|
テーマ:信濃の風景(234)
カテゴリ:キリシタン
【伊那谷の風景】 この写真はここで何回かご紹介したことがありますが、伊那谷は東に南アルプス、西に中央アルプスがあるのですが、東側には南アルプスから流れ出ている三峰川などが流れていて、その手前に1500m前後の山並みが続いています。この山並みの高いところにも村がいくつもあって、ネットで検索して探すと、様々な興味深い習慣が残っていて、そうした習慣の中には、特に気になるものもあります。 最近はそうした習慣の動画がネット上にアップロードされているので、しばし見入ってしまうこともあります。今回の伊那谷行きはそうした村々を訪ねてみようと思っていました。高いところでは、標高1000m近くの村があります。国土地理院のサイトにある地形図で見付けました。 勿論、旧高遠藩領内にある村々です。こうした村々である種の軍事産業が行われていた可能性があると小生はかなり以前から考えてきました。そして、飛弾高山の五箇村でもそれが行われていたことを知って、非常に関心を持っています。それは、日本では硝酸塩を得ることが出来ないので、黒色火薬を作ることが出来ませんが、ある方法を使うと黒色火薬を作ることが出来ます。 16世紀後半には既に、その製法が日本に伝わっていたいたのかもしれませんが、こうした軍事機密に関しては記録がまったく残っていないようですが、場所によっては伝承が残っていたそうです。標高の高いところで冬期間に製造するのですが、会津の標高の高いところでも十分に可能であったであろうと思われますが、会津の史料には当然のこととしてまったく記録がありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.06 11:21:54
コメント(0) | コメントを書く |