テーマ:猫のいる生活(139065)
カテゴリ:藍野家の日常
…父母がケンカをした。
振り返れば実にささいな原因で、何もそこまで…といったことなのだが、やはり、 一度もめてしまって頭に血が上ってしまうと、収集がつかなくなってしまうものだ。 恥ずかしながら、父はベッドの上に座り込み、母はパソコンの前で泣き崩れる、という、 絵に描いたような夫婦ゲンカになってしまった。 「夫婦喧嘩は犬も喰わない」というが、代わりに猫が食べてくれたようだ。 藍野家の次男アル(猫)が、父と母の間を行ったり来たり。 不安げな声で鳴き、頬やしっぽをすり寄せながら、寝室と居間を往復した。 最初は「私になどかまうな」とかたくなになっていた母も、結局はアルの姿に 折れるように、父と和解した。 「アルが父母に仲直りを勧めた」というのは、擬人化にすぎないかもしれない。 アル自身は、普段と違う気配を察して、何事かと調べていただけなのかもしれない。 が、結果的に、その姿が仲直りのきっかけとなったのは、確かなようだ。 ちなみに、少々気が弱い長男バーニィ(猫)は、おびえてしまったのか部屋の隅で 丸まっており、父が大好きな次女クリス(猫)は、父の味方になったのかどうか わからないが、一緒にベッドの上にいたようだ。 幸か不幸か、馬である私すみれは、父母と同居はできずに馬術チームで「寄宿舎生活」を しているので、この騒動に直接巻き込まれることはなかったが、どうか、父母には、 もう弟妹たちに変なもの(喧嘩)など食べさせないよう、仲良く過ごしてもらいたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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