の角に位置しています。現在の校舎は、数十台とまれる駐車場の一番奥に「家」の形をして建っているもんで、愛夢舎を目指してやってきた人でない限り、「お、塾があるな・・・」と認識されることはなかったと思う。今度は、道行く人たちが、「お、こんなとこに塾が・・・」的な場所なので、それだけでも、愛夢舎をより広く知っていただけるようになるかも。携帯電話で撮った写真で、どういうわけかピンボケ気味ですが、どうやらこの前日に「地鎮祭」が行われたようです。工事の無事だけでなく、中に入居する我々愛夢舎の発展も祈願されていますように・・・。リポーターKama【観察日記．２　穴掘り】へつづく

  2008.12.04

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• 校舎移転のお知らせ

  ～愛夢舎ヒストリー　第２８．１章～佐々木は、新しい校舎に教場を移し、新たな環境で、より良い塾づくりに臨むことを決意した。------------------------------------------------というわけで、遠方の方にはあまり関係のないことかも知れませんが、私たちスタッフ、そして、現在通っていただいている生徒たちにとっては、重大な発表となります。 愛夢舎は、２００９年３月より、新校舎に移転いたします。 現校舎は、開校以来８年間、多くの生徒が通い、卒業していった、「味」のある「一軒家」で、講師陣にとっても、深い愛着があります。しかし、貸主様のご事情により、この場所で愛夢舎が運営を続けていくことができなくなりました。ご家庭にとっては「近くて通いやすい」、「この民家のような校舎がアットホームでよい」と、愛夢舎とご愛顧いただいているかもしれず、そうした皆様には、大変ご迷惑をおかけいたします。しかし、新校舎に移転しても、塾そのもののシステム、教育理念・方針、指導にあたるスタッフなどが変わるわけではなく、「人が為す『家』」という意味では、変わらず、いや、今まで以上に「アットホーム」な塾を目指してまいります。また、移転と申しましても、同じ武蔵藤沢地区内、各小・中学校からほぼ等距離に位置し、これまで遠く感じられた方にとっても、通いやすくなると思います。新校舎は、新築の５階建てのビルの３、４階となります。このビルは、現在建設中で、本ブログにおいては別のサブ・ヒストリーという形で、完成までの進行状況を逐次ご報告させていただきます。既に通われているご家庭対象には、移転および新校舎に関して、説明会を実施させていただきます。＜新校舎に関する説明会＞　１２月１４日（日）　１６：００～また、これを機に愛夢舎への通塾をご検討いただける方も、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。 「なり」は変わりますが、「中身」は変わらず、一層の向上を目指してまいります。今後とも、愛夢舎をよろしくお願いいたします。 　　　　　　　学習塾愛夢舎　　塾長　　佐々木　圭

  2008.12.03

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• 【第２８章】　家

  （【第２７章】へもどる）学習塾　愛夢舎の校舎は「一軒家」である。が、佐々木の持家ではない。大家が存在する、「借り家」であった。 ２０００年９月。前の塾を閉鎖し、新しく塾を開校するにあたって、佐々木と小田切が探し当てた物件、それが「一件家」だった。以来、塾としての運営ができるよう、家の内部をさまざまに改造した。家庭用の照明を蛍光灯にしたり、黒板を設置したり、欄間をふさいだり、隣り合わせの部屋を壁で仕切ったり、その逆に、仕切りを取り払ったり。そもそもが「一軒家」であるから、電力供給にも限界があって、年に何度か起こる「停電」は、愛夢舎の風物詩ともなった。校舎が「一軒家」であることに、初めて訪れる人は、さまざまな反応を示す。あるとき、生徒の保護者からこんな話を聞いた。「チラシを見て、ここはいい塾だと思い、　息子を連れてきた。　しかし、玄関に入るとき、　『おやじ、まさかここじゃないだろうな、ここだけはやめてくれ』　と本人が拒否したが、とにかく話だけでもとやってきた。」 入塾した生徒たちは、一様に「一軒家」を気にいってくれた。生徒と講師の距離感はゼロ。奥には台所もあって、これ以上「アット・ホーム」（＝家庭において）を体現した校舎も珍しい。 ２００８年。それは突然訪れた。第三者による伝達だった。 「大家が、この一軒家を売却する予定である。」 愛夢舎の面々は、はじめはなんのことだかよくわからなかった。「この建物が売りに出される？　じゃあ、塾は？我々は？生徒たちは？」しかし、売却の情報は真実であったようだ。新しい持ち主が決まって、その持ち主が、この地において「愛夢舎」という塾を続けて運営することを希望すれば、今と大した違いはない。しかし、その持ち主が、この地を「サラ地」にすることを希望すれば、それもその持ち主の自由。そうなれば、我々はここを出ていかねばならないし、校舎たる「一軒家」も残らない。無論、生徒たちの居場所も失われる。 あまりに一方的な通達に、正直、憤りを覚えるメンバーもいたが、佐々木はいきなり、重大な決断を迫られた。もし、新しい持ち主が「一軒家での愛夢舎」を認めてくれれば何の問題もない。生徒にも迷惑をかけずにすむ。しかし、ひとたびその持ち主が「出て行ってくれ」と言えば、佐々木にはどうすることもできない。そして、そうなる可能性は否定できない。 ならば、追い出される前に、自ら、ベストな状態で、他の地に拠点を移すべきではないのか。 が、またしても葛藤に陥る。しかし、この「一軒家」あっての「愛夢舎」だ。もし移動するとなれば、それはおそらく、ビルのテナント。いわゆる「塾」になってしまうであろう。今の愛夢舎を気にいってくれている人たちには受け入れてもらえないのではなかろうか。「一軒家の雰囲気がよかったのに」。そういう声がいまにも聞こえてきそうだった。だったら、新しい持ち主が愛夢舎に好意的であることを、ひたすら祈るか...。 しかし、佐々木は思う。 だが、待てよ。「愛夢舎」は、確かに「アット・ホーム」な塾だ。そう自負している。 では、「ホーム＝家」とは、何だ？もちろん、建物も「家」の要素のひとつだろう。でも、愛夢舎が「家」たるゆえんは、きっと、建物ではないはずだ。いや、建物であっては困る。「家」とは「人」だ。愛夢舎は「人」の集まり、佐々木を中心とした講師陣そして、そこに集まってくれる生徒・保護者、支えてくれる、地域の人々。それらによって「家」である。 ならば、建物がビルだろうがなんだろうが、関係ない。このメンバーで「家」をなすメンバーで続けていくことに変わりはないのだから。佐々木は決断を下した。～【第２９章】へつづく

  2008.12.02

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• 【第２７章】　変革‐再生

  （【第２６章】へもどる）２００７年３月。第８期となる愛夢舎の新年度は、専任講師３人体制で始まった。「３人」で「回らない」わけではない。そもそも、始めた頃は佐々木、小田切、矢吹の３人だった。当時とは、生徒の人数は比べようもなく増えているが、その代わり、技術力も上がっている。実際、３月中は、３人と時間講師の中島で、すべての授業を担当した。しかし、佐々木は「４人目」を採用することを決めた。佐々木の頭の中には、愛夢舎発展の構想がある。それは、何年も前に築き上げたもので、多少のズレはあったものの、おおむねその構想どおりに進んできた。つまり、矢吹が去ることも、三輪が加わることも、鎌田が戻ってくることも、すべて佐々木の構想どおりであったのだった。そして、その「発展の構想」には、「４人」という人数が必要であった。 ２月。鎌田は東京・新宿のとある会社に向かった。そこは、かつて人材紹介・派遣会社に勤めていた頃の鎌田の同僚が独立して起業した、教育業界専門の人材紹介会社であった。かつての鎌田の盟友が、社長を務める。鎌田は社長と直接会談し、愛夢舎に見合う人材を手配してくれるよう、依頼した。実は、これ以前にもいくつかのルートから、愛夢舎で専任講師として勤務することを希望する者はあった。来るもの拒まずの姿勢で、佐々木が面接をし、模擬授業を行い、実際の授業を見学する。だが、実際に専任講師として勤務を始めた者はいなかった。選考、試用期間の間で、みんな言うのだ。「私には、ここでの仕事は難しすぎます。」「自信がありません。」「重すぎます。」と。佐々木、小田切、鎌田の３人は、長くキャリアを積んできた。３人とも、元は教室長である。つまり、その辺の塾の「校長」が３人そろっていることになる。知らず知らずのうちに、愛夢舎での勤務を希望する講師にとってはものすごく高いハードルを作ってしまっていた。そこで鎌田は紹介会社にある注文をつけた。愛夢舎が「重く」感じられるのなら、初めから「重い」ことを覚悟した人に来てほしい。専任講師として採用するのだから、それは将来、幹部的な位置につくべき人であってほしい。鎌田は、この「愛夢舎ヒストリー」を社長に手渡し、愛夢舎に興味があるという候補者に読ませるよう、指示した。愛夢舎のこれまでの成り立ちを知ってもらうには、これを読んでもらうのが早い。 ２月の依頼から、一ヶ月が経った。経過は、鎌田の予想どおりであった。愛夢舎での勤務自体には、多くの人が興味を示す。「ああ、それこそ自分の理想としていた教育です」と、みんな言う。しかし、ヒストリーを読むと、やはり言う。「自分にこれはできそうもない...。」要するに、彼らにとって、確かに愛夢舎は「理想の教育現場」であったのだろう。だが、その中にいざ自分が飛び込むとなると躊躇してしまう。 ４月末。会社の社長から、鎌田に連絡が入った。「希望者がいます。全部話した上で、ほかの大手と比較しても愛夢舎でやりたいって言ってます。」 所沢在住だという２８歳の彼は長く個別指導の塾で勤務してきたという。校長からの信頼も厚く、実質、その校舎の「ナンバー２」であるとのこと。「ならば、その塾で社員として働けばよいではないか」と思うのだが、どうも彼はそこでは飽き足らず、より自分のイメージする理想の環境を求めているようだ。大手進学塾で勤務した後、最終的に自分で塾をつくることも考えていたという。そう、ベンチャー志向の人物だった。学歴も高く、年齢もほどよい。経験もある。これは大手も放っておかないだろう。面接を終え、彼からの返事を待つ佐々木はほかの塾に行ってしまう可能性も感じていた。しかし、彼は、愛夢舎を選んだ。 ２００７年５月。１週間程度の試用期間を経て、「もう、正式採用でいいだろう」という佐々木の決定を受け、彼は愛夢舎メンバーに加わった。田中健一。最初の仕事として、バーベキュー大会の火起こしをする彼の姿があった。～【第２８章　家】につづく

  2008.12.01

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• 成長するもんだ

  　中学生の期末テストが終わったら、高校生の番です（大忙し！）。　待ってました！とばかりに高１・２生が自習に殺到してます。（中１・２生と入れ替わりのように・・・）　受験生は定期テストと関係なく、今日も「入試実践力養成講座＝秋ゼミ」で来ています。　来てない人・・・どうした？　全然関係ないのですが、卒業生・現高１のSさんが来ているのですが・・・彼女も高校でフォークソング部に入り「音楽」をやっています。（フォークソング部といっても、アコギの音楽だけでなくエレキのバンドもやるそうです）　今年の春（高校入学当時）はまったくギターを弾けなかったのに、超・腕を上げていてビックリ！　購入したギターも「シェクター」！（ギターが好きな人はわかると思いますが）HSHでフロイドローズ、虎目まで入っている！試奏させてもらったけど、私のフェンダーやムーンよりずっといい音がする（悔しい・・・）。　もう私は、彼女に、腕も機材も抜かれました（笑）。若い人って成長早いですよね。　　教え子ながら天晴れ！　これからも勉強もギターも頑張ってね！　ジュクチョウ

  2008.11.30

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• 【第２６章】　そして、彼は去っていった

  （【第２５章】へもどる）  ２００６年。愛夢舎は安定期に入ったかのように思われていた。佐々木を筆頭に、小田切、鎌田、三輪の専任４人体制も３年を超え、大学生になると同時に時間講師をはじめた中島も、担当授業数は少ないが、２年以上のキャリアを積み重ねてきた。生徒とクラス数の増加に伴い、中島以外の時間講師の採用も行った。単純に、授業が埋まらなくなったからではない。物理的に授業を行うだけだったら、時間講師の採用は必要なかった。ただ、体制が落ち着いてきたことによって、佐々木はもちろん、小田切、鎌田あたりまではできるだけ管理業務に専念する時間を確保することを目的に、自分の授業をほかの講師に任せていったのである。佐々木個人で言えば、これまでほぼ全学年の英語指導にあたってきたが、「塾長」としての業務に集中すべき時期がきたのかも知れないし、将来を見据えた上で、自分たちの「後継者」を育てていきたい、そんな思いもあったのだろう。 ２００６年１２月。専任講師・三輪の両親が突然佐々木の元を訪れ、状況は一変した。４人の職員のうち、佐々木は埼玉出身、小田切は東京出身で、ともに家庭を持ち、自宅に暮らしている。一方、鎌田は長野出身、三輪は愛知の出身で、両親を実家に残し、埼玉では一人暮らしを長く続けていた。考えてみれば、三輪の様子は、この年になった早々からおかしかった。日々の仕事になかなか集中できず、自らの体調を崩すことも多かった。４０度近い高熱を出して、授業直前まで病院に入院していたこともあった。単純に言えば、三輪は長く悩んでいた。実家に残してきた親の調子が良くない。冬期講習もせまった１２月のある日、愛知から三輪の両親が佐々木に会いにやってきた。三輪の進退について、本人も含めて相談するために。三輪本人の意志としては、志なかばで退職することをよしとしていなかった。元々体育会系の人間である上に、大手進学塾への就職を蹴って来たほど、愛夢舎にほれ込んでいた。このまま自分の好きな「塾」での仕事を続けるべきか、長男である自分が親元に帰り、両親の面倒をみるべきか。 ２００７年になって、三輪は退職を決意した。 彼の最後の仕事は、今面倒をみている受験生を最後まで見送ることだった。辞めざるを得ない状況は、昔の鎌田と似ていたかも知れない。その鎌田は三輪に当時の状況を語り、受験生に自分の精一杯をぶつけることで「やり残し」を作らぬよう、語った。かといって、自分がいなくなることを知ることで、受験生に余計な不安、気持ちの乱れを与えたくない。あくまでも平常心で、試験会場に向かってほしい。三輪は、自分の辞意を生徒に悟られることのないよう、普段どおり・・・いや、これまで以上に熱心に指導にあたった。佐々木、小田切、鎌田の３人は、先のことも考えてのことではあるが、三輪への最後のはなむけとして、できる限り、彼が生徒指導に専念できるよう、三輪が抱えるその他の業務を担っていった。 ２００７年２月末。いよいよ明日は県立高校入試というその日、夜１０時まで全力投球で生徒指導にあたった三輪の業務は終了した。「ふぅ～～～っ！」三輪は大きな息をついた。既に地元・愛知の塾で勤務することが決まっていた三輪は、数年後、成長したあかつきには残る３人と再会することを誓い、愛夢舎を去っていった。目に涙をためながらも、彼は笑顔であった。最後の最後まで、生徒たちに心配をかけぬよう、自分の思いをひた隠しに隠した、見事な去り際であった。 ３月。受験を終えた生徒たちは塾に報告にやってくる。愛夢舎にはすでに、三輪の姿はなかった。～【第２７章　変革-再生】につづく

  2008.11.30

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• 痩身

  こんばんは、鎌田です。相変わらず、ビョーキと闘っておりますがちょいと、自虐的なブラックなネタをひとつ・・・。 自分で言うのもなんだが、僕は、やせていると思う。「細くていいねー」なんて言われることもあるけれど僕の場合は小学生の頃から細身であって、逆にそれがコンプレックスに近いものだったこともある。そう言うと「そんなことを言うのは、信じられなーい」とか下手すりゃ「ぜいたくだ」とか言われることもあるけど、同じような体質の方にはお分かりいただけるだろうか。 部活動に励んでいた中・高校生の頃は、炭水化物・・・ありていに言うとゴハンも結構食べた。筋トレもした。でも、体重もあまり増えないし、腕や脚も太くならない。そのままの太さで、少しかっちりするだけ。するとですねー、スポーツに励む鎌田少年を周囲の大人は、からかい半分のまなざしで見るわけですよ。 例えば、長野県に住んでいた小学生の頃、僕はスピードスケートをやっていた。スピードスケートというと、レースの時には、例の、あの全身ぴったりのスーツに身を包む。すると、体型があまりにはっきりする。おばさんたちは、僕に聞こえないように、でも、実は僕にははっきり聞こえてますよーという程度の大きさの声でおしゃべりしあう。「やだ～、あの子。ガリガリの棒みたい！折れちゃいそうじゃなぁ～い？！」中学生の頃は、バスケットボールをやってたけど、バスケのユニフォームというのはどちらかと言えば「だぼっ」としているので、これはこれでやっぱり上半身が、ガリガリに見える。こっちはキャプテンマークの４番をつけてるのに、「ガリガリガリガリ」言われたのでは、しまりがない。もうね、そんな場面ばっかりで、「ガリガリ君」と呼ばれるのも珍しくなく、僕はアイスじゃないんだって抗うのも面倒くさくなってきてそれでも、「細くてよかった」って思えると思いますか？ さすがに大人になってからは「細いのがうらやましい」という人が結構いるようなので、これはこれで、まあいいかと思うようになった。それでもこの仕事についてから、矢井田瞳の「♪ダーリン、ダーリーン～」っていう歌のメロディーで中学生の生徒が僕の目の前で「♪ガーリー、ガーリ～～」って歌ったときにゃあ力が抜けた。 さて、つい先日、体重計を買ってみた。僕は、体重の変化がほとんどない。スポーツをしてた中高生の頃は、それでも筋肉がついていたからだろう、今よりも数キロ重かった。大人になって、スポーツをしなくなって、当時より３キロ、体重が落ちた。これが僕のベスト体重ということで、１０年以上、ずっと維持してきた。太りもしないけど、やせもしない。おそらく、これ以上は軽くならないような、まさに必要十分な体重であるのだろう。 今回、近所のスーパー兼ホームセンターで半額でヘルスメーターを売っているのを見て、買ってみた。最近のヘルスメーターはすごいですね。重さだけじゃなくて、体脂肪だの、体内年齢だの、色々表示される。 で、昨日、乗ってみました。（だいたい、オチは見えていると思いますが・・・）         ・・・やせた。   ３キロ、やせた・・・。 これ以上、軽くなる余地はないだろうと自分で思っていたのに、まだ軽くなったことに、自分でもびっくりしつつ、ちょっとおもしろかった。「アハハ、オレ、まだやせたよ・・・あはは…」ちなみに、そのヘルスメーターによると、体脂肪率は１０．８％だそうで・・・。それを「彼」に言ったら「ケイン・コスギとか、トップアスリートなみじゃないですか！」って言ってたが、こっちは病人だから、逆オリンピックである。みなさん、健康にはご注意を・・・というハナシでした。Kama

  2008.11.28

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• テスト前日

  さあ、いよいよ期末テストです。中学３年生にとっては、高校受験をも左右しうる、重大なテスト。明日はその２日目ということで、全先生を投入して、質問・勉強大会となりました。全力を出し尽くせますように…。

  2008.11.27

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• 中学生諸君あと１日！

  　中学生諸君、期末テスト１日目のできはどうだったかな？　明日に備えて、今日も早めに塾に足を運んでください。　夜の中３レギュラー授業は、４つの中学校の生徒が混在し、明日の試験科目も異なるため、イレギュラーで「試験対策」の授業にさせていただきます。　中１も「試験対策」となります。　中２諸君はレギュラー授業の日ではありませんが、自習室に来てください。先生がみんなの状況をチェックして、明日の試験に向けてアドバイスします。　それでは、期末ラストスパート！

  2008.11.27

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• 今だから「ペイ・フォワード」

  　私は愛夢舎を立ち上げた当時、毎日のように生徒たちに「ペイ・フォワード」という映画について語っていました。（愛夢舎ができたのも、この映画が公開されたのも２０００年でした）　最近になって、また、生徒たちに語りたくなりました。　「今のこの世の中はクソだ」と思っている人多いかもしれません。　「わけのわからないひどい事件」に関するニュースが連日のように流れ、政治や経済に関しても悲観的な話ばかり・・・　　「自分ひとりに何ができる？」「どうでもいいや、かんけいねぇ・・・」そう思う人も多いかもしれません。　そんなときに勇気を与えてくれるのがこの「ペイ・フォワード」という映画です。　１１歳の少年トレバーは、ある日社会科の授業で「今日から世の中を変えてみよう」という課題を出されます。　そして、トレバーが考え付いた方法がスゴイ！　「人から受けた厚意をその相手に対して恩返し」するのではなく「他の誰かに違う形で先贈りして善意を広げていく（pay it forward)」という方法でした。　具体的には「１人が３人の人たちに良いことをする」そして「その３人もそれぞれが他の３人に良いことをする」・・・これを続けていく。要は厚意のネズミ講です。　「良いこと」とはちょっとしたことでもいいのです。エレベーターに乗ったとき、「何階ですか？」と聞いてボタンを押してあげるような・・・そんなレベルです。　このときに大切なのは、「相手に見返りを求めない」こと。その相手に「次の人に渡してもらう」ことが大切なんです。　いつの日か、その「良いこと」がめぐりめぐってあなたのもとに戻ってくる。　このように「自分が」「家族が」「友達が」「町が」「市が」「国が」「世界が」幸せになっていく・・・　これだったら実践できそうですよね。　生徒数が少なかった８年前に実践してみました。それから、ずっと忘れてました・・・生徒数がそれなりになった今、また実践してみようか、と思ってる今日この頃です。　ジュクチョウ

  2008.11.25

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• 富士登山動画アップのおしらせ

  大変、季節はずれですが、Youtubeに「２００７年度　富士登山」の動画をアップしました。こちらからどうぞ。（youtube動画）大変きれいな御来光でしたので、１年以上も前の景色ですが、今さらながら公開してみました。また、今回は「御来光限定」での動画です。登山の途中過程については、編集の上、また公開したいと思います。開始時には雨が降っており、直前まで雲に覆われ、日の出を見ることをあきらめかけていた、そんな登山の様子は、ブログ上ではご報告いたしました。こちらからご覧ください。Youtube上では愛夢舎関連の動画を徐々に配信中でございます。Youtubeトップ画面で「愛夢舎」と検索いただければ、全てご覧いただけます。（「塾」っぽいくないモノが大半でございますが）今後とも、愛夢舎動画倶楽部（）よろしくお願いいたします。

  2008.11.23

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• ホントの「日記」～価値ある一日

  こんにちは、鎌田です。え～、体調を崩しておりまして、僕自身としての記事が、とんとご無沙汰になっております。「体調を崩して」というのは、つまり、いま僕はビョーキでして医師とかモノの本によると、治るのに数ヶ月から、場合によっては数年かかるとも・・・。ま、しかし、そんなことを書けるのも、僕自身、大分回復してきたことを感じているからで、ご心配なく♪ 今日は、オフを頂いたのですが、良いお天気だったので、外出することにしました。「良いお天気の中、外出する」のも、療養の一環らしいです。 【車窓】電車に乗った。この仕事に就いてから、とんと電車に乗る機会が減った。電車に乗っている間、本を読んでいることが多い僕だが、今日は、あえて何もせず、ただ向かいの窓からの光景を眺めていた。素晴らしい青空だった秋ならではの高い空、秋の青色、そこに浮かぶ、ちぎれ雲、後方に飛ぶようにすぎていくビル群の合間からは富士山も見えるはず。富士山を探しながら、ふと車内に目を向けると、周囲の人々は、眠っているか、あるいは任天堂DSおぼしき機械、もしくは、携帯電話とにらめっこ。「もったいない・・・。」そう思った。かく言う僕だって、普段は本と「にらめっこ」してる。眼を下に向けるか、閉じているか、そのどちらかだ。ふと眼を上げると、そこには、美しいものが広がっていた。かつて営業マンとして１都３県を飛び回っていた頃は、そんな景色も楽しんでいたのかもしれない。いつの間にか、それを忘れていた。 この急行電車からの景色を３０分観ただけで、今日、外出した価値があった。 【書店】「本屋」に行った。前にも書いたと思うけど、僕が「本屋に行く」と言う場合は、地元の、申し訳ないけど、品揃えが充実しているとは言い難いお店のことではなくて、「ビル丸ごと本屋」的な場所に行くことである。今日の外出の目的地だ。今日は、駅ビルにつながった「ビル丸ごと的な書店」に行った。 広範囲に色々なことを知りたい僕は、まず、最上階まで一気に上る。そこから１フロアずつ、ためつすがめつして、降りてくる。この時期、必ず書店に行く理由は、カレンダーと手帳を新調するためだ。実際のところ、僕は手帳は殆ど活用していない。PC上でスケジュールその他の管理をしてしまうからだ。が、やはり今回も購入した。カレンダーは、毎年「ネコ」と決まっている。 新しい年に向けて、まっさらな２点セットを手にして、またひとつ、外出して良かったと思った。 が、どーでもいいけど、本屋での売れ筋ランキング、プッシュ商品なんかを見ると、僕が注目してた作品ばっかだなーって思う。小学生時代から愛読している「ナルニア」、我人生を決定づけた、筒井康隆氏の「七瀬シリーズ」。今度は、大人になってから読み始めた京極夏彦氏の「魍魎の匣」がアニメ、マンガ化されたようだ。以前、愛夢舎内で本を紹介するプリントを毎月配っていたが、これでもかというくらい、１～２年後にヒットしている。 そんな状況なので、ここはひとつ、「ツギクル予想」を。次は、森博嗣氏のシリーズがきます。「すべてがFになる」ほか、S&Mシリーズ。来ますよ～！ …って、先に「スカイクロラ」で、もう来ちゃってたかも・・・ 結局、地下一階の地下鉄連絡路に至るまでに書籍１３冊、手帳１冊、カレンダー２部、しっかり散財いたしました 【ボジョレ・ヌーボー】いざ帰ろうとすると、ボジョレ・ヌーボーを宣伝する声が。なんでもこの店は７０種ほど、置いてあるらしい。ワインはキライではないけど、買ってまで飲もうとは思わないし、だいたい、ボジョレって…。 …って書こうと思ったら、去年も書いてました（←こちら）毎年思うことは一緒のようです。 一点訂正。（去年の記事だけど）去年、成田空港でボジョレツアーというのを書きましたが、大々的にテレビで放送してお分かりのとおり、今となっては、０時ちょうどに都内で飲めるようになりましたね。挙句のはてに、帰り際によった床屋さんは、知り合いの居酒屋で「解禁前」に飲んだそうで・・・。 なんてことない外出先でしたが、僕にとっては価値ある１日であったと思う。完全復帰も近い！…と思ってます。Kama

  2008.11.20

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• 快勝!

  サッカーワールドカップ　アジア最終予選 勝ちましたね。日本。カタール戦　3-0いつも僕が応援するチームをテレビで観ると結構負けたりすることが多いんだけど昨日は久々に興奮した。ガンバレ日本！オーストラリアに勝たないとな・・・ota

  2008.11.20

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