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テーマ:甲斐の風景(15)
カテゴリ:キリシタン
【甲斐の風景】 これはまた甲斐の別のお寺にあった六地蔵ですが、下の写真に写っているのは「五地蔵」としか言いようのないものです。また、上の写真の六地蔵も一体が大きく彫られています。一般に六地蔵といわれているものは、6体がほぼ同じ大きさに彫られています。これは下の写真の「五地蔵」でも同じことが言えます。 実に不思議な六地蔵と「五地蔵」なのですが、こうした一般的な決まりを逸脱した石仏は、何故彫られたのか非常に大きな疑問として残ります。関心のある方は、お近くにあるお寺を是非訪ねてみて下さい。不思議なものが祀られているのに出会えるかもしれません。 そして、不思議なものに出会ったら、図書館などで仏教辞典や仏像事典などを調べてみて下さい。ただし、仏教辞典や仏像事典に載っているから、それが正しいということではありません。小生は、キリスト教のある辞典を買おうと思って出掛けて、気になっているものの項を読んだら、中学生でも判るような間違いが記されていたので、買わずに帰ってきました。「濃縮」と「蒸留」の意味の相異がお判りになっていらっしゃらない方がそれを書かれたのであろうと思います。 それにしてもこの「五地蔵」が気になります。ここは曹洞宗のお寺ですから、これらの「五地蔵」もお寺とは関わりなく彫られ、祀られたように思えます。曹洞宗のご住職がこうした像を彫ることを許可したとは到底考えられません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.02 16:37:11
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