テーマ:猫のいる生活(139065)
カテゴリ:クリスと仔猫たち
…仮名を命名、と言うのも、国語表現としてどうかと思うが…。
いずれは里親さんを募り、ご縁のあったご家庭に巣立っていくことになる、クリスの子どもたち。 (星になったステラだけは、きょうだいの代表として藍野家に残ってくれるが) 仔猫たちに名前をつけるのは里親さんではあるが、これから巣立ちの日まで 呼びようがないというのも問題なので、仮の名前をつけることにした。 しかし、考え始めてしまうときりがないのが、父母の性格である。 本当の名前を命名するのは里親さんなので、その里親さんの権利を奪うような命名 (というのも大げさかもしれないが)もいかがなものかと思うし、だからといって、 あまりにも場当たりすぎる名前というのも、仔猫たちにすまないと思ってしまう。 はじめは「1ちゃん・2ちゃん…」や「茶トラちゃん・茶白ちゃん…」と言っていた父も、 どんどん考え込んでいってしまった。 まず最初の考えは、ステラ(ラテン語で「星」)と揃えて、星空に関係した名前、というもの。 仔猫たちが産まれたときの星空を母がネットで調べ、このとき空にのぼっていた星や惑星・ 星座の名前を命名しようか、と考えた。 しかし、どうもしっくりこない。 ネットゲーム仲間の「ステラちゃんが星なら、空とか太陽とかはどう?」という声をもとに、 母が「空(そら)・雲(くも)・陽(よう)・月(げつ)」という名を考えたが、父は首をひねったまま。 どうも、星にちなんだ名前がなじまない。 母がはたと、仔猫たちに星にちなんだ名をつけると、皆もステラのところに行ってしまうの ではないか? という不安にかられた。 そんなことはなかろうとは思いつつ、一度、星から離れた名前を考えてみることにした。 「『猫』という単語をいろいろな国の言葉に訳してはどうだろう?」 母が、ネット上をめぐって、調べてまわる。 猫に関するサイトに「各国語の猫の呼び方」があったり、単語を入力すると各国語の 単語を表示してくれるサイトを見つけたりした。 そして、母が2つの案を父に見せた。 『猫』を各国語で カツス(ラテン語[学名]) カト(エスペラント語) マヤー(沖縄・奄美地方方言) チャペ(アイヌ語) 『猫ちゃん』を各国語で ミーツ(miets ドイツ語) ミネ(minet フランス語) ミチーノ(micino イタリア語) ミニーノ(minino スペイン語) 「どちらがいい?」と聞くと、父は「うーん…こっちかなぁ? これにしようよ」と 『猫ちゃん』の方を指差した。 こうして、仔猫たちは「ミーツ・ミネ・ミチーノ・ミニーノ」と呼ばれることになった。 母はさっそく、今まで「赤ちゃんたち」「ちびちゃんたち」と呼んでいた仔猫たちを 「ミィちゃんたち」と呼んでいる。 写真つきでご報告できるとよいかとは思うが、クリスがまだカメラを警戒しているので しばらく撮影は控えようと思う。 いつかクリスのお許しがおりたら、「ミィちゃんたち」の姿をこの場でご紹介したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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