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テーマ:信濃の風景(234)
カテゴリ:キリシタン
【伊那谷の風景】 2011年1月26日、伊那谷右岸を北から南に向かって走った時に、とある村で出会った「双体道祖神」です。頭髪からすると男女のように見えますが、肩を組んだり、手を繋いでいるわけではありません。しかし、右側の男性と思える像の頭髪は、江戸時代の一般的なものではありません。また、左側の女性の頭髪も江戸時代の一般的な女性の髪型ではありません。 鈴木牧之『東洋文庫186 秋山紀行・夜職草』(に、鈴木牧之自身が描いたと思われる、山の中に住んでいた木地師の妻の絵が載っていますが、長い髪を結っています。しかし、一般的な「双体道祖神」に彫られている女性は、長い髪を束ねた髪型に彫られていることが多いように思えます。 甲斐や信濃で様々な「双体道祖神」を見てきましたが、どれも実に不思議な石造物です。そして、小生が読んだ民俗学関連の文献などで、こうした男女の像がサイノカミと関連したものであることを記してある江戸時代の史料を紹介しているものはありません。村の入り口付近に建てられているからサイノカミなのでしょうか。しかし、双体道祖神がサイノカミと関連しているということが記されている江戸時代の史料があることも文献に見付けることは出来て」いません。 今朝は、かなり早くから起きだして、気象庁のサイトにあるデータなどと格闘していました。気象庁の天気予報では、伊那市周辺では明日の昼頃までは雨が降るようですが、明後日は晴れる予報になっています。昼頃までには明日の予定を決定して、延期する時には宿をキャンセルしようと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.06 07:36:05
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