テーマ:猫のいる生活(139065)
カテゴリ:クリスと仔猫たち
次女クリス(猫)の出産から、今日で3週間。
通称「みぃちゃんず」こと4頭の仔猫たちの成長は著しい。 確実に「赤ちゃん猫」から「仔猫」へと成長しているように思う。 (まだ母乳で育っているのだから「赤ちゃん猫」なのだろうが) 仕草が、日に日に大人びてくる。 仔猫どうしでレスリング遊びやボクシング遊びも始めた。 走ったり飛び掛ったりといった動作も見受けられる。 (その途中で、バランスを崩してころりと転がってしまうあたりが微笑ましいが) 自分やきょうだいへの毛づくろいは先週から見られたが、ここ数日、仔猫たちが 母猫クリスに対して毛づくろいをしている姿も見られる。 クリスの顔のそばに歩み寄り、耳のつけ根あたりを必死で舐めている。 仔猫たちなりに、母の愛に応えているようだ。 今日も、産箱に敷いたバスタオルを交換する際、体重測定をした。 《7/5 生後3週間目の体重測定》 ミーツ(Miets) 体重388g(先週290g) オス キジトラ 長いしっぽ ミネ(Minet) 体重388g(先週292g) メス キジトラ白ブチ かぎしっぽ ミチーノ(Micino) 体重395g(先週301g) オス 茶トラ かぎしっぽ ミニーノ(Minino) 体重391g(先週293g) オス 茶トラ白 かぎしっぽ 1週間で約90g、ミニーノに至っては約100gの体重増加。 仔猫たちの成長には、本当に驚かされる。 今日、仔猫たちの産箱の入り口を切り下げ、仔猫が外に出られるようにした。 去る7/2の体重測定のときに「外の世界」を知ってしまって以来、 仔猫たちはしきりに産箱の外を気にするようになっていた。 箱の出入り口に集まり、何とか外を覗き見ようと背伸びしてみる。 クリスも、はじめは、箱の縁に手をかけたミチーノの額を外から手で軽く押して 産箱の中に押し戻したりしていたが、最近は仔猫のしたいようにさせている。 この様子ならば、産箱から出るかどうかは、仔猫自身と母猫クリスの判断に 任せるべきだろうと思われた。 産箱の入り口を、約9cm切り下げた。 昼の明るいうちは、皆、より見やすくなった外の世界を見ているだけで、実際に 外に出てみる仔猫はいなかった。 だが、夜9時頃、室内が暗くなってから、まずミーツが、続いてミネが「冒険」に来た。 文字通り「新たな一歩」を踏み出した仔猫たち。 クリスも、それを温かく見守っている。 今日からは離乳食にも挑戦した。 缶詰をネコ用ミルクで溶いて、粥状にする。 先週買ってきた仔猫用の食器に盛って産箱内に置いたが、仔猫たちは関心を示さない。 それどころか、皿の中も歩き回って、産箱の中が離乳食の足跡だらけになってしまった。 もう一度ネットや本で見てみると、最初は離乳食を仔猫の口に入れて、味を覚えさせる、 と書かれているものもある。 試しに、仔猫を1頭ずつ抱き、指にすくい取った離乳食を口にさせてみた。 だが、離乳食を理解していないのはもちろん、まだ人間に抱かれることにも 慣れていない仔猫たちなので、軽く口元を湿らせる程度にしかならなかった。 けれど、きっと、今日はこれでいいだろう。 まだ初日なので、まずは香りを覚えてもらうのみ、と考えた。 あまり神経質にならず、仔猫たちに任せて徐々に食べさせていけばいいのかもしれない。 正直、猫の自家繁殖はさせるべきでない、と考えていた母は、猫の出産・育児を 学んだ機会がなかった。 最初の発情の前に不妊手術することを徹底することが基本だった。 だが、こうして、出会ったときには既に妊娠していたクリスと暮らすことになり、 思いがけず、出産に立ち会い、離乳食を作り、里親さん探しに悩んでいる。 あわてて本やネットで仔猫の育て方について読みまくった、母。 ネット上にはたくさんの情報があり、ときに、どれに従うべきか混乱したりもする。 でも、そこで、ひとつ深呼吸する。 仔猫を育てているのはクリスである。母は、いわば裏方にすぎない。 何より従うべきは、母猫であるクリス自身の意思だろう。 完全室内飼いのクリスは、食べ物や住まいを自分で選べない。 その点は、父母がきちんと考え、支えていかなくてはならないだろう。 だが、クリスや仔猫たちが自分で選択できることは、当事者が選ぶべきなのだろう。 多数のマニュアルを参考にするのも悪くはないだろうが、そちらが主となって クリスたちの自主性を潰してしまうことがないようには、充分注意したい。 少なくとも、クリスは、自分ひとりで子どもたちを産み、へその緒を切って、 誰にも何も習わなくても、今日まで仔猫たちを育ててきたのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 6, 2005 04:13:07 PM
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