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カテゴリ:キリシタン
【会津の風景】 会津にあるとある建物に付けられていた千木(ちぎ)です。神社にある千木とは形が少し異なっています。しかし、形式的には旧高遠藩領内にある守屋神社の拝殿の千木に似ています。小生は様々なことから、高遠からこの村にこうした千木を付ける習慣が伝わったのであろうと考えています。 会津に守屋神社が2社あるのですが、片方の守屋神社の拝殿には同じような千木が付けられています。これなどは間違いなく、高遠から会津に伝わったと考えられます。また、旧高遠藩領内でも比較的高遠城趾に近いところにある神社にも、こうした千木がこれと同じように棟の両端に付けられています。あの千木に出会った時、お静の方にまつわる謎が解けました。 関心のある方は、<千木>で検索してみて下さい。色々な千木の形式を見ることが出来ます。ネット上には、神社建築に関するガイドブックなどに比べると、かなり多数の例が紹介されています。そして、この千木の形式が、神社にある千木とは異なっていることもお判り頂けるかと思います。 もし、伊那谷をお訪ねになられるのでしたら、三峰川沿いの村々と藤沢川沿いの村々を是非お尋ね下さい。ここではご紹介したことのないものに出会えるかと思います。爆弾低気圧が明日・明後日と時間をプレゼントしてくれました。伊那谷の木地師のことをもっともっと詳細に調べてみようと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.06 21:14:06
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