入間市の塾　愛夢舎からのメッセージ

全2272件 (2272件中 2251-2272件目)

< 1 ... 41 42 43 44 45 46

• 【Ｋｅｉ　３】　留学準備―渡米

  （【Kei2】へもどる） アメリカに渡り、英語を介し、ジャーナリズムを学ぼうと決めた佐々木であったが、まるで知識はなかった。どうすればアメリカに行けるのか。向こうの大学に入学するにはどうしたらよいのか。どのくらいお金はかかるのか。何冊もの本を買う金を惜しみ、必要な情報が頭に入るまで、何度も何度も書店に足を運び、立ち読みを繰り返した。結局のところ、留学において最大の難点は費用であることは分かった。佐々木は日本での就職活動を中断し、渡米のための資金稼ぎを生活の主体としていった。まずは、築地市場で２ヶ月半、夜中のアルバイトをしてためた資金で一ヶ月半程度の語学留学に向かうことにした。フロリダ州マイアミ。フロリダ国際大学内の語学学校。佐々木にとって、初めて訪れたアメリカの地であった。計画どおりに行けば、佐々木は日本で大学を卒業した後に留学することになる。であれば「学部」ではなく「大学院」に進学しよう。アメリカには、ジャーナリズム関連の大学院がたくさんあったので、佐々木は片っ端からパンフレットをかき集めた。その中から５校の候補を選んだが、どこも入学するための条件はほぼ同じであった。ＴＯＥＦＬの点数、ＧＲＥの点数、志望動機を軸とした小論文の提出、そして、複数の推薦書の提出・・・。アメリカの学校は９月からが新年度であることが多く、佐々木も、大学を卒業した後の９月の入学を目指すことにした。大学４年の春、ためしに受けてみたＴＯＥＦＬのスコアは４００点程度だった。これでは、大学院はおろか、短期大学ですら受からない。数年ぶりに、佐々木は「受験勉強」を始めた。翌年の春。ＴＯＥＦＬの点数は５９０点。一流大学でなければ、なんとか合格できるレベルまでたどりついた。ＧＲＥの英語は、アメリカ人を対象に作られているので、その難しさはＴＯＥＦＬの比ではなかった。しかし、ＧＲＥには数学の試験もある。日本人である佐々木にとっては、アメリカの数学なんて、中学校レベルも同然だった。大学卒業とほぼ同時に、アメリカの４つの大学院に出願した。そのうち、２校に無事合格することができた。佐々木は、学校の知名度より、環境、土地柄を優先させることにした。佐々木の選んだ学校は、ニューヨーク工科大学院。こうして、佐々木は９月には大学院生になることが決まった。～【Kei 4　ニューヨーク】につづく

  2007.07.06

  コメント(0)

• 【Ｋｅｉ　２】　大学時代の葛藤

  （【Kei１】へもどる） 父の死を乗り越え、母の後押しもあって、佐々木は大学に入学した。母は、自ら商売をはじめ、その経営も軌道に乗ってきた。そのおかげもあって、佐々木はたくさんの友人をつくり、大学生活を楽しむようになった。決してレベルの高い大学でなかったが、想像していた以上に魅力的な人間が多く、とにかく大学では、そうした友人と世の中のことについて語り合った。大学での経験は、佐々木に大きな影響を及ぼし、未だ大学で得たものを尋ねると、「人生、世の中のことを考えることができたこと」と佐々木は答える。２年時になって、卒業後の進路を考えた。当時は「バブル経済」全盛期であり、就職戦線は、完全に「売り手市場」だった。それでも、先輩の就職活動の様子、内定の状況などを聞くと、どうも様子がおかしい。「佐々木、大手は結局『大学名』を気にするぜ。お前がどんなに優秀でも、大学の名前は常につきまとう。俺も、大手は全滅だよ・・・。」そんな周囲の声に、佐々木は戸惑った。別に大手に就職したいと考えていたわけではない。でも、せっかく母が行かせてくれた大学である。「良い会社」（大手？）に入ることが正しいことだとも信じていた。そんな折、親友のひとりが「進むべき道」を見出した。彼は大学を卒業したら、アルバイトで資金をため、それを元手に起業するという。はじめは、ただ無謀なことにしか思えなかった佐々木も、時間を忘れて彼と語るうちに「彼の本気」だけは理解するようになってきた。そして、そんな友人がいることを誇りにすら思った。「俺もやりたいことに全力を尽くそう。」佐々木はそう決心した。佐々木の「やりたいこと」。それは「英語に触れ続けること」だった。大層な理由はない。「カッコいい」。それだけだった。佐々木は両親の影響もあって、幼い頃から「アメリカのロック」、「アメリカの映画」に触れる毎日を過ごしてきた。中学生の頃、科目としての英語の成績は非常に悪かったが、英語の歌を歌うこと、外国映画のセリフを真似することは得意だった。大学の友人のすすめで、落合信彦氏の著作を手にしたこともきっかけだった。毎日のように氏の著作をむさぼり、「カッコいい！」といたく感じ入った。落合氏の肩書きは「国際ジャーナリスト」である。英語が堪能なばかりでなく、世界各国をまわり、その土地その土地で様々な人とかかわって、文章という形式で自分の主張を訴える。そんな氏の生き方に強い影響を受けた。大学卒業後の進路として、「趣味としての英語」を「仕事の英語」に転換させようと考えたことは、あまりに自然であったかも知れない。「アメリカに行って、ジャーナリズムを学ぼう」。佐々木はそう思った。～【Kei 3　留学準備―渡米】につづく

  2007.07.05

  コメント(0)

• 【Ｋｅｉ　１】　父の死

  １９８６年７月。佐々木の父は逝った。大学進学を目指し、佐々木が受験勉強の追い込みに入ろうとした、まさにそのときだった。あまりに突然の死だった。健康そのものだと思われていた父は、心筋梗塞で勤務中に倒れた。佐々木が病院に駆けつけたときには、父はもう、病室ではないところに横たわっていた。まるで寝ているようだった。今にも起きてきそうだった。前日に交わした会話が佐々木の頭をめぐる。「お前、大学はどこを受けるんだ？」　　「色々・・・」「ちゃんと受かるんだろうな？」　　「わかんねぇよ・・・」それが２人の最後の会話だった。長い時間「父の死」を受け入れることができなかった。佐々木は１８歳のこのとき、初めて「はかない」という言葉の意味が分かったような気がした。葬儀が終わっても、事実として受け止めることができないままだった。でも、自分と母は生きている。今後のことも考えなければならない。「俺、やっぱり働かなきゃ、ね」何のアテも、自信もないくせに、それが「言うべき言葉」だと思った佐々木は母にそう言った。でも、母はなんの考える様子もなく、佐々木に言い放った。「大学へ行きなさい。お父さんも、それを願ってるんだから」涙が止まらなかった。「枯れるまで泣く」という表現もあるが、泣いても泣いても、「涙は枯れることはない」ということも、このとき初めて分かった。佐々木は、大学に進学することを決意した。数ヶ月後、佐々木は大学入試に挑んだ。なんとか「父の死」を乗り越え、予備校の講習会にも参加し、やるだけのことはやったはずだったが、それでも結果は散々だった。７校受験して、かろうじて１校の合格・・・。志望順位の低かったその大学に、自分は進学するべきか。やはり「就職」すべき運命なのでは。「現役で大学に合格するのは、すごいことらしいよ。おめでとう。がんばったね。その大学に進学しなさい。」そう言って、佐々木の大学進学を決定づけたのは、やはり母だった。～【Kei 2　大学時代の葛藤】につづく

  2007.07.04

  コメント(0)

• 新章、始まります！

  「愛夢舎ヒストリー」、いよいよ２００７年までやってきました。もう過去の話ではなく「現在進行形」になってしまった・・・。そこで、いよいよ新章を始めます！スタートに際して、少しご説明を・・・。「愛夢舎ヒストリー（本編）」　そもそも愛夢舎は、生徒８人・講師３人からスタートした塾です。　現メンバーは、以前は「それなりの規模」の塾で、　それぞれ教室長をやっていたのですが、　「会社の倒産」⇒「元社長との闘争」⇒「夜逃げ」など、　どエラいドタバタの後、ようやく理想の塾を築きました。　私たちの「仲間」の中には、　金銭的な被害をこうむったり、　精神的・社会的に致命的な状態に追い込まれた者もいました。　別に、うらみつらみがあるわけではありません。　ただ私たちが「生きざま」として　教育にあたっていることを分かっていただくには、　この歴史を公開するのが早いかと思い、　数十章にわたってご紹介しています。　（未読の方は、ぜひ「カテゴリー」から過去の記事をご覧ください）「佐々木の渡米」　新章第一弾です。　そもそも塾業界に何の興味もなかった現塾長・佐々木が　業界にとびこんだきっかけは、　大学卒業後に渡米し、大学院で学んだことにありました。　ある意味、佐々木の「人生記」です。　これまで保護者・生徒にもお話ししたことのない、　相当ディープな内容を公開します。「サラリーマン時代の鎌田」　一旦塾業界を離れたものの、　４年の歳月を経て復帰するまでの間、　どこで何をしていたかの記録です。　数百にのぼる私立学校・塾のトップのパートナーとして、　数千人の学校教員面接を行い、　「学校経営の一助」まで担った彼の貴重な記録。　教育業界の知られざる世界をご案内・・・。ところで、愛夢舎のホームページもリニューアルしました。「家だ、家だ」と言っていますが、愛夢舎が果たしてどんな「家」なのか、ご覧になりたい方、「それで、佐々木ってどんな顔なの」とお思いの方、ホームページもご覧ください。（講師の容貌は、一部、大きく変わっているところがあります。鎌田は、金の長髪をばっさり切ってしまってますので・・・）

  2007.07.02

  コメント(0)

• テスト対策

  明日から期末テスト本番・・・。しっかり勉強できる、最後の週末でした。生徒の仕上がり具合はまだまだ不完全で、これで１学期の成績が決まると思うと、不安でしょうがありませんが・・・。・・・というわけで、今日も朝から晩まで授業＆面倒見ラッシュ。先生もへろへろ状態・・・。日記の更新も明日から再開します。今日までご勘弁を・・・。

  2007.07.01

  コメント(0)

• いよいよ夏

  いよいよ各中学校の期末テストが近づいてきました。（もっとも、１校は終了してしまいましたが。）テスト直前は、午前１０時から校舎を空けて、２２時まで生徒の面倒をみることにしているため、ご飯を食べる時間すらありません。まして今回は、その時間のほとんどが授業になってしまうので、ブログの更新も、とてもじゃないけど・・・。とりあえず、明日から７月。期末が終わるともう夏休み直前。気合入れの富士登山⇒夏期講習⇒合宿と、気づいたら９月になってしまいます。まぁ、夏なので、ページの背景をいじってみました。そもそも「試し」でシーズンっぽいヤツを選んだだけなので、そのうち、愛夢舎オリジナルのものも作りたいのですが。明日も１０時オープン。その準備で、てんてこまいなので、今日の最新記事は、ご勘弁を・・・。

  2007.06.30

  コメント(0)

• カマのかんづめ

  「愛夢舎ヒストリー」を連続掲載しています。どれほどの方が読んでいただいているのか分かりませんが、例えば、最近塾に「戻って」きてくれたＩ君なんかは、「毎日のお楽しみ」的にチェックしてくれているということで、ありがたいことです。（Ｉ君についても、いずれ紹介する場が出てくるでしょう）さて、「ヒストリー」も佳境に入ってきました。塾長佐々木が業界入りした１０年以上前から、以前の塾の倒産、元社長との闘争劇、果ては、夜逃げ同然での愛夢舎の設立と、時代を追ってつづってきましたが、ようやく現在に近いところまでやってきました。（未読の方は、ぜひ「カテゴリー⇒ヒストリー⇒一覧」で、以前の記事をチェックしていただければ・・・）そこで、大発表。「愛夢舎ヒストリー　サブ・シリーズ」が近日スタートします！「ヒストリー」のそもそものきっかけですが、実は、毎日記事を考えて書いているわけではなくて、「本」というか「冊子」というか、文書としてお配りする予定である「原稿」が既にあります。毎日更新しているのは、その原稿を書き直しているようなものです。愛夢舎は、一軒家を改造した塾です。そんなところに、講師を本業とするいい年のオッサンが何人もいる。家のくせに、やたらめったら生徒がいて（絶対数は大したことはありませんが、「家」としては、ね）先生の発言なんかも、やけに強気。生徒から、たまに聞かれるわけです。「ここに住んでるの？」って。そんなわけはないんですが、生徒や保護者の方にしてみれば「不自然」なんでしょうね。なんで大の大人がそろいもそろって、と。それで、その都度、部分部分を答えていたわけです。ところが、自分たちは、なるようになるまま、その時々を必死こいて過ごしてきただけですが、改めて語りながら考えてみると、実は、僕たちのここに至る経緯って、ドラマなみの波乱万丈さなのでは・・・。と思って、愛夢舎の百科事典的なものを作ろうと考えました。ただ、やはり日々の業務の中で、そういうものを作るのは難しい。・・・なんていう話をしていた去年の年末、社員研修の行き先を、西湖のそばの研修向けホテルに佐々木がしてくれたわけです。どうでもいいんですが、愛夢舎の場合、「社員研修」といったら、本当に「研修」をします。「研修」という名の慰安旅行ではありません。もっとも、研修とは言っても、校舎ではなかなかできない、クリエイト系の仕事に充てるわけですが。佐々木、小田切と僕の３人でホテルに向かい、それぞれ部屋にこもって・・・。そのときに生まれたのが「愛夢舎ヒストリー」です。作家の方が「ホテルにカンヅメ」ということをされますが、このとき僕も、文字通り「カンヅメ」状態。丸２日かな、ひたすら、ずーっとＰＣの前に座って、原稿を書き続けた、と。「カンヅメ」の効果は大きい！ああいう場を与えてもらえれば、なるほど一週間もあれば、余裕で数百ページの本は書けてしまうなと思いました。そして案の定、こちらに戻ってから加筆した部分は殆どないという・・・。環境というものは、僕にとってかなり大きいようでした。「ヒストリー」を書き始めるにあたって、「ザッピング・ヒストリー」なるものを考えました。愛夢舎の歴史を語るといっても、すでにここでも２０章を超える長さです。細かい部分を加えていくと、読めども読めども、全然話が進まず、それこそ、３０分経っても１０メートルくらいしか前進していない、アニメの「キャプテン翼」みたいになってしまう。そこで、全体となる「愛夢舎史」は、あくまでも「愛夢舎」を法人としてとらえ、客観的な事実を中心に書きすすめていく、言ってみれば、木の幹にあたる部分とする。その上で、それぞれの事件や人物の背景などは木の「枝」として、幹にさしこむ形で進めるという形式を考えたのです。また、ひとつの事象を色々な視点から表現するということも考えました。例えば、僕が前の塾に入社したとき、その事象は、僕の視点と佐々木の視点、小田切の視点では当然別の事象に見えるわけで、そういう手法をとったものとして、「ザッピングドラマ」がテレビで一時期実験的に放映されたことがありましたが、それをヒントにしてみたわけです。ですから、愛夢舎ヒストリーは全然終わることなく、今後「枝」にあたるサブヒストリーがバンバン登場することになります。考え方としては、「幹」にあたる本編を読んでいただきながら、その人物、その事象についてご興味がある場合、そこにあたる「枝」を読んでいただくという形。・・・相変わらず、文にするとワケが分からないかも知れませんが、そういうわけで、近日、佐々木、鎌田、中島あたりのサブヒストリーが神出鬼没に登場すると。恒例行事となった「愛夢舎バンド」の変遷なんかも、用意しています。ぜひ、お楽しみに頂ければ幸いです。Kama

  2007.06.26

  コメント(0)

• 引越し

  今日はめずらしく、自宅で書いています。 僕が前の会社を去り、愛夢舎に来て、来月で丸４年になります。前はひばりが丘に住んでいました。７年くらい。愛夢舎に来ることを決意して、心機一転とばかりに、入間への引越しもしたのです。（実際、この仕事をする上で、終電がなくなるのは確実ですから、職場のそばに住んでいることはかなり大きなファクターですので。）アパートで一人暮らしをしています。２年契約で、一回契約更新し、来月で４年経過ですから、また契約更新の時期になりました。引越しについては、実は昨年の末あたりから考えていました。そして、今日、久々のオフに合わせて、不動産屋に行ってきました。結局・・・契約を更新し、もうしばらく今のアパートで暮らすことにしました。引越しは先送りです。今のアパートは、６畳＋狭い玄関＆キッチン。ユニットバスは一応ついていますが、その部屋にベッド、テーブル、本棚、テレビ、ＰＣデスク・・・と置くと、他の人が来ても座ることができないのは言うまでもなく、今となっては、僕ひとりでも、体をまっすぐにして、どこにもぶち当たらず歩くことは不可能です。エアコンはありません。温度差の激しい（？）入間です。これから、部屋にいるとほっといても「汗だく」になる季節になります。冬は、さすがに「死ぬかも・・・」と思ったので、小さめのハロゲンヒーターだけはあります。洗濯機は、１０年以上使っている、昔なつかしの２層式。タイマーが壊れているので、手動で水流を反転させている。テレビは、今はやりの薄型ではなく、えらくゴツイやつで、しかもリモコンと左スピーカーが壊れている。冷蔵庫も、年代モノの背の低い２ドアタイプ。ＰＣは、８年くらい前に買った６ギガのノートで、いくつかのキーとマウスが壊れていて、通信はもちろん、光でもＡＤＳＬでもＩＳＤＮでもなく、もう化石レベルかも知れない、アナログ電話線直結。（なので、今もオフラインで日記を書いています。後で送信）隠しているわけではないので、そういう話をすると、「もう少しマシなところに引っ越せないのか」と、特に親なんかは本気で心配して言ってきます。ぶっちゃけ、引越しができないわけではありません。今回も、途中までマジメに転居を考えていました。僕の引越し先の条件としては、部屋が２つ以上あること。今ウチにある物を置いても、ちゃんと歩ける程度の広さがあること。今のように、子どもが道でサッカーをやっていて、ゴンゴン窓ガラスにボールが当たってくるようなことがないこと。あと、これが大きいのですが、ピアノが置けること。（もっとも、生ピアノは、僕も大概夜しかいないので、サイレント、最悪デジタルでも良いと思ってるのですが）今でこそ、ギターやベースは何とか置けるものの、そいつらを手に取ろうと思うと、体をひねりにひねって、アクロバティックな姿勢にならないと届かない。ま、それでもいいんだけど、一番好きな楽器であるピアノばかりは、今のところではどうにもこうにも。そこで、そろそろ引越しを考えたのですが、新年度に際して、「彼」が退職することになって、やめました。僕がこんな環境で暮らしているのには、こじつけかも知れないけど、実は理由があります。「面倒くさい」という理由もあるので、引っ越さない理由を聞かれると、大抵はそっちの方を答えていますが、もう一つある。贅沢な暮らしはできないまでも、さっき書いた程度の暮らしができる程度の資金も、たぶんあると思う。その「理由」を言うと、頭がおかしいと思われることがあるので、あんまり言わないんですが。前の仕事の関係で、僕には尊敬する先生が大勢います。その中でも、特に感銘を受けた先生のひとりが、都内の私立女子校　Ｙ学園のＫ藤　理事長先生です。先生とは、愛夢舎に来てから会っていませんが、また機会があればお話ししたいと思っています。Ｙ学園は、長く「評判の悪い学校」で、「勉強ができない、素行の悪い女子」が行く学校としての位置付けでした。Ｋ先生は、もともとホテルマンでいらっしゃって、２代目として学校を継ぐことになったのですが、現場の様子を見て、愕然とされたそうです。「これではいかん。」そう思われた先生は、自ら現場に立ち、学校改革に着手なさったのです。そのときから数えて、先生は７年間、３６５日のうち１日もかかさず、学校に行かれた。そんな「熱い」Ｋ先生の姿を見て、現場のほかの先生方も強く感銘を受け、誰の指示でもなく、自分の意志だけで、先生方がみんな夜中まで働く、そんな学校になりました。「労働者先生」にとっては、評判の悪い学校です。「あそこで働くと寿命が縮まる」と。断っておきますが、Ｋ先生はもちろん、誰ひとりとして「もっと働け」と指示する上司はいないのです。その姿を見て、同じように熱く燃える先生も多いし、「労働者先生」は、自分を変えることがない限り、いたたまれなくなって、退職することになる。都内の女子校は数多く、中には経営不可能なまでに生徒が集らないところも珍しくないのに、Ｙ学園は、毎年高倍率の入試となる、人気校に大成長したのです。Ｋ先生と歩みをともにする現場の先生方も素晴らしい方ばかりでした。当時の僕よりはるかにキャリアもあり、人物的にも、力的にもぺーぺーに過ぎない僕に対して、ものすごく、それでいて全く嫌味のない低姿勢。「うちのＫ校長が、鎌田さんのお世話になっていますから」と。こちらがお世話になりっぱなしだったのに、です。頭が下がりました。あるとき、Ｋ先生と僕と、当時の僕の上司と３人で食事に行って僕は先生に、率直に、「どうしたら、あんなに素晴らしい先生方が育つんですか？」と聞いてみた。Ｋ先生は、少し困った顔をなさって、「う～ん、どうだろうね～、僕はよく分からないんですよ」と笑った。夜１１時頃だったか、食事を終えて、タクシーを呼び、先生をお見送りしましたが、そのタクシーに先生が告げた行き先は、「学校」でした。僕が引っ越さない理由。それは、ハングリー精神を常に持っていたいからです。愛夢舎に来るにあたって、塾長　佐々木と話し、僕はひそかに、ひとつの「合格ライン」を自分に課しました。そのラインに到達するまで、Ｋ先生のように、全力投球をしてみたいと思いました。Ｋ先生は、こう言っては失礼ですが、決して若くありません。年齢で言えば、僕の倍は超えていらっしゃるでしょうか。先生の足元には及ばないまでも、気持ちの部分では、その真似事をさせていただこうと思いました。また、Ｋ先生の全力投球が、現場の先生方を変えたように、僕たちの全力投球は、生徒を変えるかも知れない。そうも思っています。僕が引っ越すときは、僕が課した「合格ライン」を超えたときです。昨年、「超えた」かと思いました。でも状況がかわって、またそのラインを目指そうと、仕切りなおしをした。で、引っ越さないことに決めた。そういうわけです。僕は、多分、気持ちの部分で「弱い」人です。目標到達まで、自分を律することに若干の不安がある。何の不自由もなく、快適な環境に身をおいてしまって、「気持ちの勢い」を持続できるか、よく分からない。ただ、最後にこれだけは書いておかねばならない。これを書いておかないと、僕が悲壮的であるとか、プレッシャーを負い過ぎとか、大げさとか言われてしまうでしょうから。この点はＫ先生と同じレベルになれたかと思うのは、僕は、この環境に身をおき、目標達成を目指しているこの状況が、メチャメチャ楽しい！メチャメチャ、充実している！・・・これを書いとかないと、ホント、修行僧か聖人か、ひょっとしたら自分をイジメルのが趣味のヤバイ人か、少なくとも「重すぎる人」になってしまうので。 Kama

  2007.06.21

  コメント(0)

• 必殺仕事人

  「必殺仕事人」が好きかも知れません。最近、テレビを見ていると、仕事人をテーマにしたパチンコ台があるようですが、そうではなくて、「仕事人」に代表される「必殺シリーズ」が、大分前から好きです。生まれる前にやってた「必殺仕置人」のＤＶＤなんかを集めています。なんていうか、裏稼業っぽいことへの憧れがあるんでしょうか、例えば「仕事人」の主人公、中村主水は、昼間は仕事のできないダメ亭主を演じ、夜になると正義を貫く凄腕の剣士になる。そういう「二面性」が好きなんでしょうね、きっと。だから、というわけではありませんが、仕事を始めて、気がついた頃には、自らが「二面性」っぽいことをやっていた気がします。人材派遣の仕事（派遣される側ではありません。人を「派遣する方」です）をしながら、土日は塾の仕事を手伝ったり、塾の仕事をメインとしながら、講演をやったり。最近、夜中にYAHOOの知恵袋で、受験関係の質問に答えたり、反対に勉強したりすることを趣味にしています。「知恵袋」は、分からないことがある人が自由に質問を書き込み、その答えを知っている人が回答を書き込むという仕組みの掲示板みたいなもんですが、世の中には、ホントに色々なことを知っている人がいるもんで、びっくりします。そんなことをしている中、先日ネット上で、一人の少年と出会いました。彼は、受験関係の相談として、「なんとかして、開成高校に受かりたい。どうすればよいか」という質問を送ってきていました。何気なく、その質問を読んでみると、どうも中高一貫校に通っている、中学３年生のようで、ということは、自動的に高校に内部進学できるはずなのに、首都圏最難関である開成に挑戦したいということのようです。既に何名かの方が質問に答えていました。「はっきり言って、ムリだから、あきらめろ」と。彼自身も、質問文の中で、「今通っている塾の先生は、本気にしてくれない。親に言っても相手にしてくれないだろう。どうすればいいのか。」と書いていました。開成が難しいとか、そういう学力・勉強の方法の問題ではなく、どうも、周囲から相手にされないので、どうすればよいのか、皆目見当がつかないというのが、質問の本質のようでした。なぜ目指すことがいけないのか。どうして彼の気持ちを聞いてあげないのか。疑問に思うというより「憤り」を感じました。そこで彼に、「僕はキミが頑張ることを応援する」という内容のメッセージを送ったのですが、余程そういう「気持ち」に触れてこなかったのか、彼は、僕が一部分だけ公開しているプロフィールから愛夢舎を発見し、今度は「愛夢舎」名指しで、「アドバイスがほしい」と乞うてきたのです。しばらく彼を「発見」するのに時間がかかったのですが、ようやく彼個人と連絡をとることができ、この数日は、１対１でメール交換をしています。（もっとも、愛夢舎の先生方には、彼を紹介してありますが）僕は、正直言って、彼が開成に合格できるかどうか、そのこと自体にはあまり価値を感じていません。これを言うと、彼は「困る！」と怒るでしょうか彼の通う中高一貫校は、神奈川県内でもトップクラスの学校です。大学受験の段階で、かなりの進学実績も持っている。どういう事情かは聞いていませんが、それを蹴って、日本で一番難しい学校のひとつに挑もうとしている。僕は、彼の「挑む」という気持ちにだけ打たれたわけです。で、合格できれば最高ですが、仮に不合格となったとしても、やり残したことがなければ、必ず彼にとって大きなプラスになるだろうと。愛夢舎の卒業生は、第一志望に受かろうと、ダメであろうと、「受験、楽しかった」とみんな言います。プロセスを力いっぱい「生き抜いた」からでしょう。だから、卒業した後は、文字通り「人が変わる」。ぶっちゃけ、僕に彼を開成に合格させる力があるかどうか、疑問です。しかし、彼が頼るべき人は、今のところ僕しかいないみたい。これも、残念なことです。できれば、彼の通っている塾の先生が、親身に話を聞いてあげてほしい。子どもに「どうせ相談しても相手にされない」と思われないでほしい。単純に「聞こう」という姿勢の問題だけだと思うので。それと「はっきり言って、ムリ！」などと、壁に挑もうとしている少年に言わないでほしい。僕に言わせれば、そんなことを言うなんて、犯罪に等しい。・・・え～、何を書いているんだかワケが分からなくなりました。国語の先生のハズなんですが。ただ、イイワケをさせていただくと、どちらかと言うと彼の周囲のオトナへの怒りが先行して、勢いだけで書いているので、こんな風に。普段はもっと、まとまった文を書いてい・・・るはずですよ。そういうわけで、彼が僕を「使えない」と判断するまでは、彼につきあってあげようと思っています。知恵袋を見ていると、バカな質問に混じって、真剣に悩んでいる人の姿が垣間見えます。そういう人とともに自分も経験を積むため、しばらく「仕事人稼業」を続けようかと思う今日この頃・・・。最近、ヒストリーばっかりで、ブログって言っても、まるで日記っぽくなくなってきたのもあって、久しぶりに「日記」を書いてみました。　Kama

  2007.06.20

  コメント(0)

• 新たな愛夢舎伝説

  中間テストの結果が出揃いました。生徒たちも、先生たちも、みなさんお疲れ様でした。まだ平均点が出ていない学校もあるので、今回の結果が全体として良かったかはなんともいえませんが、今回のテストで新たな伝説が生まれました今回の中間テストで前回の得点から１５０点ＵＰを成し遂げた生徒がいるのです！１００点以上ＵＰさせた子は歴代の先輩達に何人もいるけど、１５０点はいなかったはずです。前回サボってただけじゃん　と突っ込む人もいるかもしれませんがこの子も前回のテストでわざと悪い点を取ったわけでもなく、その時も塾で勉強してテストに臨んだはずです。それでいて今回のテストで１５０点ＵＰは素晴らしいことではありませんかやはり中３という『受験生』としての意識の変化がこの結果を生んだのでしょうか？塾では毎回テストの結果が優秀だった生徒と点数ＵＰがすごかった生徒を掲示発表しています。みんなでがんばった人を褒め称えましょう！同時に自分の名前が載ってない人は次回にはランクインするようにがんばりましょう！もちろん愛夢舎伝説は他にもあります。またの機会に発表しますので、塾生は新たな伝説づくりにもチャレンジしてほしいと思います。中間テストが終わったと思ったら、もう期末テストですね。今週からテスト対策のガイダンスが始まります。みんな次のテストで新たな伝説ができることを期待しています。さらに、中３生の他の子は英語で１００点満点を出しました！これもなかなか出来ることではありません。愛夢舎伝説その２『同一科目で定期テスト３回連続１００点満点』というのがあります。今回１００点満点を英語で取った子は、あと３回１００点を取れば新たな伝説が誕生します。是非とも狙ってほしいと思います。（なかなか難しいね　これは）さあ～て、今週からもう期末対策の準備だあ～  

  2007.06.11

  コメント(0)

• 今日は第７期卒業生と

  　今日は、愛夢舎卒業生企画「梅酒造り」の日でした。３月に卒業したばかりの生徒が集まってくれました。高１になって数ヶ月ですが、みんな高校生らしい顔つきになっていました。　夜７時から、わいわいがやがや昔話をしながら「梅酒」「梅ジュース」を造り、夜１０時に嵐のように去っていきました。　「梅酒」に関しては、５年後（みんなが成人してからね）、においしい「５年物」を飲みましょう。　「梅ジュース」に関しては２０日後くらいに、もう一度みんなで集まって飲みましょう！Kei　　

  2007.06.10

  コメント(0)

• 卒業生Ｋとの再会

  　昨日、私はお休みを頂いていたのですが、とてもよい時を過ごさせていただきました。　愛夢舎の第２期卒業生で一番やんちゃ（？）だったＫと再会したのです。彼ももう二十歳。酒を飲みながらいろいろな話をしました。中学生の頃から、「きらり」と光るものを持っていた彼ですが、久々に会った彼にもそれを感じました。　最近また新しい目標を見つけたようで、それに向けてがんばろうという意気込みが感じられました。　是非とも「夢」を叶えてください。私も協力しますからね。　途中から乱入してくれた第３期卒業生のＴ君、君の「毒舌」にもまた感動（？）しました。Kei

  2007.06.09

  コメント(0)

• 昔とった杵柄？

  今しがた、懐かしい方から電話をいただきました。２年ほど前まで、僕は学校の教員を目指す方を対象に、企業から依頼されて、講演を行っていたのですが、電話を頂いたのは、その頃、２部構成の講演会で一緒に講演をした方です。こう言っては失礼に当たるかも知れませんが、年輩の方で、当然キャリアも豊富で、ご自身の会社を持たれている方です。・・・というより、僕くらいの若輩者が講演の場を与えられる方が、恐れおおいのですが。その方は、この７月から現大学３年生を対象に、来年度の首都圏公立教員採用試験を目指すための講座を某Ｍ大学で開かれるということなのですが、７月のガイダンスにご自身のスケジュールがどうしてもあわず、恐れ多くも、僕に代理を依頼してこられたというわけです。「大学で講義」・・・。ま、以前は数百人の前で講演会もやってたりしたので、別にプレッシャーとかそういうのはないものの、さすがにこの数年、「愛夢舎稼業」にべったりなので、学生にとって、また、その方にとっても、十分な内容はお話しできないであろうと思って、基本的にはお断りするつもりです。（「愛夢舎知名度アップ」をねらって、「大学で教鞭」ってのもいい気がするけど）ところで、数年、講演活動をしていないのですが、それなのに、はるばる京都から僕を頼ってお知らせしてきてくれるというのは、大変名誉なことです。そんな方にせっかくご連絡をいただいたので、できる限り力になりたいとは思うけど、僕も業界を離れて長いし、ヘタな講義でお顔にドロを塗るわけにもいかないし、ビミョーな心境です。機会があれば、またそういう場に立ってもいいかな、と思いつつ・・・。あ、僕が講演活動をしていたワケや、その内容など、そのうち「愛夢舎ヒストリー」に登場すると思いますので、ご興味のある方は「ヒストリー」に進展にお付き合いください。Kama

  2007.06.05

  コメント(0)

• 塾長コーナー、引っ越します

  ブログを開設してまだわずかですが、ちょこちょことアクセスをいただき、元々がアナログ人間だけに、調子にのってゴンゴン日記を書いてます。塾長佐々木は、英語に関するコラムを連載する勢いで、だったら別のページを作ってしまおうと思い・・・・・・作っちゃいました「佐々木ゼミナール」という別ブログを立ち上げましたが、こちらは佐々木本人のみが管理します。内容としては、佐々木の「英語コラム」に加え、皆さん（特に受験生）からの英語の質問を答えるコーナーを設け、また、質問とその回答、面白い英語ネタを広く募集する場としていきたいと思います。どうぞ、こちらもチェックしてくださいね。Kama

  2007.06.03

  コメント(0)

• しつこくイディオム

  　　" who's in charge here ? "の翻訳をいろいろしてみましょう。（おなじみ桐原のえーひんのＰ１１５と１４７にも　be in charge (of～)で載ってるイディオムです。）　「どなたがここの責任者ですか？」　「どなたがここの担当者ですか？」　「どなたがここの管理者ですか？」　「だれがここを預かっているのですか？」　「だれに話をすればよいですか？」　「だれに相談すればよいですか？」　「だれだったら話がわかるんだい？」　「どいつがここのボスだい？」　「黒幕出て来い」もういい加減にやめます。　とにかく、そのシチュエーションによってニュアンスはいろいろあるということを言いたかっただけです。　映画の字幕をやってる人って大変ですね。Kei

  2007.06.03

  コメント(0)

• ものまね芸人によく使われる映画の中の英語

  　ものまね芸人等がよく使っているネタがあります。ブルース・リーとロバート・デニーロのあの有名なセリフです。　[リー]　"Don't think. Feel."「頭で考えるな。心で感じろ。」　　　　　　字幕上での正しい翻訳は忘れましたが、こんな意味だった　　　　　と思います。　　　　　　しかし、ものまね英語としてここで大切なのは、　　　　　「発音」と「アクセント」です。　　　　　　リー特有のなまりで　　　　　　”ドン　ティンク（高いトーンで）。　　　　　　　フィ～ル（ここは思いっきり長く）。”　　　　　　　私も「否定命令文」を中学生に教えるときに、　　　　　　ものまねしますが、マニアな中学生しか笑ってくれません。　[デニーロ] "You talkin' to me ?"「俺に言ってるのか？」　　　　　　　　これは「タクシードライバー」という映画の中での　　　　　　　有名なシーンで使われている表現ですが、以前　　　　　　　ものまねタレントのコロッケさんがやはりネタで　　　　　　　使っていました。　　　　　　　　彼は確かこんな風に発音していました。　　　　　　　”テイカン　トゥ　メ　？（いち、にっ、さん、し　の　　　　　　　リズムに入る感じで）”　　　　　　　　ある意味かなり的を射ています。　私には、ものまねがうまい人は間違いなく英語の｢スピーキング」もうまい、という持論があります。　みなさんも映画を見て「ものまね」してみたらいかがでしょう。　きっと、英語うまくなりますよ。Kei

  2007.06.02

  コメント(0)

• それでは「口語英語」シリーズパート３

  　今日は「ロスト」から。　ジョン・ロックのセリフ　" You know what you're talking about, DO YOU ?"　　「おまえ何言ってるかわかってるのか？」　付加疑問文だから最後の部分は　DON'T YOU ? だろ。って突っ込みを入れる人もいそうですが、字幕上の文字制限無しで翻訳をニュアンスに忠実に入れるのだとすれば、　　「おまえは自分が何を言っているのか　　　わかっているはずだ。なあ、そうだろ？」ってな感じですかね。Kei

  2007.06.01

  コメント(0)

• とりあえず「口語英語シリーズ」でいってみようかな。

  　今日はおもしろい　CALL　の使い方。ドラマ「２４」でもこんな表現が出ていました。　"It's your CALL, Jack!"（「決めてくれ、ジャック！」）　　この　CALL　やはり中1生でも知っているレベル。　英和辞典を調べると「呼ぶ、称する」の意味が１番目に出てきます。これが中学生が最初に覚える意味ですね。最後のほうに名詞の意味が出てくるのですが、その中でも後ろのほうの７番目に「決定、決断、決心、判定、ジャッジ」という意味があります。（研究社ニューカレッジより）　このように、意外と学生が普段の勉強ではお目にかからない意味がアメリカ人の会話では使われているんです。Kei　

  2007.05.31

  コメント(0)

• ついにブログデビュー

  ついに念願？のブログ開始。何を書こうかと悩んでいたら、横から嫁が数々の指摘。。。一気にやる気を無くしましたしかも一度この日記つくったのに、操作間違えて全部消えた。。。さらにやる気なーし以前から思っていたことをいろいろと書き残しておきたかったので、これを機にバンバン書くぞー！と思っていたのに、いざとなると何を書いていいやら。。。まあ、そのうち言いたいことが出てくるだろう。てことで、今日はここまで明日からＫ中の中間テスト生徒たち、頑張れ～問題よく読めよ～ｏｔａ 

  2007.05.30

  コメント(0)

• 

  最初は塾長らしく英語ネタ？

  アメリカのTVドラマが流行っていますね。私もある意味マニアです。「２４」、「プリズンブレイク」、「ロスト」、「デッドゾーン」「スパナチュ」、「ポイントプレザント」辺りはDVDで出ているものは、今のところすべて、最新作までチェックしています。「塾長ってヒマなんですね」なんて言われてしまいそうですが、『口語英語研究』という名目にでもさせてください。昨晩（今朝？）も「ポイントプレザント」を視聴していると、以下のような表現が出てきました。主人公のクリスティーナが親友ジュディに町を追い出された後のシーンで、ジュディが言うセリフです。　　　　　　　　”She's gone FOR GOOD.”（シーズ　ゴンヌ　フォ　グウ）　　字幕上では確か　　　　　　　　「彼女はもう戻ってこないわ」って感じだったと思います。ちょっと真面目に英語を勉強している人なら、このセリフの前半部分が「現在完了」で、「彼女は行ってしまった」と訳すということくらいはわかると思います。しかし、後半のFOR GOODに注目してほしいと思います。中１生でも確実に知っているこの２単語。しかし、セットになってアメリカ人がよく使うイディオムになっているということは意外に多くの学生が知らないのではないでしょうか。とは言うものの、実は大学受験英語では基本イディオムなんですよ。大学受験生にとってはバイブル的な参考書、桐原の英頻にもP117と129にも出ているくらいです。このFOR　GOOD、「永久に」って意味なんです。ですからこののセリフを直訳すると「彼女は永久に行ってしまった（そしてもう帰ってこない）」となるんですね。思い出すなあ・・・。私も１５年前に大学院を卒業したときに、NYの友人に言われたこのセリフ。　　"Back to Japan FOR GOOD? I'll miss you." Kei

  2007.05.30

  コメント(0)

• 富士登山決行決定

  １学期中間試験真っ只中です。もっとも、愛夢舎の生徒の大半が通う近隣の中学校は明日から。今回は、テスト直前まで部活の大会があったり、修学旅行や体育祭（高校）の準備で殆ど勉強ができなかったり、さすがにヤバイ・・・。さてそんな中、こっそり募集をかけていたにも関わらず、目ざとい生徒に見つけられて、今年も富士山に登ることになりました。さすがに体力が落ちてきていて、生徒より先にへばるかも・・・。それでも、過去７～８回（初めてが小学生のときだったので、正確には覚えていません）富士山頂を踏んできた者として、子どもたちには日本一の日の出を見てほしいと、ムリヤリ企画を通して、他の先生を巻き込んでいます。（スイマセン）特にＯ先生は、「強烈な晴れ男」なので、行っていただかないことには。今年も頂上の浅間神社で合格祈願をしてきます。無事ご来光を拝めたら、ホームページでも公開しますので、どうぞお楽しみに。Kama

  2007.05.30

  コメント(0)

• 

  祝　ブログ開設！

  学習塾愛夢舎を開校（塾？）し、はや７年。数回の「メンバーチェンジ」（←「音楽バンドか？」byタ●ト●）さまざまな紆余曲折を経て、ここまできました。ホームページなんかも作ってみましたが、なにせアナログ人間が多いもので・・・。で、ようやくできました。「見た目が家」のアナログ塾には信じられないブログの開設です。なんか、愛夢舎も進化したね♪これからバンバン更新していきますので、よろしくお願いします。

  2007.05.29

  コメント(0)

全2272件 (2272件中 2251-2272件目)

< 1 ... 41 42 43 44 45 46