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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の不思議な千木】 これは会津のとある神社なのですが、屋根に不思議な千木が付けられているのに気が付いたのは、しばらく以前のことでした。それで、その場所を国土地理院の地形図で確認して、去年の6月2日に出掛けてきました。そしてその後ですぐに、ここでご紹介しています。この不思議な千木のことをご存じの方は驚かれるかもしれません。会津には今でも残っています。 観音堂に付けられていることが多いとされているようですが、会津の観音堂でラテン十字形の千木が付けられているところがあります。その写真もここでご紹介したことがありましたが、高遠にある守屋神社の屋根にもラテン十字形の千木が付けられていますし、会津に守屋神社が2社あるのですが、その片方にはこの神社と同じ千木が付けられています。 そして、会津の守屋神社はある一帯の、それほど離れていない2つの村に建てられています。そしてその一帯では、明治期にどのようなことが起こったかを考えると、非常に興味深いことが見えてきます。それだけではありません。その一帯には、ここでご紹介したことのあるキリシタンの痕跡がしっかり残っています。ただし、会津ではキリシタンの痕跡がまったく残っていない村を見付けることは至難の業です。 会津でこうしたキリシタンの痕跡をすべて見て回ろうとしたら、数ヶ月はかかるだろうと思います。キリシタンの痕跡がそこら中に残っていますから、車でどのルートを走ったら一番早いかを考えるだけで、かなり時間がかかるだろうと思います。村から墓地が離れているところもありますし、一つの村でも、墓地が何ヶ所にも分かれているところもあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.28 14:04:38
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