テーマ:猫のいる生活(139074)
カテゴリ:藍野家の日常
長男バーニィ(猫)は、対人関係ならぬ対猫関係の悩みがつきない。
一昨年の9月19日、ライフボート友の会から、次男アルと共に引き取られたバーニィ。 シェルターの面会室で母の足にまとわりついて離れず、もう、他の仔猫を 選ぶわけにいかなくなって、藍野家の長男になることになった。 推定で2ヶ月半小さなアルの面倒をよくみたバーニィ。 よく体をなめてやったり、添い寝したりしていた。 面倒見が良すぎて、自分の分のフードを欲しがるアルにそのまま譲ってしまったり 父母がねこじゃらしを持ち出したときもアルを優先したりしていた。 それが、バーニィのその後の“運命”を決めてしまったらしい。 バーニィとアルは、仲は悪くない。いや、たいへん仲良しだ。 だが、アルの甘えが、度を越してしまったらしい。 ある日、アルは面白い「おもちゃ」を見つけた。 長くてふさふさして、かじり切ったら面白そうに思えた。 かじってみたら、ぷつんと切れた。歯ごたえが気に入った。 …父が気づいたときには、バーニィのヒゲが半分なくなっていた。 今では次女クリスも加わり、バーニィの立場はますます追いやられている。 クリスが迎えられた当初、見知らぬ猫(クリス)を威嚇していたバーニィ。 初日には、警戒からか恐怖からか、クリスに飛びかかってしまったほどだ。 しかし、関係は徐々に逆転していった。 はじめは小さくなっていたクリスが、次第に、逆にバーニィを威嚇しはじめた。 お腹の子を守ろうという母性本能もあるのだろう。 態度の大きさとお腹の大きさが比例しているような気もする。 今は、もう完全にクリスに頭が上がらない。 バーニィは低姿勢でクリスに「仲良くしよう」と持ちかけるが、クリスの返事は 低いうなり声と、時には猫パンチもついてくる。 初日に攻撃されてしまったことも、クリスの脳裏に焼きついてしまい、 バーニィの株を下げているようだ。 アルに対しては、最近、においを嗅いでみたりと、打ち解けあう気配を 見せているクリスだが、バーニィに対しては気を許さない。 目が合うだけで、バーニィが完全に萎縮してしまう。 長男の受難は、まだまだ続きそうである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 27, 2005 02:10:21 AM
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