scene06 「リリカル」
『ココロノカケラ…』scene06「リリカル」さて…前回のお話はクロノス大陸に降りてから今に至るまで一気にネットゲームの話で綴ってきましたが見て頂けば分かる通り多少の影響力はあったにせよ今の私を形付けるにはちょっと弱いものですつまり…並行してる中の人自体に起こった事が大きな要因でしょうねという事で今回はそのお話…社会人になってから身体に異常事態が起こり始めます女の子の日が人より重かったり長かったり不規則だったりってのは元々でしたが勤務先が変わってしばらくしたある日…大量の不正出血により意識不明になりました診断の結果は…子宮筋腫でした通常では今後の事を考えて治療するのですが状況、場所、数、度合…等々身体の事を最善に考えた上で…先生は全摘という方法を勧めてきましたとうぜん私は耳を疑いました全摘を選べば今後一切子供を宿す事は不可能になります病室のベットの上でどうするべきなのか延々と悩み続けます答えなど出るはずもないのに…その時にまたも大量の不正出血…輸血でどうにかなったものの一命を落とすレベル…この事態が尋常ではないという事くらいは医療の事を勉強してない人でもわかる事ですそして私は決断しました術後の経過は順調…安定と同時に退院する事になりますが…心は崩壊寸前でした私の選択は正しかったのか…本当に間違ってなかったのか…常にこんな事ばかりを考えるようになりますまさに負のスパイラル自分を恨み…過去を悔い…何度も命を絶とうと考えましただって…この先の人生において何が残ってるというのでしょうか?この時の思いはそんな事の塊でしたただ…自分がこうなってわかった事があります私はこの病気になる前は小児科を担当していましたこれから人生が始まるというのに一生病気と闘い続けなければいけない子や生まれてすぐに余命宣告を受けた子を何人も見てきましたとうぜん…尊い小さな命を救えずに看取るこんな経験も何度かあります生きたくても生きられない…そんな小さな命が数多とあるのに自ら命を絶つなんてどんなに愚かな事か…ニュース等でそれらの事を目にするたびに怒りもしました人が命を自ら断とうと思う事…果たしてそれはその状況を知らない人が簡単に「愚か」と言って良い物なのか?答えは「NO」です…確かにその解決は正しいとは言えないかもしれないでも、客観的立場の人がそれを否定する事はより多くのその事に苦しむ者を傷つけるのでは?これが私がこの病気で得た物ですマスコミの方…発言力のある方…軽はずみな発言は避けて下さい人の苦しみを真に知るにはそれと同じ…もしくは同等の苦しみを経験しなければ知り得ない…その事を肝に銘じて下さい…言葉とはそれほどの力を持っています後日において「不適切な発言を…」と頭を下げて許される事ではないのですからと…話もそれた上になんだか重くなっちゃいましたね…^^;私は大丈夫ですよ~♪確かに気にしてないと言えば嘘になるし…今でも悔やむ事はあります…でも…生きていますので…ううん…生きててよかったって思ってます^^そう…私は色々な方に救われました今の私が在るのはそんな方々の応援や救いがあったからですその中でも特に私を支えてくれたのが…某凜子さんでした遠く離れてるというのに何度も私の元に駆けつけてくれました一緒に居る間…常に私の事を見てくれて気にかけてくれました私が元気になるようにと色々な所に連れて行ってくれましたまぁ…初登場で田舎の都市だというのに目を疑うほどのゴスのドレスで登場し周りの人目も気にせず抱きついてその場でディープキスとかセンセーショナルにも程が有りすぎでしたけどwつまり…今回のタイトル「リリカル」とは叙情的なさまを表す「lyrical」でも某アニメの「リリカル」でもなく百合的な…を表した私の造語「lilical」の事ですとにかく…壊れかけた心を救って頂いた事もありますが…色々な事で毒しても頂きました私の中にも基礎はありましたが今の私を形作ったのはおそらく…え?ここまで話を引っ張っておいて「今、私がこんなになったのって…全部あなたのせいよ!」そんなオチなのかって?当たり前です!あなた以外に誰が該当するというのですか!訪ねてくるたびにベットに引きずり込まれ色々仕込まれましたし色々覚えさせられました耐久レースじゃあるまいし朝までどころかその次の朝までとかお帰りのあと3日は筋肉痛でほとんど動けなかったってば…鬼ですか!色々な服をあれこれ着せられ…色々なコスや怪しげなリリカルなイベントや集まりを引きずり回されてとにかく今に至るまでで普通に生きて経験するであろうセンセーショナルの数百倍をほんの数ヶ月で経験させて頂いちゃいましたってば人生観の大転換どころか大崩壊ですよ…まったく…プンプンです!でも…ありがとう♪本当にそう思います私1人ではあの苦境は乗り越えられなかったと思うしううん凜子ちゃんだけではないと思います振り返れば色々な人がいつも私のまわりには居てくれたし支えてくれていた…そう私がただ気付いていなかっただけ…みんなありがとう…みんなごめんなさい…こんな私ですが…これからもどうかよろしくお願いいたします以上…長い長い自己紹介でした♪お付き合いくださってありがとうございました途中脱線もあったし不適切な表現も多々ありましたが…まぁ人生いろいろって事でwあ!逆算しないでくださいね♪私はいつまでも「17才」それ以上でもそれ以下でもないので♪このお話はここでおしまいですが…このブログは終わりません♪…『To Be Continued♪』