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テーマ:心のかたち、人のかたち(951)
カテゴリ:お友達
今日はちょっと重いかな。。。
でも、書いておきたい事があって。。。 私の日記にもたまに出てくるイタリア人のお友達。 彼女じゃなくて、その彼女のお友達の話。 私も何回か会った事あるんだけど、 お友達もイタリア人で、ダンナ様がオーストリア人。 私のイタリア人のお友達の誕生日パーティーの時にも来てて、 私とも話してたりしたのよね。 あの誕生日パーティーの時も 「ちょっと最近調子が悪い。」とは言ってた彼女。 何回か気を失って倒れたこともあるみたいだった。 でも、パーティーにも来てたし、 その後、彼女の誕生日パーティーもあったみたい。 ちなみにその時彼女は29歳になったんだけど。 それが去年の10月。 そして、11月。 私のイタリア人のお友達カップルと出かけた彼女。 その次の週、病院に行って手術をしてたんです。 私はちょっと後に聞いたんだけど、 彼女、病院で「癌」と診断されて、急遽手術になったんだって。 その癌のある場所は脳。 イタリアから彼女の家族も来てました。 それを聞いたのは12月。 そして、みんなで手術の成功と彼女の回復を祈ってたのよね。 その後も友達は会いに行ってたから 彼女の近況は聞いてはいたんだけど・・・ 今週末。 彼女が退院してきたのを聞いた。 退院してきたって事はちょっと良くなったんだなぁ~ 良かったなぁ~と思っていた私。 でも、そうじゃなかった。 手術後、抗がん剤などの治療を受けてたみたいだけど、 お医者さんが言うには 「この癌で助かった人は世界中にもいない。」って。 「一人だけ手術後7年生きた人はいるけど、 手術後、半年から1年持てば・・・」って。 彼女の手術をしたお医者さんは有名で腕もいいらしい。 でもさ、なんかね・・・。 手術する前は外にも行けて、話も出来た彼女。 手術後はほとんど言葉も発せず、動けず、何も出来ないんだって。 私は詳しいこと知らないから何も言えないけど、 それを聞いて、「なんで?」と思った。 その癌だって知ってて手術したのか?とか、 それでも手術する必要あったのかな?とか、 手術して何が良かったのかな?とか、 多分、そういう説明受けてるんだろうけど・・・ 人それぞれ考えもあるし、 こういう病気になった時、 どう思うか、 どうしたいか、 どうするか、 それぞれ違うんだろうけど。。。 彼女も、彼女の癌の深刻さを知ってるみたい。 彼女のダンナ様は、 残った人生、好きなようにさせてあげたい。 好きなものも食べさせてあげたい。って。 でも、彼女の両親は、 お医者さんが食べさせちゃダメってものは食べさせないで 大丈夫、元気になるって信じたい。って。 なんかね、これも考える。 どっちがいいのかなんて分からない。 実際、自分が例えば余命半年の病気になった時。 自分の余命を知りたいか、知りたくないか。 知ってどぉーするのか。 普段、健康でいる事って当たり前になってるけど、 家族、友達、近い人がこういうことになると考える。 ホント、健康って有難いよね。 彼女の事、何も出来ないけど・・・ 何をどう考えるかは人それぞれ違っていいけど・・・ 心からみんなで彼女の回復を祈るとともに、 彼女のダンナ様、彼女の両親の事も心配しつつ・・・ 複雑な気持ちです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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