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2004年12月15日
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カテゴリ:ニュース記事
先日からまたちらちらと元慰安婦の訴訟のニュースが流れていたけど、元慰安婦の訴状や裁判所の判決を読むたびに「法」というモンスターは知れば知るほどモンスターという認識を受ける。Aislingはちょろっと法律関係の資格をとるために法律を勉強しているけれど、学ぶにつれて、アメリカという国の根底に流れるアメリカ人の精神をもっとよく理解できるようになった気がする。一冊10センチ近くある判例集を眺めていくうち、ある時代に生きた人間のたった一度の人生におきた事件が判例として後世に残っていると思うとき、たかが数百年と歴史の国とは言え、アメリカが築いてきた歴史の重みを十分感じることができる。法はけっして古く手垢でまみれてしまった古本ではなく、生きていて、社会の発展ともに法もより完全なる三権分立のもと現代社会にふさわしい形をなしていっている。

そう思うとき、最近の最高裁での元慰安婦に対する判決は法律上正しかったのだろうか???あまりにも情報が限られているため、Aislingの知識不足では対応できる疑問ではないけど、「法」としてみた時の最高裁の判決は法による結果だろうとふと思った。米国にもSummary Judgmentなど審議以前に判決が出てしまう取り決めがあるが、最高裁がくだした「時効」と「国家無答責」(Immunityかな??こっちでは??)を知ったとき、なぜ最高裁が敗訴としたか自分なりに理解できた気がする。

- 訴状の内容が仮に全て真実としても、そして原告が損害を受けたとしても、法による原告への救済はない。あったとしても、不法行為における訴訟は時効のため、損害の請求は法律上できない。法で認識されている訴因がなければ救済も訴訟もない -

こんな風にニュースを読んでいくうち、アジア女性基金の設立・解散のいきさつが自分なりに見えてきた。法は万人に平等に先進国には与えられていると考えられるけど、必ずしも、道徳的に考えられる救済と一致せず、かけ離れていることが多い。道徳的に考えれば、もし、裁判所がくだした元慰安婦に対する判決は冷たいと感じるかもしれない。そう思うと、法律というものはまったく別の考え方である、という教授の言葉がよく理解できる。

しかしながら、80年代後半になるまで白昼の下では議論されなかった元慰安婦問題。真実を知るには時間がたちすぎてしまったのだろうか、、。

*****

今日はじめて2ちゃんねるデビューしてみました。かなり遅いデビューでしたが、英語学習の掲示板にいってみてビックリ!!あるわ、あるわ!!中には参考になりそうな掲示板があったのでじっくりと読んだり、紹介されているお勧めサイトにいったり。世の中便利になったものだと感心してしまった!!いずれにしろ、どんなに良い教材や先生についても、自分がどれだけ頑張れるかが、肝心、と再認識。明日は手持ちの教材を整理しながら、適当は教材を選んで12月末までのミニ発音矯正強化週間をこなすか考えなくっちゃ。今日の英語学習と言えばニュース記事の読み聞き声だしと、www.theknot.comへの書き込みとメールだけだったかも、、Ooooooops!!ま、気楽にいきましょ、!





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最終更新日  2004年12月16日 18時58分34秒
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