「ある女の子の詩」 感動でします。
ある女の子の詩 生まれながらにして足の不自由な少女がいました。十四歳ともなれば、自分で歩けないことで親を恨み、ひがみ根性を起こしやすい年頃ですが、彼女は、こんな詩を作っています。もう何年か前かしらある芝の上で歩いてる夢を見ましたあの夢が本当になるなら私、お父さんと、お母さんにまっさきに見せたいお母さん、ごめんなさいねお母さんの望むような女の子に生まれなくてと、母を恨むどころか、親にあやまり感謝している少女の気持ちに感動します。「自分で歩くことの出来ない私を、ここまで育てるの大変だったでしょう。お母さん、すみません」と、心から素直に言える。そこに、この少女の幸せがあります。『お母さん、本当にありがとう。私、精一杯生きて生きぬいていきます。心配せずに見守っていてください』と言う力強い声が聞こえてきます。妻の実家の”おっさん”塩路善澄さんの本『今、しあわせですか』より私も、似た経験してますんで、ご家族の気持ちがよくわかります。