はじめまして。藍野すみれです
はじめまして。Brog初挑戦です。初日ですので、まずは藍野家の家族紹介から。父と母(人間)は、埼玉県の自営業夫婦です。長女すみれ(馬)が、私。名古屋の競馬場で、2歳から7歳までの間、競走に出ていました。競馬場で失業し、実は、本来ならあのとき処分されるはずでした。書類上「乗馬クラブに譲った」として、名前だけ「乗馬クラブ」ということになっている場所に送られ、業者に引き渡されるのが通例なのです。ですが、縁あって馬の里親探しをしている女性に引き取られ、彼女の知人だった両親(当時は結婚前でしたが)の養女となりました。埼玉県にある、引退馬を終生世話してくれる牧場に預けられましたが、年齢を考えると、牧場で隠居生活をするより、トレーニングを受けた方が心身とも健康でいられる、とのアドバイスをもらい、現在は、牧場主さんと縁のある馬術チームに留学し、勉強をしています。長男バーニィ・次男アル(猫)。二人は、仔猫のときに保健所に持ち込まれました。ガス室に入れられ、二酸化炭素で窒息死させられるはずでした。ですが、「行政によって殺処分される犬猫を救う活動」をしている団体の方に引き取られ、千葉県のシェルターに保護されました。ここでワクチンや去勢手術をしてもらい、両親の養子になりました。両親宅で完全室内飼いで生活しています。次女クリス(猫)。父母の家の敷地内で生活するようになり、後に正式に保護され、養女に。すぐにかかりつけの動物病院で健康診断とワクチンをしてもらい、両親宅で完全室内飼いで生活しています。ある日、ひどい吐き気で病院に行き、検査を受けたところ、養女になる前のホームレス時代に、お腹に赤ちゃんを宿していたことが判明。無事に子どもたちが生まれてきたら、両親が里親を探す予定です。私も、弟・妹たちも、両親と出会う前にはいろいろな事情がありましたが、縁あって、今こうして元気に暮らしています。ですが、馬や猫、その他にも多くの種類のたくさんのどうぶつが、私たちのような暮らしをすることを許されず、命を奪われているのです。両親も、自分たちが助けられなかった命のことを、深く嘆いているようです。生きる機会を得ることができた私たちは、そうできなかった多くの命の分も精一杯生きて欲しい…と、常々両親から言われています。こんな一家ですが、どうぞ今後ともよろしくお願いします。