テーマ:猫のいる生活(139074)
カテゴリ:藍野家の日常
次男アル(猫)は多弁な猫だ。
内気な長男バーニィと対照的に、よく鳴き、来客にも社交的だ。 幼い頃、動物病院で先生に抱かれて、喉を鳴らして甘えてしまったことがあった。 聴診器を当てられても大きく喉を鳴らし、 「アルちゃん、心臓の音が(喉の音に消されて)聞こえないんだけれど…」 と言われていたのも、懐かしい。 動物病院といえば、幼少のアルは病気がちな猫だった。 ライフボート友の会から引き取られた時から鼻炎を患っており、 父母宅へ向かう車の中で、鼻ちょうちんを膨らませていたのを、母が覚えている。 その後、小さな脱毛がいくつもできてしまい、真菌症(カビの一種が原因の皮膚炎)と 診断され、バーニィに感染させないよう隔離するように指示され、4週間もケージで生活する、 寂しい日々を送らなくてはならなかった。 猫白血病の疑いがある、ということで、投薬が続けられたこともあった。 (後に、再検査によって陰性の診断を受けて、安心したが) 今では、すっかり元気になったアル。 毛並みもつややかで、「手触りがいい」と母は笑う。 父母の顔を見ると一声鳴き、玄関に来客の気配を感じると歓迎の挨拶をする。 バーニィと声をあげて遊び、クリスとの距離も徐々に近づいている。 今日も、たくさんおしゃべりをして過ごしたアル。 遊び疲れて、父の足元でうたた寝している。 きっと明日も、父母の朝はアルのモーニングコールで始まるのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 28, 2005 01:14:42 AM
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